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ページ竹田の部屋
左市弘にうっとりするだけのブログ。
更新日:2022年3月27日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^-^)/
八王子店店長竹田ですm(_ _)m
本日ご紹介致します商品はこちらΣ(・ω・ノ)ノ
左市弘 叩き鑿 40mm 18mm
左市弘は以前にもこちらのブログにも出てきました(^-^)/
希少!左市弘の商品!① | 工具の買取&高額で売るならツールオフ (tool-off.com)
希少!左市弘の商品!② | 工具の買取&高額で売るならツールオフ (tool-off.com)
希少!左市弘の商品!③ | 工具の買取&高額で売るならツールオフ (tool-off.com)
希少!左市弘の商品!④ | 工具の買取&高額で売るならツールオフ (tool-off.com)
私はツールオフ6年くらい勤務していますが、未だに左市弘が査定で来ると緊張しますね(^_^;)
左市弘の鏡文字ですね(^^)d
左市弘の銘は評判がよすぎたため、本人より先に「左市弘」を商標登録されてしまったため、この鑿と区別するために、鏡文字で「左市弘」を自分の銘としたのが、鏡文字になっている理由です。
ということは、この鏡文字の左市弘は本物ということです(^^)b
実はこの鑿は査定に入ってきたときは、もっと錆び付いていて、刃も欠けていました(´・ω・`; )
そのまま売るのは勿体ないということで、元大工さんの知り合いに研ぎ直してもらいました\(^_^)/
うんうん(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)
左市弘はこうでなくてゎ( ・∇・)
刃は表よりも寧ろ裏の方が重要だったりします。
日本の鑿は基本的に、鑿の裏には裏スキという凹みがあります。
ちなみに西洋の鑿には裏スキがなく、ベタっと平面になっています。
裏スキがないと、刃を研ぐ面積が増え、何倍も時間がかかるため、仕事にならないからです。
なので、この裏スキを平面にする様な研ぎ型は絶対にしてはいけません(´・ω・`)
この裏スキがあることと、日本刀など刃物を鍛練する高い技術がにより、日本の鑿が進化していきました(*・ω・)
逆に裏スキがあることにより、刃が木材に垂直に入りにくいという事が起こります。
刃の幅が大きいものは2枚裏、3枚裏と裏スキが複数に区切る事で、この現象を防いでいるものもあります。
商品の戻ります。
この裏スキ、ほとんど残っているので、まだほとんど研がれていないことが分かります。
とても綺麗ですね(´ω`)
ちなみに裏スキは、現代ではグラインダで削って凹みを作りますが、左市弘だけは手で削りへこませています。
これは、グラインダによる摩擦熱が、刃に悪影響を与えるのを避けるためです。
手作業なので、グラインダを使うのに比べ、非常に時間がかかります。
このため、平成18年に閉業するまでに生産された鑿が非常に少なく、価格が高騰している要因です。
これだけいい商品なので、いくらで売るか悩みますね…(-_-;)
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