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竹田の部屋

    「竹田の部屋」100回目は映画のはなし。

    更新日:2021年11月10日

    本日の
    スタッフ
    竹田

    こんにちは(^_^)/

     

     

    八王子店店長竹田ですm(_ _)m

     

     

    今回は何とブログ100回目という事で、私の好き放題やってしまおうと思っています!

     

     

    (…いつも好き放題やっていますが)

     

     

    今回ご紹介するのは何と映画!

     

     

    三谷幸喜監督・脚本 みんなのいえ 東宝

     

    2001年の映画ですm(_ _)m

     

    三谷幸喜と言えば、私の好きなドラマシリーズトップ5には入ってくる「古畑任三郎」でお馴染みですね(^_^)/

     

    本編は、主人公のデザイナー唐沢寿明がココリコ田中夫婦から新居の設計を頼まれ、順風満帆に家造りがスターとするが、奥さんの父親で昔気質の大工である田中邦衛が手伝うことになり、西洋建築を良しとする唐沢寿明と、日本の伝統建築を愛する田中邦衛のドタバタを描く、家造りコメディです。

     

     

    このお話の肝は、唐沢寿明と田中邦衛が和解するところです\(^-^)/

     

    唐沢寿明がお客さんから頼まれていた高級アンティーク家具を車で搬送中事故に遭う。

     

    自身は無事だったものの、家具の一部が破損。修復不可能かに思え、自暴自棄になる唐沢だったが、大工の田中邦衛が直そうと試みる。

    そこで田中邦衛が放ったセリフが痺れます!

     

    唐「同じ様に出来ますか?」

    邦「同じようにしなきゃ駄目か?」

    唐「…出来れば」

    邦「…そいつは難しいな…」

     

    田中邦衛がニヤリ。

     

    邦「こんな雑な仕事したことねぇや」

     

    高級アンティーク家具のつくりを見て、一瞬で自身の腕の方が勝っていると確信して口にした一言。これぞ職人です。

     

     

     

     

     

     

     

    …おっと、これでは映画のレビューブログになってしまいますね(-_-;)

     

    物語最後の方にこんな件があります。

     

    邦「奈良の東大寺に南大門ってでっかい門があるんだ。そこの梁になぁ、ずっと後になってなぁ、墨壷が置いてあるのが見つかったんだよ。おれら大工はみんなこう思ってんだよ。わざと置いてったんだよ。分かるか?俺が作ったって証だよ。」

     

    大工がこんな大事な道具を忘れるわけがないので、そうかもしれませんね(´ω`)

     

     

    墨壷というのは、長い直線を書くときに使う道具で、物語中はこんな墨壷を天井裏に置いていきます。

     

     

    現代の墨壷はこんな形をしていますが、原理は同じ。

     

     

     

    南大門に墨壷を残した大工さんも、墨壷が未来にも存在している事を予見していたのでしょうかねぇ(´ω`)?

     

     

    糸を墨汁で浸した綿で墨を付けて、

     

     

    一方を針で固定し引っ張って、

     

     

    さらに糸をつまんで伸ばして弾くと一瞬で直線が引けます\(^-^)/

     

    竹田は元施工管理者なので、梱包の段ボールなどは墨壷を使って、墨出しする事があります。

     

    「みんなのいえ」は三谷幸喜作品としては賛否両論あるみたいですが、田中邦衛の演技が最高にカッコいい作品で、私の大好きな映画です(∩´∀`)∩

     

    何故か一瞬だけ、明石家さんま、香取慎吾、松重豊、ココリコ遠藤など豪華キャストが登場します(^O^)

     

    ステイホーム中に見ていただきたい一本です(^_^)/

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