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初夏なので階段話
更新日:2021年11月10日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^_^)/
八王子店店長竹田です(*゚∀゚)ゞ
初夏ということで、怪談話をひとつ。
とある男が、階段を上ろうとしている。
階段の上には、謎の男が居てこう言う。
「俺に服従するなら階段を下れ。俺に歯向かうなら階段を上れ。」
とある男は、謎の男に立ち向かうため、階段を上った。
しかし、次の瞬間、彼はなぜか最初にいた位置から下がっていたのだ。
何度階段を駆け上がっても、元の位置から上ることが出来ない。
謎の男が言う。
「そうかポルナレフ。階段を降りたな。このDIOの仲間になりたいというわけだな。」
…怪談話ではなく、階段話でした(-_-;)
一言に階段と言っても、いろんな階段があります。
まっすぐな階段を「直階段」と言います。
設計士はこの階段をあまり好き好んで取り付けません。
何故かというと、階段は落ちたときの事を考え、上で足を踏み外したとき、最下段まで転がり落ちる危険性があるので、直階段は基本的に避けます。
どうしても直階段を設置したいときには、中間に踊場を設けて、出来るだけ落ちたときの人体へのダメージを減らします。
踊場で180°折れた階段を「折返し階段」と言います。
180°折れていれば、足を滑らせても上から下まで落ちるということは、考えにくいです。
特に、足を踏み外し易い折返しに段がないので、安全な階段と言えます。
しかしながら、日本の住宅のように、狭小な建物では、折返しの部分でも段を設けた「回し階段」にする事が多いです。
階段は、家づくりの中で大工さんが最も苦労する部分でしたが、今では既製品をはめるというのが一般的です。
階段の部分にも細かく名前があります。
一般的に足を乗せるのは「踏面」、
その材を「踏板」、
その踏板を面で支えるのが「側桁」、
ギザギザに加工して踏板を支えるのが「ささら」と言います。
「側板」のみで構成された階段は「側板階段」、
「ささら」のみで構成された階段は「ささら階段」と言います。
細かいですが、階段には必ず「蹴込」というのがあります。
踏面は必ず出っ張っていて、その下のスペースが蹴込です。
実はこの蹴込というスペースがないと、階段が目の錯覚で上りづらくなるため、基本的にほとんどの階段には蹴込が付いています。
階段一つとっても、語れることはいろいろあります(・ω・)ノ
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