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和歌山県の
産業と工具事情について
人口約101.9万人の和歌山県は、日本列島で最も大きな島で、本州の南に位置しています。和歌山市は、県北部にあり大阪から電車や車で約1時間の場所にあります。
和歌山市街地の中央に建っている和歌山城は、紀州徳川家の居城として建てられましたが、第二次世界大戦で焼失後再建。
明治24年には、大阪鉄道により大寺から高田間が開業。更に、明治29年には南和鉄道により高田から現在の吉野口駅まで開業となり、交通、物流が活発となりました。高速自動車道も発達し、和歌山から京都や大阪などへの交通が便利に。
昭和43年には、南紀白浜空港が開港され、多くの観光客が訪れ発展していきました。
梅の産地としても有名な和歌山県には、世界遺産に登録されている高野山、熊野三山、熊野古道など名所が多くあります。寺社仏閣が多いため、伝統的な工法による建築が得意な業者が多いのが特徴。
紀の川の豊富な水量と、海の幸に恵まれた環境により、古くから人が集まり栄えてきました。梅、ミカンなどの果物の栽培が盛んな地域でもあり、農機具の品揃えが豊富な工具店が多くあります。
また、沿岸部では漁業だけでなく製鉄、石油精製といった重化学工業の会社もあります。最近では、和歌山には、日本で一番多くのパンダに出会えるアドベンチャーワールドが人気スポットとして注目されています。