投稿日:2019/07/04

パナソニック 電材(冷媒管)

パナソニック 電材(冷媒管)


目次
  1. 1.電材(冷媒管)とは?
  2. 2.電材(冷媒管)のサイズ
  3. 3.電材(冷媒管)の人気の時期

電材(冷媒管)とは?

パナソニックは家電製品などを多く販売している会社ですが、今回は電材(冷媒管)についてです。
冷媒管はペアコイルともおばれています。

ペアコイルはエアコンと室外機をつなぐパイプのような役割をしています。
実際にパナソニックもエアコンを販売していますので得意分野でもあります。
では、ペアコイルの役割ですが熱を室内に送り込むこと(暖房)と熱を室外に放出すること(冷房)になります。
ペアコイルは異なる2本の鋼管があります。大きい径の鋼管は室内から室外に、細い径は室外から室内に空気を送る役割をしています。

少し冷房について説明します。
冷房は外の空気を冷たくして室内に送り込んでいると思われている方もいますが、実は室内の空気を利用して室内を涼しくしています。
室内の空気には熱が多くあります。その熱を室内機は室外機に送り、室外機は熱を外に放出します。熱を放出した空気を室内に送風する事で涼しくなります。


電材(冷媒管)のサイズ

ペアコイルはサイズを呼び径として言うことがあります。例えば2分3分(にぶさんぶ)や3分5分(さんぶごぶ)などです。
では、呼び径の2分や3分はどれくらいの大きさを指しているか知っていますか。
25.4mm(1吋)を8等分にしたサイズが1分になります。※エアコン用になります。
つまり、鋼管外径が3.17mmが1分、6.35mmが2分、9.52mmが3分…になります。
2分3分は6.35mmと9.52mmの鋼管の組み合わせになります。

電材(冷媒管)の人気のサイズ・時期

ペアコイルのサイズで特に2分3分が人気の商材になります。他には2分4分や3分5分などになります。
ルームエアコンでは2分3分・2分4分が多く使われ、3馬力(機種によって異なります。)のエアコンに3分5分が使われることが多いです。

時期では夏に需要が高まる商品になります。理由としてはエアコンの取り換えやエアコンの故障に伴い交換する機会が増える為です。
1年間を通して買取・販売共に変動しにくいです。変動しにくい理由としては鋼管の規格は決まっている為、新商品が出てこないからです。
夏の前後には需要が高まるので買取価格がやや上昇する傾向にもありますが、大きくても10%前後です。
各種メーカー販売価格は前後していますが、買取金額はパナソニック、因幡電工、オーケースカイなどは一定になります。