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エアコンを高額で売るためのコツとは?
更新日:2022年1月13日
- 本日の
スタッフ
毎年これからの季節(年が明けて2-3月ごろ)になると、ツールオフでもエアコン買取の相談が増えてきます。
春はやはり引っ越しをする人が多く、「せっかく買って設置したエアコンを置いて行ってしまうのはもったいない」ということで「エアコン買取」について相談される方が激増しています。
エアコンは買う際にも決して安くはありませんし、10万円を超える費用を払って設置までした人も少なくありません。
しかし実際売る段になると必ずしもそれに見合った金額で売れるわけではありません。
実際には↓
〇値段を付けることができたので、通常の買い取りになる。
〇値段はつけられなかったが、なんとか無料で撤去してもらえる。
〇値段はつけられず、また撤去についても希望する場合は費用を請求されてしまう。
の3つのうちどれかになり、「買取」として成立するためにはある程度の条件を満たす必要が出てきます。
今回は「少しでもエアコンに良い値段をつけて売るためには?」という視点からお伝えしていきます。
エアコンの買い取り価格を決める4大要素とは
エアコンの年式(新しさ)が、一番の要素
高く売れるエアコンの最大の共通点は、何といっても「新しいこと」に尽きます!
一応エアコンの耐用年数は10年前後と言われていますが、実際に値段がついて確実に買い取り可能な目安としては「製造から5年以内」という基準が広く使われているようです。
※もちろん、エアコンの状態や需要(人気度など)によっても左右されます。
エアコンの年式については設置されているエアコンの側面や下部に表示されていることが多いのですぐにわかりますが、ものによっては10年前後経過したものでも買い取りしてくれる場合もあります。
ただいずれにしても古くなったエアコンは再販する際にもメンテナンスにコストがかかり、中古としてその後使用できる期間も不安を抱えていることから歓迎はされず、想像以上にどんどん安くなってしまう傾向はあるようです。
パワー(何畳用か)が大きいほど高くなる
「新しさ」の次にエアコンの買い取り金額を左右しやすい2番目の要素は「容量」(=どのくらいの広さの部屋を担当できるかというパワー)になります。
個室などで使われているエアコンは大体10畳以下用なので安めで、買取が成立する場合も高くて3-4万円程度にとどまります。
その一方リビングなどで使用される「20畳以上」に対応したものはその3倍程度になることがあります。
経験上買取が成立する場合の目安としては「新品販売価格の1-4割の範囲」ということが多く、やはり元の値段が高い「大パワー・大型」のエアコンについては、それに応じて評価額も高くなる傾向にあります。
エアコンのメーカー(シリーズ)が人気なら高い
もう一つ細かいところですが、思わぬ高値で売れるか左右するものとして「メーカーやシリーズとして需要が高いかどうか」が挙げられます。
たとえば高く売れやすいメーカーとしては「国内の伝統的な有名メーカー」が挙げられるでしょう。
〇東芝(TOSHIBA)
〇シャープ(SHARP)
〇パナソニック(Panasonic)
〇三菱電機
などの有名な総合電機メーカーであれば言うことなしですが、それに加えてエアコン分野で知名度が上がってきた
〇ダイキン
についても高く売れる部類に入ってきています。
こうした「売れやすいかどうか」ということを考慮すると、エアコンを購入する際にはあまり知名度の無いオリジナルメーカー(ブランド)は避けた方が良いのかもしれませんね。
また特色ある機能背搭載したエアコンも需要があります。たとえば、
〇パナソニックの「エコナビ」…人感センサーとAIで無駄な消費を抑える
〇ダイキンの「うるるとさらら」…湿度の制御が可能なモデル
〇シャープの「プラズマクラスター」…ウイルスやカビなどの除菌機能があり、派生型も多い
などは、人気もあり自信を持って流通させやすいことから、買取価格も高くなりやすいと言えますね!
特殊な「におい」がついていませんか?
もう一つ、エアコンを査定する際に必ずチェックされるのが「におい」です。
ここでいう特殊なにおいとはずばり2つ、「タバコ」と「ペット」になります。
ただペットと言っても犬猫の匂いが高所にあるエアコンにしみついてしまうのはよほどの状態で、そうそう多くはありません。
多くの場合問題になるのは「部屋でタバコを吸っていた」という場合です。
最近は飲食店でも完全禁煙の所が増えてきたのですが、昔ながらの古いお店ではまだ「禁煙なんだけど、なんとなくたばこ臭いな…」と感じるお店もありますよね。
これは、家具だけではなくエアコンにヤニが付着してしまい、それがずっと残っているのも原因の一つとされています。
このようにタバコのにおいは長期にわたってエアコンに付着してしまうこともあるので、たとえ新しいエアコンであってもタバコのにおいが染みついているだけで「買取できません」と、買取そのものを断られてしまうケースさえあるほどです。
買取をしている立場から言うとエアコンに付着したタバコのヤニ(匂い)は、特殊洗浄により一応分解は可能です。
しかしそれには大きなコストや時間もかかり元が取れなくなってしまうことが多く、それで値段が付きづらくなってしまう訳です。
少しでもエアコンを高く買ってもらうためにできること
事前にクリーニングをするのが望ましい
エアコンの価格を左右する「4大要素」を、上記でお伝えしてきました。
その中には年式やパワー、それに匂いなど、個人としてはどうにもならない面もあるのですが、やはりエアコンも他のアイテム同様「使用感」「汚れ」は少ない方が印象的に高く評価されますし、汚れっぱなしではその逆になってしまいます。
エアコンなら多くの場合、設置場所に「出張査定」してもらうことになると思いますが、来てもらう前にできる限り自分できれいにできるところはしておきたいものです。
〇外側の汚れは、目立つものがあれば落とす
エアコンの「新しさ」は年式を見ればわかりますが、「古い割にきれい」「新しい割に汚れている」といった視覚的な印象は大切です。
他の設備品などと同様外見は大切なので、汚れがあるようであれば拭き取ってクリーニングしておきましょう。
特に吹き出し口部分の隙間などは埃がたまりやすいので、そこまできれいにできればベストです。
〇フィルターはできるだけ入念に掃除する
埃がたまりやすいフィルターは、できる限りきれいにしておきましょう。
手順としては掃除機でほこりを吸い取り、その後水洗いなどできれいに流しておくと匂いも含めてフィルターはきれいになります。
ただその後乾くのに時間がかかりますから、フィルターの掃除・洗浄は可能なら前日のうちにやっておきたいですね。
乾いたらエアコンに取り付けなおしておきます。
〇エアコン内部の掃除
フィルターを取り外すと見えてくるエアコン内部についても、できる限りきれいにしておきましょう。
市販のエアコン掃除用スプレーなどを使用すれば内部のカビやチリ、においなどある程度個人でもきれいにできます。
掃除機やブラシなどで目に見える汚れで取り除ける部分を取り除いたうえで、スプレーで掃除をしていくのがベストです。
この際スプレー液がエアコンから垂れて床に落ちる場合もあるので事前に対策しておきましょう。
取り外し費用が掛からない業者が望ましい
査定に来てもらう業者さんを選び、出張に来てもらうアポイントを取っていくのですが、その際一つ確認しておきたいことに「取り外しを無料でしてくれるか?」ということがあります。
どういうことかというと、エアコン自体はそれなりの価格が査定をしてくれても「取り外し手数料」の名目でコストがかかってしまい、結局相殺されて安くなってしまった…というケースがままあります。
もちろん会社ごとに「取り外し料」が有料か無料かは決まっていますし、「取り外しに費用が掛かる会社が悪い会社」ということでもなんでもありません。
しかし事前に「取り外し手数料込みで、実質もらえる金額はいくらか?」ということを考える方がベターなので、事前確認をするのがお勧めです。
また「取り外しに手数料がかかるのであれば、自分で外してしまおう」と考えてご自身で取り外してしまう方がまれにいますが、正直お勧めできません。
エアコンを査定するにあたっては「きちんと動くか、違和感や異音、異臭などはないか」実際に動かして確認する作業は必須ですし、外してしまってはそもそも「査定ができない」ということになります。
取り外しについては手順がメーカーなどによって異なり、一般の人が無理に行うと故障や事故・破損などにつながる場合もあります。 あくまで取り外しはプロに任せましょう。
売る季節も重要
「どうすれば高くなるのか?」ということを短期的に見ていくと、「いつ売るのか」といった季節要素がかなり影響します。
「エアコンを高価買取してもらいやすい季節」ということで見ていくと、大きく2つの考え方があります。
〇モデルチェンジする時期の「前」がベスト
全部ではありませんがエアコンの多くは、毎年秋口(9月)に新モデルが発売されるなどの「モデルチェンジ」がおこります。
それにより新しいエアコンもいわゆる「型落ち」ということになり評価額を下げてしまうため、できるならその前に売ってしまいたいところです。
これはどちらかというと「エアコンを高く売る」というよりは「安くならないように売る」ためのテクニックかもしれませんが、秋にエアコンを査定してもらうならタイミングを前後にずらした方が良いかもしれませんね。
〇暑くなる前、寒くなる前のタイミング
年間を通じた電気代の増減を見つめてみると分かりますが、夏と冬はやたらと高くなっている(笑)…という人は多いのではないでしょうか。
いうまでもなく暑い時期、寒い時期はエアコンをよく使いますし、エアコンは需要が高まります。
逆に「熱くも寒くもない」春や秋などの季節はエアコンの出番もほとんどなく、需要も少なくなります。
中古エアコンの価値(査定価格)は需要と供給のバランスで決まっていくので、こうした「冬・夏」の前あたりで売るのがベストで、特に「夏前から夏にかけて」は需要が高くお勧めと言えます。
エアコンを「いつ売るのか?」ということについては、所有者が最もコントロールしやすいことと言えるので、ぜひ意識してみてください!
いかがでしたか?
そもそもかなり古くなってしまったエアコンは厳しいなど、エアコン買取については「自分でコントロールできない条件」部分も正直大きいです。
しかしクリーニングや売る時期など、売り主の取り組みで左右できる部分も大いにあります。
もしエアコンを前向きに売ることを検討されているようでしたら、査定も含めてお気軽にご相談ください!
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