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コラム
ページ竹田の部屋
11年。
更新日:2022年3月8日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^_^)/
八王子店店長竹田ですm(_ _)m
2022年3月11日で東日本大震災から11年ですね。
皆さんは11年前何をしていましたか?
ちなみに私はギリギリ学生で、地震の時は大学のキャンパス内にいまして、当時の建築学科の友人と、免震装置付きの校舎に急いで駆けつけ、余震で免震装置が作動しているのを見て歓声を上げた思い出があります。
不謹慎でしたが、11年経ったので許してください(^-^;
免震構造とは建物をあえて地面と切り離し、免震装置の上に建物を建てた構造です(^^)b
一般的な建物は大地震が起きると、建物全体が変形し、柱や梁、壁などにダメージが残ります。
一方、免震構造の建物は、建物の下にある免震装置が変形をするため、建物全体が変形しにくく、ダメージ軽減できます。
一般的な免震装置は積層ゴムとエネルギー吸収機構からなります。
積層ゴムとは、薄いゴムと薄い金属板を重ね合わせた物で、建物を水平方向に揺れやすくします。
積層ゴムだけでは建物が揺れっぱなしになってしまうので、エネルギー吸収機構によって建物の運動エネルギーを熱エネルギーに変換させます。
エネルギー吸収機構の代表例は鉛ダンパーです。
既存の建物にも、建物をジャッキアップし免震装置を設置することさえ出来れば免震構造にすることが出来るので、歴史的に価値の高い建物を免震構造にすることがあります。
ル・コルビジェ設計の国立西洋美術館はその代表例です(^^)b
11年前余震の最中の免震構造の建物は、私が地面と一緒に揺れているのに、建物はほぼ動かないという不思議な光景でしたΣ(・ω・ノ)ノ
時が経つのは早い…(´-ω-`)
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