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竹田の部屋

分電盤の種類と選び方について

投稿日:2022年10月10日

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以前のコラム「分電盤ってどんなもの?」でもお伝えしましたが、最近では家を新築したり、引っ越しで新入居する際に「自分で分電盤を選ぶ」人が徐々に増えてきています。
また時代とともに家庭で使用する電気製品は増え続けているので、古いタイプの分電盤では対応しきれずに交換する人もかなりいます。
今回は新しく分電盤を購入、取り付けする際にどのような切り口で選んでいけばいいのかについてお伝えしていきます!

 

分電盤の種類について

 

実は分電盤には「こういう種類がある!」という1つだけの切り口は存在しません。
ただ機能や形状、容量などにより色々な分け方や選択肢もあるので、それを順にご紹介していきます。

 

取り付け形状による分け方

 

まず分電盤の「形」で見ていくと、大きく3つに分かれます。

 

〇露出型…
壁にそのまま取り付けるタイプで、分電盤の分「でっぱりが出る」タイプです。
見た目的に目立ってしまいますが、どこにでも取り付けやすいというメリットがあります。

 

〇半埋め込み型…
壁に作ったへこみの部分を利用し分電盤を設置していくので「でっぱり」が少ないのが特色です。
見た目もすっきりして支障も少ない反面取り付けコストがかかったり、事前にそういうスペースが作れない場合があります。

 

〇兼用型…
どちらとしても取り付けできるタイプの分電盤です。

 

環境による違い

 

実は取り付ける家の「電気仕様」が特殊な2つの場合、それに合わせた分電盤である必要があります。

 

〇オール電化タイプ住宅の場合
ガスを使用しない「オール電化」住宅の場合は、それ用の分電盤を使用する必要があります。
特に「エコキュート」や「IHクッキングヒーター」を使用している場合、専用のブレーカーを組み込んだこのタイプが必須となります。

 

〇太陽光発電システムを採用している場合

太陽光発電設備を備えている場合も、普通の住宅用分電盤では対応できません。 太陽光発電である「パワーコンディショナー」と接続できる特殊な対応分電盤が必要となるので、まずその中で選んでいくことになります。

 

搭載機能の種類による違い

 

どの程度の機能を持つかという「グレード」により2つに大別されます。

 

〇スタンダード規格搭載…
ヒューズやブレーカーなど、電気の使い過ぎ(ショート)が生じるとその部分を落とすことで全体を保護する機能(短絡保護機能)を持ったものです。

 

〇高機能規格搭載…
上記のスタンダード機能に加え、
〇「過電流警報機能」(電気の使い過ぎ時に音声や警報で前もって知らせてくれる)
〇一定以上の地震発生時などに警報を発し、その後主幹漏電遮断器を遮断してくれるので火災の防止に役立つ。
などの機能が組み込まれたものです。

 

容量の違い

 

住宅合計で「何A(アンペア)」まで対応できるか、ということで重要な選択肢でもあります。
一般住宅用の規格としては一応30,40,50,60,75,そして100Aまで用意されていますが、ほとんどの家庭では30~50A程度のものを使用しているようです。
どの程度の電気を使うのかで決まっていきます。

 

回路数の違い

 

端的に言うと照明などを入れた「コンセントの数」のことです。
専門用語では「分岐回路数」と呼ばれており、この数が多いほど当然上の「アンペア数」も多く必要になってきます。
一口に回路と言ってもエアコン・電子レンジ・食洗器・洗濯機・IHヒーター・電気温水器など負荷の高い電気製品に用いられる「専用負荷回路」と、電灯や通常のコンセントなどに回す「標準負荷回路」の2種類があり、その合計が「回路数」ということになるわけです。
(通常はその回路の分だけブレーカーがあります)

 

分電盤を選んでいく手順とは

 

まずはアンペア数と回路数を決めたい

 

分電盤の交換・新設の時にまず確かめておきたいこととしては、
「どの程度の電気を使用するのか」ということです。

 

まず部屋ごとの照明も含めたコンセント数を考慮し、「標準負荷回路」がどのくらい必要か割り出しましょう。
この場合、必ずしも「回路数=コンセント数」という訳ではなく、いくつかのコンセントで1つの回路を構成することになります。
※一般家庭では多くても1部屋で1回線程度のことが多いですが、キッチンなどでも使用するので大体6-8回線程度が多いです。

 

次に「特に電力消費の多い家電」をカウントして必要な「専用負荷分岐数」を算出します。
エアコンは1台に1つ、他にオーブンやレンジ・食洗器・洗濯機・ウォシュレット・こたつなども必要になってきます。
一般的な家庭ではそうしたことから「専用回路」は10-16程度が多いようです。

 

この「標準負荷分岐」+「専用負荷分岐」=「合計の回路数」ということになります。
そしてその「合計回路数」が、次の「A(アンペア)」を割り出すときの目安となってきます。

 

回路数が多いほど当然高いアンペアが必要なのですが、一般的な家庭では回路数が
「14個程度までなら30A」
「20個程度までなら40A」
「24個程度までなら50A」
「30個程度までなら60A」
「それ以上なら75A」
というのが目安のようです。
ただ最近はPCなど電力消費の大きい家電もあり「多めに電力を消費する」という場合はこれより1段階上げたアンペア数が推奨されます。(14個までなら40A、など)

 

設置場所と方法により機種を検討する

 

「回路とアンペア数」が決まったら、次は形状・タイプです。
分電盤を設置する場所によって「露出タイプ」「半埋め込みタイプ」のどちらかを選ぶことになります。
(「兼用タイプ」であればどちらにでも使用できます)
また「蓋が付いているタイプ」「完全にスイッチが見えるタイプ」もあるのでそれも判断材料となります。

この時点でだいぶ機種の方が絞れてくるので、各メーカーから選択肢を絞っていく形になると思います。

 

どこまでの機能を付けるのか

 

あとは分電盤に「どこまでの機能を持たせるか」ということで機種や費用が決まっていきます。
単に使い過ぎの時ブレーカーが落ちるという「標準機能」だけでいいのか、

 

〇ブレーカーが落ちる前に警告してくれる機能を付けるか
〇地震などが起きた際に一定時間で自動停止し二次災害を防ぐ機能を付けるか
〇ブレーカーが落ちた際に真っ暗にならないよう「保安灯」を付けるようにする
〇消費電力を測定し、電気使用の目安をわかりやすくする機能を付けるかどうか

 

などなど、個別の機種ごとの特色を見て最終的に決めると良いと思います。

 

分電盤の交換・設置に必要な費用はもちろん「本体費用」だけではありません。
本体価格は2万円~5万円程度なのですが、それ以外に作業費用・古いものを処分するのであればその費用・出張費用などが関係してくるので、少なく見積もっても5万円、多い場合は10万円近い費用が掛かる場合もあります。
見積もりにあたってはそこまで計算に入れて、「いくらの分電盤まで購入できるか」判断していきましょう。

 

分電盤の寿命は約13年と言われていますが、実際にはもっと長く使っている人が多いと思います。
「買い物」としても分電盤は数年に一度あるか無いか…というものでもあり、「どう選んだらいいか」分かりづらい製品です。

 

今回の記事が分電盤選びについて、少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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