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DIYちょっと使えるかもしれない構造力学(断面編)
更新日:2021年11月10日
- 本日の
スタッフ
今回はDIYに使える(かどうかは分かりませんが・・・。)構造力学のお話。
構造力学というと、難しそうですが、触りだけ紹介します(・ω・)ノ
断面が長方形の木材の真ん中に
物を載せます。
縦長に材を入れるのと、
横長に材を入れるのでは、どちらが「たわみ」が大きいですか?
「・・・おいおい!
それくらい、経験則でわかる!縦長に入れた方がいいに決まってるだろ!!」
・・・と言われてしまいそうですね(;・∀・)
・・・それでは、
「どれくらい「たわみ」が違いますか?」
と聞かれると、だいぶ難しい問題になります(*_*)
断面の形状を分かりやすく1:2の断面にしましょう。
図のような木材に重さPの力を加えたときのたわみδは、
σ:たわみ
P:力
L:材の長さ
E:材のヤング係数
I:断面二次モーメント
ここで、L、Eはここでは定数ですので、分からないのはI:断面二次モーメントです。
・・・は!?断面二次モーメント!?
ここで、断面二次モーメントの説明をし始めると、ブログが3つくらいにまたがっても説明しきれませんので(汗)、結論だけ出しますと、
B:材の横幅
D:材の縦幅
です。
今回、断面の比は1:2としましたので、
つまり、
ということは、同じ重さを載せたとき、Bの断面はAの断面より4倍たわむということになります!
経験則では分かっていても、計算した事は無いのではないのでしょうか( *´艸`)?
建物の梁の断面が、必ず縦長なのはこんな理由があります(∩´∀`)∩!
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