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玄翁ってなんだ(;´・ω・)?
更新日:2022年3月3日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^-^)/
八王子店店長竹田ですm(_ _)m
本日ご紹介致します商品はこちら(^-^)/
幸三郎 玄翁
正行 玄翁
玄翁というのは金槌の中でも打面の両方が平らになっているものをいい、主に釘を打ったり鑿を叩いたりする道具です。
一般的な玄翁は打面が、一方は完全な平面、もう一方は僅かに凸面になっています。
これは釘の打ちはじめは、釘の頭の平らに打てるよう平面の方で打ち、
釘の頭が木材に近くなったら、木材を打たずに釘のみを打てるように凸面で打ちます。
この事から凸面側を「木殺し面」と呼びます。
「玄翁」の他に「玄能」と書く場合もあります。
玄翁という呼び名ですが、栃木県の那須湯本温泉にある溶岩、殺生石を玄翁和尚(げんのうおしょう)が割っていったことからこの名が付いたと言われています。
鑿や鉋と同じく新潟県三条市に玄翁鍛冶職人がいますが、刃物と違い、機械工業用に近い粘りのある鋼を使い作ります。
玄翁鍛冶の中でも最も有名なのは「幸三郎」です。
長谷川幸三郎さんが新潟県三条市で広めた「幸三郎」は叩くという単純な道具を、形態や機能はもちろんのこと、全体の形、寸法、柄穴の位置、すべてが微妙なバランスで芸術品の域まで昇華しました。
その長谷川幸三郎さんの元で修行した馬場正行さんの広めたのが「正行(まさつら)」です。
このレベルの玄翁鍛冶になると、鍛練中は一度も採寸しなくとも大きさを合わせる事が出来るそうです。
また、相田浩樹さんの「浩樹」なども長谷川幸三郎さんの元で修行した玄翁鍛冶になります。
単純なようで奥が深いのが玄翁です(^^)d
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