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日本にスギが多スギる。
更新日:2025年3月24日
- 本日の
スタッフ

こんにちは(*^^*)
八王子店店長竹田ですm(_ _)m
本日は朝から鼻がムズムズ、目がムズムズ・・・そう花粉症ですm(_ _)m
今や花粉症の人は日本人の半分と言われています。
そもそもなんで日本に杉が大量に生えているのでしょうか?
杉は成長が早くまっすぐ育つため、木造住宅の構造材料として優秀です。
その為、長年日本は、伐採と植林を繰り返して来ました。
しかし、1970年頃になると外国産のより安い木材が輸入され始め、このサイクルが衰退、放置された杉はどんどん成長し増えていきました。
今では品種改良で花粉の飛びにくい杉も誕生していますが、昔からある花粉を出す杉が居座っているので、花粉症の国民は増加し続けています。
「それでは杉を伐採しまくればいいのでは?」
と思うかもしれません。
それにも問題がありまして…
「日本で一番おにぎりの食べ方が下手」でお馴染みの石破首相の前任、「増税メガネ」こと岸田前首相は2023年にこんな事を言っています。
「杉の人工林を10年で2割ほど伐採し、跡地に無花粉、少花粉のスギ苗やスギ以外の植え替えを進め、30年後に花粉発生量を半減させる。」
増税メガネさんにしてはまともな事を言っている様に見えるのですが、これが絶対無理なお話なのです。
日本の杉の人工林面積は約444万ヘクタール、
その2割は約90万ヘクタールで、1年辺り9万ヘクタールの伐採が必要です。
では、今、年間でどれだけの杉が伐採されているかというと、5万ヘクタール程度であり、倍近い伐採が必要という事になります。
林業は危険も伴う為、近年では人員も減少傾向ですので、伐採のスピードを上げるのは無理なのです。
話を少し戻しますが、日本で育った杉を伐採するのと、外国で育った木材を船で運んで来るのと、前者の方が高く付くのは何故でしょう?
国内にある木を切り出すのと、外国の木を切り出して船で運ぶのと、何故国内の木の方が高くなるのでしょうか?
それは日本の作業員の工賃がそもそも高いという点と、杉の生息地にあります。
杉を大量に切り出そうとすると、かなりの面積の林が必要ですが、日本の場合、「大きな林=山」なので、山から運び出すのコスト分、費用が高くなるのです。
なので、杉を大量に伐採する事は多大なコストがかかり、そのために今日まで放置されているかということです。
花粉症は日本に住むならしょうがない事ですね(ノД`)シクシク
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