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コラム
ページ竹田の部屋
玄関ドアのおはなし。
更新日:2021年11月10日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^_^)/
八王子店の竹田です(^_^)
今回も映画「みんなのいえ」からこんなお話。
作中こんなセリフがあります。
田中邦衛「俺は内開きの玄関の家なんて作んねぇぞ!そんな家見たこたぁねぇ!」
田中邦衛はこの作品中で昔気質の大工の役ですが、日本の家屋玄関は基本的に外開きなんです。
しかし、欧米の玄関はむしろ内開きが多く、この玄関の外開・内開き問題はお国柄によってまちまちです。
それでは、双方の利点を見ていきましょう。
まずは欧米でよく目にする内開きドア。
ドアを外開きにすると、構造上蝶番が外になってしまうため、防犯上蝶番が内になる内開きが多く見られます。
また、来客を出迎える際に内開きの方がスムーズに対応が出来るというメリットがあります。
続いて外開きドア。
日本のように狭小の敷地に家を建てる場合、ドアが開けられる度に戸板が家の中に入ってくる内開きは現実的ではありません。
また、玄関で靴を脱ぐ文化のある日本では、玄関に靴を並べるスペースも確保しなければなりませんので、日本で内開きドアをするとやたら玄関の大きくなり、かなり違和感が出ます。
こういった理由から今日まで「欧米は内開き、日本は外開き」というのが、玄関扉の定説となっています。
最後に引き戸をご紹介します。
引き戸というのは、簡単に説明すると「サザエさんちの玄関」です。
引き戸、得に両引き戸は、開口部が大きいため、大きなものを搬入に有利です。
開き戸と違い開けた戸板は収納されるため、邪魔になりません。
ただし、必ず戸板や建具に隙間が出来るため断熱性が悪い、隙間からピッキング等されやすいため、防犯上にも不利なため、現在での施工例は少なくなってきています。
これから家を建てる人は、玄関の特性を知り選定する必要がありますね( ゚Д゚)
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