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竹田の部屋

    重機の買い取り相場について

    投稿日:2022年6月13日

    本日の
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    財部

     

     

    中古のフォークリフトやホイルローダー、油圧ショベルなど重機を手放すときは、もちろん少しでも高く買い取ってほしいと誰もが望むはずです。
    また中古重機を買う時も、できるだけ安く買いたいと希望するのは当然で多くの人が色々比較検討しています。

     

    ただやはり低下という基準がある新品と違い、中古の場合常にだれもが納得いく基準で値付けされているわけではありません。
    買う時、そして売る時も「え?こんなに安いの(高いの)?」とギャップを感じる人が多いのも、また中古です。
    常に納得のいく数を比較して、「この値段なら理にかなっている」と思えるわけでもないからです。
    今回は大量の中古重機を扱っている視点を取り入れる形で、「全体的に重機の買い取り相場はどのくらいと言えるのか?」といったことをご紹介していきます。

     

    購入時の何割くらいで買い取ってもらえるのか?

     

    未使用の重機は定価のどのくらいで取引されているのか

     

    まずめったに出回らないのですが「訳あり」で未使用、または新品同様の重機が出回る場合があります。
    もちろん新品と全く同じ評価はできないのですが、本当に「まったく使用していない」場合は新品(実質)価格の約6~8割で取引されることが多いです。
    他ジャンルのものよりは若干高めで取引される印象を受けますが、これは「価格自体がかなり高い」「長期間使用される」物だからかもしれませんね。

     

    またこれも少ないのですが「数回程度しか使用していない」ものについても半額程度で取引することが多いので、「使用歴の浅い」ものについてはかなり高めの相場ということができます。

     

    中古重機の買い取り相場はアワーメーターが基準

    ある程度使用された「純然たる中古」重機の場合はどうでしょうか。
    購入者、そして売却時の「査定者」が真っ先に確認し判断基準にしているのは何といっても「アワーメーター」と言えます。
    アワーメーターごとにどの程度の価格が付くことが多いか?ということを言うとざっくり以下のとおりです↓

     

    アワーメーター1000時間以内のもの
    アワーメーター以外の要素(使用感や不具合などの有無)で大きく左右されるのですが、状態が良い場合は購入価格の3割か、それ以上で取引される場合もあります。

     

    アワーメーター3000時間以内のもの
    アワーメーターの時間が進んでくると、「この数字ならこのくらいの買取価格になる」といった予想が徐々に難しくはなってきます。
    状態の「個体差」がかなり大きくなってくるため「一概には言えない」となってしまうからです。
    それでもざっくり言うのであれば、アワーメーターが3000時間前後までの中古重機については、購入価格の2割以上で取引される例が多いですね。
    ただこれはあくまでも「出回っている価格」なので、業者さんに買い取りをしてもらう価格とイコールという訳ではありません。

     

    アワーメーターが4000時間を越えるもの
    大型重機についてはアワーメーターが浅いものはあまり出回っておらず、4000時間以上のものが多く出回っている印象です。
    このタイプは同じ重機でも、大型と小型で評価が分かれやすいところです。
    大型重機であれば4000時間ちょっとというのはそれほど古い部類には入らないので、やはり購入価格の2割前後を維持できているケースもかなりあります。
    逆に比較的小型の場合、1-2割程度の取引価格になってしまうケースもかなり多いです。

     

    アワーメーターについては特に大型重機はかなり古いものも多く、中には1万時間前後使用されたものも出回っています。
    ただこうしたものは国内ではなく海外に輸出され、販売されるケースも多いので極端に古いものは国内流通から姿を消す傾向にあります。

     

    また流通している台数で言うと、アワーメーターの若い重機というのは大小にかかわらずコスパが良い(安く入手できる割に、その後長く使える)ので「すぐに売れてしまう」傾向がかなり強いです。
    出回っているものだけを見ると古めのものが多いように感じるのはそうした理由もあります。

     

    アワーメーター以外の要素が、古いほど重視されやすい

    一般に古くなるほど「アワーメーターだけで取引価格が決まらず、他の要素によって大きな差が付きやすい」ものです。
    手入れやメンテナンス、そして現場や保管場所の環境によって大きな差が開くからです。
    特に査定者の視点で見ていくと接地部分やアタッチメントの消耗度、またパワーライン(動力部)の状態によって左右される比率が大きくなってきます。

     

    比較的、買い取り相場が高い重機とは?

    上位メーカー・定番機種は売る時にも有利

    中古重機を『買い取ってもらう側』から見て、買取金額自体が上がりやすい重機はどんなものがあるのでしょうか?
    もちろん「元の価格が高い」「状態が良い」ということも大事なのですが、そもそも購入時にトップメーカーの、比較的出回っている機種を購入しているとそれだけでアドバンテージがあると言えます。

     

    たとえば油圧ショベルならコマツ、ショベルカーなら日立建機、フォークリフトであれば三菱、ミニバックホーであればクボタなど、それぞれの分野で圧倒的な強みを持つメーカーが存在します。
    そうしたメーカーの、それも看板商品だった機種であればそれだけでも購入側はお得感がありますし、中古への信頼度も高く評価されているからです。

     

    大型のものは買い取り率面でも有利になることがある

     

    またもう一つ言えることは、一部機種(特にユンボ、ブルドーザー、フォークリフト、クレーンなど)は「大型のものほど値段の割に、中古としての相対評価が高いことがある」ということですね。

     

    例えばフォークリフトの場合、状態にもよりますが0.9t以下のものは10-20万円程度で買い取りされる例が多いのですが、6tクラスのものは200万円を超える例があります。
    「購入時の価格が10倍だから、買取価格の評価も10倍くらい」という訳ではなく、大型のものはそれ以上の評価をしてもらえる場合もあるということです。
    逆にホイールローダーなどはバケットサイズが比較的小さく、古いものでも100万円前後の値段が付く場合も多く小型でも比較的評価されやすい部類に入ります。

     

    売却時期も買取価格を左右することがある

     

    重機は農機などと違い、比較的年間を通してコンスタントに動きます。
    ※国内だけでなく海外の需要もあるからです。
    しかし、そんな重機でも国内需要が高まって評価が上がりやすいシーズンというのもあります。
    ズバリ、それは「春と秋」です。

     

    春については比較的大型重機が動くことが多く、理由としては国の予算(年間どれだけの工事をするのか)が決まることから購入の意思決定をする時期と言えそうです。
    ※同時に春は会社の決算期にあたることが多く、売りに出す会社もあるようなので一概にすべてプラスとは言えませんが、チャンスとは言えそうです。特に年式が若く、すぐに売れてしまうものをリサーチするのであればこの時期は集中した方が良いかもしれません。

     

    また秋については年末に工事の需要が高まることが多く、「急ぎで探している」人が増えることも相場が上がりやすい理由と言われています。
    これも需要と供給があるので一概には言えませんが、10月~11月にかけて買い取ってもらうのが有利かもしれません。

     

    重機と言っても一概に「あれが高い、これが高い」ということは言えず、また個別に高いものを取り上げてもきりがないので、今回は買い取り相場の「傾向」についてお伝えしました。
    少しでも参考になれば幸いです!

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