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Panasonicのエアコンの特徴と歴史
更新日:2022年5月12日
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目次
エアコンにおけるパナソニックの歴史と伝統とは
電機メーカーとしてのパナソニックの歴史
パナソニックは、知る人ぞ知る日本の電機メーカーの老舗です。
2008年にパナソニックに商号変更するまでは「松下電器産業株式会社」という名前でしたが、経営者としても有名な松下幸之助氏が1918年に創業したのが始まりで、100年以上の歴史を持っています。
戦後の家電普及期に業績を伸ばした同社はロゴとして国内向けをナショナル(National)、海外向け製品をパナソニック(Panasonic)で使い分けていましたが、のちにPanasonicに統一しそれが社名にもなっています。
現在ではエアコンや洗濯機などのいわゆる「白物家電」を中心として、照明用品や電池などカー用品分野まで手広く扱う総合電機メーカーとなっていて、国内の電機業界では日立・ソニーに次いで第3位の売上高を誇るメーカーとなっています。
パナソニックにおけるエアコン発展の歴史
パナソニックが初めてエアコンに参入するきっかけとなったのは、戦後の1957年にホームクーラー事業を開始したことでしょう。「人々の生活を豊かにする」という創業者の想いから、高度成長期憧れの的になっていた冷房装置を開発します。
そして飛躍のきっかけとなったのは1973年、現在のスタンダードでもある「下吹き出し」式の冷暖房エアコンを業界で初めて発表したことです!
当時のエアコンでは暖房用のヒーターがエアコン内に常備されていましたが、同社は省エネ・安全の両面からヒーターレスに挑戦し、現在でもよく知られる形のエアコンを作り出したという訳です。
その後も1988年には電気集塵形式を活用した「空気清浄機能」搭載のエアコン「エオリア」の発売で注目を集め、人感センサーを搭載したり冷媒に業界初のオゾン層に優しいR410Aを採用するなど、エアコンのトレンドを引っ張る存在であり続けました。
21世紀に入っても最先端のエアコンを発表し続け、2004年には世界初と言える「フィルターお掃除ロボット」搭載の機種もリリース。「掃除の手間を減らす」というコンセプトで誕生したユニークなタイプのエアコンです。
その後環境や清潔感に対する意識が高まり、そのニーズに応えるようにパナソニックのエアコンは進化をし続けます。
2008年にはエアコンに「ナノイー」を搭載し、エアコン本体だけでなく部屋の空気環境も清潔にしていくことを目指していきます。
環境面ではセンサーで感知したデータをもとに自動で電気の無駄を省いてくれる「エコナビ」(2009年)や、今まで捨てられていた廃熱を再利用する独自の「エネチャージ」(2010年)でノンストップ暖房を可能にするなど、今でもよく耳にするおなじみの機能を次々と搭載していきます。
パナソニックの最新機種では世界初である人の感情までも感知する「温冷感センサー」搭載のものまで出ていて、今でもエアコン技術の最先端を引っ張り続けている企業と言えそうです!
パナソニック製エアコンの特徴・強みとは
パナソニック製エアコンの特色
パナソニック自体は電機の大手総合メーカーですが、エアコンでも3本の指に入るほど知名度があります。
製品も全体として完成度が高くデザインはオーソドックスなタイプが多いものの、耐久性・静音性・そして性能などについて高い評価を得ていると言えます。
他社との違いにフォーカスしてその特色を一つ言うのであれば「空気清浄機能(除菌機能)にこだわりがある」という点で、優れた除菌機能を求める人はパナソニック製を検討する人が多いようです。
具体的についている仕様としては3つあります。
〇空気清浄機能…
ほこりなどを吸い取ってきれいにするほか、機種によりフィルター掃除ロボットが屋外排出するなど掃除の手間も省いてくれます。
〇ナノイーX
ナノイーXは、水から生成されるイオンで、別名「清潔イオン」とも言われます。
含まれているOHラジカルが有害物質に含まれる水素を抜き取り、変質させて作用を抑制してくれるという効用があり、これを大量に空中放出して空中殺菌させる機能を有しています。
これによりカビや花粉、PM2.5、ウイルスやアレルギー物質などの働きが抑制可能なので安心して過ごすことができます。
〇内部クリーン機能
これはエアコン内部にイオンを充満させて菌やカビを防ぐ機能になります。
パナソニックのエアコンについてはもちろん全機種ではないのですが、上記のような他社にはないお掃除機能・空気清浄機能が搭載されている機種が多く、特に空気の質を気にする人にとって同社は有力な選択肢と言えるでしょう!
パナソニック製エアコンの集大成、エオリアシリーズ
パナソニックのエアコンの機種は多彩ですが、ハイモデルを代表するシリーズとしては「Eolia(エオリア)シリーズ」がよく知られています。
従来からの音感センサーに加えて、人間が感じる暑い寒いという感覚まで見分ける「温冷感センサー」を搭載しており、室内の一人一人、個別に快適な温度調整を実現しています。
また2017年モデルでは温度の異なる2つの温風を作る「ダブル温度気流」機能が搭載され、個別に快適な温度が届けやすくなっています。
同シリーズは省エネにも配慮されており、活用されずにいた熱エネルギーを逆に冷房に有効活用できるなどの独自システムを採用、電力消費量を従来品より10%低減させています。
さらに最新の2021年モデルではカビなどを殺菌してくれる「ナノイーX」機能がますます強化されました。
OHラジカルの量が従来の「ナノイー」と比較して100倍になっており「史上最速で空気の有害物質を抑制」することが可能になっています。
そして空気中・また機内ともに従来では対応できない汚れやカビなどにも対応できるようになってきました。
また冷房時に天井経由の送風で身体に直接当てないようにする仕様も人気があり、上位モデルでは冬場の「霜取り中」でも暖房が停止しないなど、痒い所に手が届く仕様が追加されています。
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