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ネジ山のお話。
更新日:2021年11月10日
- 本日の
スタッフ
こんにちは!
八王子店竹田です(^^♪
今回はネジ山のお話。
部品と部品を繋げるためにポピュラーな手段として、ネジ、ボルトなどがあります。
ネジで固定しておけばそれを逆に回せば簡単にとることもできます。
これは、容易に取り外しができるというメリットと、取り外ししてほしくない、部分も工具を使えば容易に外せてしまえるというデメリットがあります。
一般的なネジの頭はプラスとマイナスですが、このデメリットから専門工具でないと取れないようなネジが多数生まれました。
今回はその中でも、よく見かけるネジについてみていきたいと思います(∩´∀`)∩
①プラスドライバー・プラスネジ
日本で一番流通していて、およそ90%のネジはプラスネジといわれています。プラスネジが開発される前は、マイナスネジを使用していましたが、マイナスネジは締め付け、取外しの際に、ネジが舐めることがよくあり、その問題点を改善するために作られました。
②マイナスドライバー・マイナスネジ
最も古い歴史を持ち、最も単純な形状のネジです。前述、プラスネジが開発された後も、単純な形状がゆえに、ネジ山に詰まったゴミの排出が容易なため、目詰まりを起こしやすい環境にある部分のネジに使われます。
③ポジドライブドライバー・ポジドライブネジ
プラスネジに似ていますが、45度ずれた小さな溝がついています。締め付けの際、ドライバーとネジ山の摩擦面がプラスネジより大きいため、より大きなトルク(締め付け力)に対応できます。逆に、プラスドライバーで取外しが可能ですが、なめやすいので、おすすめしません。日本では、高級家具などに見られます。
④スクエアドライバー・スクエアネジ
実はプラスネジより歴史が古く、正方形の形をしています。ヘックスより、角がはっきりしている為、なめづらいです。カナダ発祥であり、カナダでは木ネジの約85%はこのネジです。その為か、日本でも木造建築の接合金物によく用いられます。
⑤ヘックスドライバー・ヘックスネジ
六角形(ヘキサゴン)が語源。車・バイクの部品、工具の部品としてもよく用いられます。比較的大きな力のかかる部位に使われることが多いです。
⑥トルクスドライバー・トルクスネジ
ヘックスドライバーの辺を削ったような、六芒星のような形が特徴です。ヘックスドライバー同様、車・バイクの部品、工具の部品としてもよく用いられ、マッキントッシュのパソコンは昔からトルクスネジで組まれているそうです。また、いじり止めと呼ばれる突起がネジの中央についていることもあります。締め付け力を表すトルク(英語: torque)の複数形か何かにも思えますが、英語ではtorxと書き、別物です。
まだまだネジには色々な種類があります。
ネジにはそのネジにあったドライバーを使いましょう(*^-^*)
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