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ウォシュレットの人気メーカーと機種まとめ代表機種ご紹介
更新日:2022年4月21日
- 本日の
スタッフ
仕事で海外に行く機会が多いので自分自身実感していることなのですが、日本は世界一「トイレにウォシュレットが普及している」国の一つだと言われています。
最近では中国などの人たちが日本に来て何を買いたがるか…ということが話題になっていますが、そのうちの一つの代表格が「ウォシュレット」なのです。
そうしたこともあり日本で製造されるウォシュレットの技術は年々高まり、かなり細かい機能を備え多様化するニーズに応えられる機種がどんどん登場しています。
エアコンなどと同様昔は「洗えればよかった」のですが、最近ではメーカーごとにコスパや機能性・メンテナンス性など特色を出しているので「何を重視して選ぶのか」がより重要になっています。
今回は、未経験の型でも大まかに各メーカーの特色を理解し、選ぶ際の参考になるようお伝えしていきたいと思います。
ウォシュレットの人気3大メーカーとその特色
ウォシュレットの場合、エアコンなどと違いある程度代表メーカーの数が絞られていますが、特に存在感のあるメーカーは以下の3つに絞られると言っていいでしょう。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは有名総合電機メーカーの中では、ウォシュレット分野でもっとも存在感を持ち、成功しているのではないでしょうか。
その特色・共通点としては「泡コート」が挙げられます。
これは汚れが付いた後に落とす、という発想ではなく
「予め噴出しておいた泡で便器をカバーし、汚れが付くことを予防する」
という発想によるものです。
多くの機種に搭載されているこの機能で、パナソニックのウォシュレットについては「汚れにくい」という特徴があります。
それに加え多くの機種では「すき間レス」という仕様で、汚れやすいウォシュレットの隙間を失くすことで、やはり汚れをつきにくくするよう「予防」しています。
そんなパナソニックを代表する機種として代表的なものを挙げるのであれば以下の3つでしょう。
※機能については、共通のものにプラスした特徴部分を記載しています。
●新Mシリーズ…
センサーにより、使用時のみ便座・水を温めたりするので省エネルギーに優れた仕様となっています。
●新Sシリーズ…
座り心地を重視した形状を採用していることに加え、ノズルの洗浄パターンが多彩なので快適さに優れています。
●L150シリーズ
上位モデルである「アウラーノ」です。
デザインやリモコンなど選択の幅が広いこともありますが「ナノイーX」を放出し付着したものだけでなく空中の雑菌などにも除菌効果を発揮する優れものです。
リクシル(LIXIL)
リクシルは住宅設備品では存在感のあるメーカーで、ウォシュレットでも大きなシェアを持っています。
特色としてはエアコンなどでもよく聞く用語である「プラズマクラスター」を放出してくれることで、便器本体の除菌や脱臭だけではなく、トイレの部屋全体への除菌効果も期待できるというものです。
そんなリクシルで最も有名なシリーズはハイモデルである「New Passo」ではないでしょうか。
このシリーズの特色としては何といっても「フルオート便器洗浄」機能が付いていることで、つらいトイレ掃除の負担を大きく軽減してくれるのはうれしいですね!
こちらは気流を発生させてくれて便器の脱臭・除菌を進めてくれたり、銀イオンのパワーでノズル洗浄をしてくれたり、前述のプラズマクラスター放出も含めて便器のみならず広い部分で清潔感を保ってくれる…という優れものです。
TOTO(トートー)
TOTOは総合電機メーカーというほどではないのですが、トイレの分野では非常に高い知名度を持ち、ウォシュレットでも最もメジャーなメーカーの一つで、技術的にも高いです。
TOTOウォシュレットの強みはいくつもあるのですが、
〇きれい除菌水で匂い・便器・ともに対策をしてくれること
〇クリーン樹脂を採用しているのでウォシュレット自体が汚れをはじきやすい
〇自動電力セーブをするのでコスパ対策にもなる
といったものが主に挙げられます。
代表シリーズはいくつもあるのですが高機能な定番は2つです。
●「ネオレストX」シリーズ…
同社のラインナップでは「ハイモデル」と言える存在で、デザイン性に優れインテリアとしても人気があります。
オート開閉や着座センサーによる自動洗浄などで高齢者の方などにも負担を軽くしてくれる仕様がうれしいですね。
また停電時でもある程度は洗浄してくれるよう設計されているので何かあったときにも安心です。
多くの高機能が付いた「痒い所に手が届く」シリーズと言えます。
●「レストパル」シリーズ…
レストパルは上位のレストパルFも共通して掃除などの手入れがしやすい…というのが最大の特色です。
またキャビネット付きで収納力が高いのでトイレ内がスッキリしたスペースになるのもうれしいです。
洗浄方法の多彩さや着座センサーなど多彩な機能もしっかり詰め込まれています。
TOTOについては上記のハイモデル2シリーズ以外にも、10万円前後で入手できるスタンダードモデルとして「S型」が存在します。
いずれも共通機能として本体のワンタッチ着脱やノズル掃除機能、やわらか洗浄やビデ洗浄、オートパワー脱臭や着座センサーなどオーソドックスな機能をしっかり搭載しているので大きなシェアを誇っていると言えます!
ウォシュレットを選ぶ時に役立つ考え方
使い勝手と基本構造をまず決めてしまうと楽
ウォシュレットもエアコンなどと同様、近年は多様化するニーズに応えるため細かい機能が搭載され、情報量が大変多いです。
迷わずに決めていくため第一に決定すると効率的なのが、
「便器との一体型か、取り付け型か」
「リモコンの位置は袖リモコン(本体右側についている)か、壁リモコンか」
という2つのポイントになります。
どちらであっても多くのメーカーで基本的に用意されているのですが、いずれにせよこの部分を決めた上で「メーカーや特徴」など、上積みする機能や仕様など「枝葉」の部分の選択に入っていった方が迷わずに済むはずです。
プラスアルファで何にこだわるのか
ウォシュレットを選ぶ際「何を重視するのか」に応じて付いている機能を選んでいくのですが、方向性を大きく3つ考えられると思います。
●「経済性(コスパ)」重視で考えていく場合
ウォシュレットは本体もかなり高いのですが、選んだ機種によってその後の水道代・電気代(特に電気代)が、大きく変わってくるのをご存じでしょうか?
特に洗浄用の水を温めておくのにどのような仕組みを採用しているかでその後のコスパも左右されてきます。
ウォシュレットには大きく分けて
貯湯式…ウォシュレット内に貯湯タンクがありそこからお湯を使う
瞬間式…温水ヒーターで使用のたび・瞬間的に温めてお湯を作る
という2つの方式があります。
購入後のランニングコストを重視しているのであれば、電気代としては後者の「瞬間式」がお得です。
(大体年間2000円程度と言われています)
ただ瞬間式の場合壁リモコンにする必要があり、比較的ハイモデルでの採用になるので本体価格は高めのことが多いです。その兼ね合いで考えていくことになりそうですね!
他にも細かくコスパを左右する仕様はあるので、それについては個別に確かめてほしいのですが一番大きいのはここだと思います。
●「清潔感」重視で考えていく場合
掃除の負担軽減や、そもそも清潔感を保っていくことが大切な場合はそのための様々な機能が存在します。
上記で一部お伝えしましたが、
「プラズマクラスター除菌」
「ナノイーX除菌」
「きれい除菌水」
など、除菌系の効果をうたった仕様搭載のものがお勧めですし、それに加えて汚れにくさを重視した構造・素材を採用したものであれば掃除の負担も軽減されます。
●「身体的負担の軽さ」重視で考えていく場合
使用者が高齢者の方だったり、また将来的なことを考えて身体的負担をかけないようにしたい…という場合は、
「便器のオート開閉機能」が付いているものがお勧めです。
腰をかがめてふたを開閉する手間が省けるというのは、人によって大きな負担軽減になりますよね。
それに加えて「温風乾燥機能」が付いているものを選べば、お尻を拭く手間が大幅に軽減されるのでこれも助かります。
他にも細かい仕様は存在しますが、大きくこの2つを搭載した機種を最初に探していくのが最も効率がいいはずです。
いかがでしたか?
用を足すというのは人によっては大変な作業に感じる人もいるかと思えば、どうしてもこういう汚れだけは気になる、許せない…という人も多いです。
ウォシュレットは決して安い買い物ではないのですが、人によって「ここは譲れない」「これがうれしい!」というこだわりが意外と強い分野でもあります。
今回の記事については要点をまとめている関係上情報は限られますが、少しでも自分に合ったウォシュレット選びの参考になれば幸いです。
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