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竹田の部屋

    中古電動自転車の選び方と注意点について

    投稿日:2022年5月16日

    本日の
    スタッフ
    財部

     

    最近はショッピングセンターや駅の駐輪場でも、かなり多くの電動アシスト自転車が停められているのを目にするようになりました。
    電動アシストタイプの自転車はクロスバイクやロードバイクなどのスポーツタイプも含めて、これからどんどん普及が進んでくると思われ、「うちも電動タイプを購入しようかな?」と検討している方も多いかもしれません。

     

    ただ電動アシストタイプは便利な反面、価格面ではどうしても高くなってしまいます。
    特に「初めて電動タイプを検討している」人にとっては、価格が一番のハードルになってしまっているのではないでしょうか。

     

    そのため「初めて購入して乗る場合はいきなり高価格なものに手を出さず、まずはリユース(中古)から」という考え方もあり、私としてもそれをお勧めします。
    ただ中古の場合コスパは良いものの新品と比べて「購入前に注意・考慮する点が多め」であると言えるので、今回は初めての方向けに「中古で電動アシストタイプの自転車を買う際のポイント」をお伝えしたいと思います。

     

    中古電動自転車を選ぶポイント

     

    目的別に見た電動自転車の選び方

     

    一口に電動タイプの自転車と言っても、目的別にいろいろあるのはご存じでしょうか。
    細かい分類はありますがざっくり言うと、
    A.電動アシスト自転車
    B.電動アシスト型クロスバイク(AとCの中間タイプ)
    C.電動アシスト型ロードバイク
    の3つに大別されます。

     

    上記の中で一番多いのは「普段使い」「街乗り」のAタイプの自転車で、通勤通学・ショッピングなどに使用され、パワーや耐久性はそれほどでもないのですがカバンなどの搭載性に優れています。
    その一方でBやCなど遠距離でのサイクリングや自転車レース用に向いた、アシスト機能が高く長距離走行に向いているスポーツタイプもあります。

     

    これらの違いについてはまた別記事で詳しくお伝えしますが、ネット上で探す場合などは「クロスバイク」「ロードバイク」という言葉を使いますので押さえておきたいものです。

     

    何を重視するかで、買い物をする場所を判断したい

     

    中古電動自転車を購入する場合、買い物をする場所は大きく分けて、

     

    ●実店舗(自転車屋さん)で実物を見せてもらい購入を決定する
    ●ネットショップやモールなどで中古自転車の情報を見て購入し、送ってもらう

     

    という2つの方法があり、これにはそれぞれ一長一短があります。

    実店舗であれば…
    ◎実際に実物を見て、触れられるのでイメージ違いなどのトラブルは避けやすい。
    ×その店に「在庫」としてある物しか見られない。一度に多数の検討ができない。

     

    ネットショップ・モールであれば
    ◎多くの電動自転車が集まるので、(多少流通量の少ないモデルでも)複数の中から比較検討しやすい。
    ×写真などに頼るので情報が限られ、直接見て確認できない。

     

    もし、上記のAタイプ(普段使いのカジュアルな電動自転車)を買いたいのであれば、流通している台数がとても多いため、街の自転車屋さんなどでも色々見ることができる可能性が高く、また専門店であれば幅広い選択肢から見ていくことができます。
    逆にBやCなどスポーツ要素の高い電動アシスト自転車(e-bikeとも呼ばれます)はそれほど流通量が多くないため、(専門店以外の)実店舗では中古はあっても1-2台ということが多く、中々選べません。
    この場合はどちらかというと、専門店まで足を運ぶかネット上でほしい機種を絞っていった方が良さそうですね!

     

    「お得感」を、どこで判断していくのか?

     

    中古の電動自転車を選ぶ際、1台1台の「お得感」は、最終的にどこで判断していくべきなのでしょうか?
    電動自転車に限りませんが一つの指標となるのは
    ○「定価(新品の実質購入価格)」と比べて何割程度の価格まで下がっているのか
    ○それと比較して、どの程度「使用感」が強いのか

    というバランスだと思います。

     

    これから買おうとする中古自転車について「何年前に出ていて、新品の販売価格はいくらなのか?」というのは、調べればすぐ分かることが多いのでぜひ知っておきたいものです。
    一般に中古自転車の場合、新品の販売価格の約2割~6割程度の価格になっていることがほとんどです。

     

    できるなら「同じ品番」の中古品と比較して、状態の割に良い値段が付いているかいないか、体感でも良いので比較する癖や努力をすると「相対的にお得かどうか」に何となく判断しやすくなります。
    ↓以下に、どのような部分を比べてお得感を判断していくのか挙げてみます。

     

    中古電動自転車を選ぶ際の注意点とは

     

    駆動・オペレーション部分の劣化に注意

     

    まず、前の持ち主さんの手入れ次第で(目立たないものの)差が付きやすい部分が、「チェーン」「ギア」「モーター」といった駆動に関わる部分です。
    日頃の手入れとしては、ボディ部分などの乾拭きはしやすいのですが、チェーンの汚れを取ったり、定期的に潤滑油を入れて空回しをしたり…など「少し面倒なメンテナンス」で大きな違いが出てくる部分ですね。

     

    チェーン部分が汚れているのはかなり良くないですが、きれいであっても空回しして違和感・硬さ・異音といったものがある場合は要注意で、場合によっては短時間で大きなトラブルになる場合があります。
    またケースとしては少数ですがモーターまで劣化してしまっているものもあります。

     

    電動自転車を「購入前に」自分の手で確認できるかどうかはケースバイケースですが、例えば実店舗で検討する場合は可能であれば試乗したりいじらせてもらったりなどして、確認できるのがベストですね!

     

    バッテリーの消耗度を正確に把握したい

     

    最も分かりやすく「使い込まれて劣化しているかどうか」が分かるのが、バッテリーです。
    たとえば「エコモードであれば1充電当たり、50km走行可能!」といったスペックがありますが、これはあくまでも新品時のもの。
    充電池は充電を繰り返していくと、もちろん1充電当たりの「持ち」は低下していきます。
    比較的劣化しないリチウムイオンバッテリーを使用していたとしても、一般に「500-600回の使用(充電)で、バッテリーパワー(持ち時間)は半減する」というのが目安となっています。

     

    バッテリーが劣化して新たに買い替える場合メーカーによりますが大体2万円弱~4万円ちょっと迄の価格帯になるので馬鹿になりません。
    「今、どのくらいバッテリーの持ち時間が減っているのか」中古自転車について把握することが大事です。

     

    実はこの「バッテリーの劣化状態」についてはヤマハ、ブリヂストン、パナソニックなど大手であれば「バッテリーのボタンを長押しする」などの操作で大体はわかるようにできています。

     

    ○実容量が新品時の何割程度あるのか または、
    ○充電を何回繰り返しているのか

    およその目安が分かるようになっているので確認したいところです。
    ※ネットショップなどでも、その情報を記載しておよその消耗を教えてくれる所も多いです。
    個人売買の場合は問い合わせれば操作し、教えてくれるかもしれません。
    ともかく「その後どのくらい使えるのか」というコスパを意識するうえで最重要な情報と言えます!

     

    バッテリー以外に消耗が出やすいところとは

     

    中古電動自転車の、最大の目安にできるのは上記の「バッテリーの状態」です。

     

    しかし、それ以外にも判断材料にしたい消耗部分があります。
    ざっと列挙していくと、

     

    ○ブレーキ…消耗してくると利きが悪くなったり、キーキーと異音がする。
    ○タイヤ…自動車同様、すり減ると溝部分が利かなくなりスリップしやすくなる。
    ○チェーン…汚れやさびなどが原因で違和感・異音が発生し、最悪の場合固着する。
    ○ギア…チェーン経由で劣化してしまうことも多く、切り替え時にスムーズにいかなくなる。
    ○モーター…ケースとしては多くないものの、アシスト力自体が低下する。

    といった部分です。

     

    このうちチェーンやギアについては上記でお伝えしましたし、モーターの劣化についてはそれほど現場では見ないのですが、ブレーキやタイヤといった部分は「電動」でなくても自転車の基礎となる大事な部分です。
    特に電動自転車の場合、自重自体も重くまた高速で長距離を走ることも多いので、こうした「目に見えるすり減り」については(とくに実店舗以外でのリモート取引の場合)写真や質問などで丁寧に確認することをお勧めします。

     

    価格「以外」の部分で、参考にしたいこと

     

    中古の電動自転車を購入するにあたって、ここまで「お得かどうかを判断する」ポイントを中心にお伝えしてきました。
    しかしそれ以外にも、以下のようなことに注意すべきです。

     

    ○適応身長は大丈夫か?
    調べればスペックのページにほぼ必ず「165cm以上」など、適応身長が記載されているので確認しておきましょう。最近はサイズ別に発売されている電動自転車も多いので、買おうとしているサイズで大丈夫か見ておきたいですね。

     

    ○防犯登録は前の人のものが抹消されているか?
    特に個人間取引で多いトラブルなのですが、前の人の防犯登録が残っていると最悪、盗難の疑いをかけられてしまうこともあります。確認しておきましょう。

     

    ○バッテリーなどのパーツが入手可能か?
    特にバッテリーについて、中古電動自転車の場合近い将来に新調しなければならないケースもあります。
    アマゾンなど通販も含めて、互換性のあるバッテリーがまだ入手可能かどうかは見ておきたいですね。
    また実店舗購入をする場合は、お店の人に故障した場合パーツの対応などがどの程度可能か聞いておくのもお勧めです。

     

    ○保証の期間や内容は安心できるレベルか
    メルカリやヤフオクなどの個人間取引ではなく、実店舗やネットショップなどから購入する強みがここにあるのですが、例えば「3か月保証」といったように期限付きで保証をしてくれるケースは多いです。

     

    具体的な保証内容(例えば修理をする場合無料など)
    保証期間
    の2つについては必ず確認しておきましょう。
    電動自転車は中古品でも数万円単位の買い物になりますし、割高感はあります。
    しかしこうした保証も踏まえて、納得できる値段かどうかで最終判断することをお勧めします。

     

    中古の電動アシスト自転車の場合、上手な選択をすれば素晴らしくコスパの良い買い物ができます!
    このページでお伝えしてきたポイントなどが、少しでも参考になれば幸いです。

     

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