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竹田の部屋

    シャワートイレにおけるLIXILの歴史と伝統とは

    更新日:2022年4月28日

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    シャワートイレにおけるLIXILの歴史と伝統とは

     

    住宅設備品メーカーとしてのリクシルの歴史

     

    リクシル(LIXIL)というと、頻繁に名前を聞くようになったのが最近のことなので、比較的社歴も新しいのではないか…と考える人も多いかもしれません。
    しかし、リクシルは事業自体は100年前後の歴史を持ち、信頼性も確かなものがあります。

     

    株式会社LIXILの法人自体は、2011年に国内の建材・設備機器メーカー、トステム、INAX 、新日軽、サンウエーブ工業、東洋エクステリアの5社が統合して誕生しました。
    法人としては新しいのですがそれぞれの企業の歴史は深く、1920年代にはトステムとINAX、1930年にはサンウェーブ工業の前身となる企業体ができ、トイレなどの衛生陶器やタイルなど、住宅設備品の開発・販売に力を入れてきた歴史があります。

     

    戦後も母体となる各社はキッチンのシンク(サンウェーブ)や浴槽(INAX)、プッシュプル水栓などの販売を手掛け、それぞれの得意分野で存在感を発揮していきます。
    トステム株式会社と株式会社INAXが経営統合したのを皮切りに最終的に2011年に現在のLIXILとして1つにまとまった形となります。
    その後はアメリカのアメリカンスタンダード ブランズを子会社化したり、グローエを子会社化したりなどスケールメリットを生かした展開を進めて現在に至ります。

     

    リクシルにおけるシャワートイレ発展の歴史

     

    「シャワートイレってウォシュレットのことじゃないの? 何が違うの?」
    といった声も聞こえてきそうですね(笑)。
    まず「シャワートイレ」というあまり聞きなれない(?)単語について整理しておく必要があります。
    結論から言うと両者は全く同じものなので心配ありません(笑)!
    特許登録の際使用している名称がTOTOは「ウォシュレット」、リクシルは「シャワートイレ」といった具合で、正式な名称は「温水洗浄便座」ということです。(ここではもちろん「シャワートイレ」で統一します)

     

    リクシルが初めてシャワートイレを手掛けたのは1967年のことで、前身となるINAXが「サニタリイナ61」を発売したのがスタートとされています。
    これは「温水洗浄」と「乾燥」の2機能を実現したモデルで、当時こうしたものは医療用のものが輸入されていたくらいで、一般家庭で使用するという発想はあまりなかった時代でした。

     

    1976年に同社はシートタイプの「サニタリーナF1」を発売します。
    これは従来のような便器との一体型ではなく、現在のように便器の上に取り付けるだけで使用できるタイプの先駆けで、一般家庭での導入の敷居を一気に下げるものでした。
    その後1980年代~90年代にかけて温水洗浄便座にも高機能化の波がきます。
    同社でも80年代に、女性向けビデ洗浄専用の「レディスノズル」を搭載した「シャワートイレ500シリーズ」、そして脱臭機能を搭載した「シャワートイレDⅡ」をハイモデルとして発売。
    90年代には「フルオート便座」で自動開閉するタイプである「シャワートイレJ」、自動的に便器洗浄をしてくれる「アメージュM」を次々と世に送り出すなど、現在ではスタンダードな機能となっている仕様をこの時期、次々と確立していきます。

     

    21世紀にはいると2002年には、現在最大の特色の1つである「プラズマクラスター」機能による除菌効果が期待できる脱臭トイレ「アメージュG」をリリース。
    その後2011年の経営統合後も、「鉢内除菌」「スマートフォン操作」「エアシールド脱臭」「泡クッション」など、より高度な清潔さへのこだわりを実現する「SATISシリーズ」を発売し、シャワートイレを進化させ続けています!

     

    リクシル製シャワートイレの特徴・強みとは

     

    リクシル製シャワートイレの特色

     

    リクシルは現在では住宅設備品では最大級のメーカーで、資金力や信用力もありウォシュレットでも大きなシェア・技術を持っています。
    このためリクシルのシャワートイレは他社の温水洗浄便座と比較しても、総合的に完成度の高いモデルが多いです。

     

    他社にはない特色としてはエアコンなどでもよく聞く用語である「プラズマクラスター」を放出してくれることで、これは便器本体の除菌や脱臭だけではなく、トイレの部屋全体への除菌効果も期待できるというものです。
    (現在は「ルームリフレ」や「鉢内除菌」という機能にも使用され多くの機種に搭載されています)

     

    また同社の「100年クリーン」と謳う表面素材である「アクアセラミック」は、通常に流し続けているだけでいつまでも新品のような輝きを保ちやすい新素材です。
    昔の便器によく合った黒ずみや・くすみの原因になる水アカ汚れを防止するので、手をかけなくてもきれいな見た目が長続きするというわけですね。

     

    他にもリクシルのシャワートイレには機種によって

    〇鉢内除菌…プラズマクラスターを利用して便器内を除菌し、清潔に保つ
    〇エアシールド脱臭…匂いを吸い込むだけでなく封じ込める気流を作り匂い漏れを防ぐ

    といった機能が搭載されており、「汚れ」「匂い」をより高度にカットすることが可能です。

     

    リクシル製シャワートイレの集大成、サティス(SATIS)シリーズ

     

    そんなリクシルで最も有名なシリーズの一つがハイモデルである「サティス(SATIS)」です。
    最大の特色は何といってもタンクレスなのですっきりしたデザインで、トイレ全体が片付いた印象になることです。

     

    細かい形状で2つのモデルがあり、

     

    〇サティスG…丸みを帯びている
    〇サティスS…シャープな形状のデザイン

     

    があります。機能の違いはそれほどないのですがGシリーズには泡クッションの機能があり、尿などの飛沫が飛び散らないよう加工されており男性でも安心です。

     

    シリーズ共通としては「SATIS」の語源が英語で「満足」を示すSatisfyということもあり、

     

    〇「お掃除リフトアップ」(ふき取る死角がなく、汚れが落ちやすい形状)
    〇「エアシールド脱臭」(前述)
    〇「ルームリフレ」(設定で自動的に部屋にプラズマクラスターイオンを放出し、除菌してくれる)

     

    といった機能が一通りついています。

     

    まさにリクシルのシャワートイレ技術のすべてを詰め込んだハイモデルでお勧めです。
    特にトイレの便器だけでなくその部屋全体の清潔感を重視したり、トイレ独特のにおいをできるだけなくしない場合はリクシルのトイレが向いているのではないでしょうか。

     

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