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人類に最も大きな環境被害を与えた発明家のはなし
更新日:2026年9月12日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(*^^*)
八王子店竹田ですm(__)m
本日はこんなお話m(__)m
ガソリンを扱う商品に、度々こんな表示がありますm(__)m
無鉛ガソリン(´・ω・`)?
無鉛があるなら有鉛ガソリンもあるのかな(´・ω・`)?
結論から言いますと、「有鉛ガソリンは存在するが今は使われていない」ですm(__)m
そしてこの話には「人類に最も大きな環境被害を与えた発明家の一人」であるトーマス・ミジリー・ジュニアが深く関わっています。
今から約100年前の1920年代、エンジンを扱う企業が抱えていた問題が「ノッキング」でした。
エンジンは
①スパークプラグで火花が発生
②ガソリンと空気が燃焼
③空気が急激に膨張
④膨張した圧力でピストンを押し出す
⑤これを繰り返してエンジンが回る
という仕組みです。
「ノッキング」はスパークプラグの火花とは別に勝手に燃焼が起こる現象であり、これにより効率の低下や部品の破損などの被害が出ます。
1921年ゼネラルモーターズ(アメリカ)の研究者ミジリーはガソリンに四エチル鉛を混ぜると、この「ノッキング」を抑えられる事を発見し、この四エチル鉛を混ぜた有鉛ガソリンは効率の良さから瞬く間に世界中に広まりました。
有鉛ガソリンを使うと鉛はどこへ消えるのでしょうか?
実は大気中に放出され、呼吸を介して人体に侵入します。
鉛は強い神経毒性を持ち、
子ども → 知能・学習能力・発達への悪影響
成人 → 高血圧、腎機能への悪影響など
妊娠中 → 胎児への影響
高濃度曝露 → 重い神経障害
などの症状が出ます。
1924年になると四エチル鉛精製工場で鉛中毒による死者も出ています。
しかし、恐ろしいのはこの有鉛ガソリン廃止の運動が出始めたのは40年後の1960年代であり、ほぼ世界各国で廃止となったのは2000年代で、最近の2021年最後の廃止国アルジェリアが使用を禁止するまで使われていた事です。
あまりにも使いやすいガソリンであり、代償を払ってでも使用してしまう魔力があったのです。
ちなみにオゾン層の破壊をもたらすフロンガスを発見したのもトーマス・ミジリー・ジュニアであり、この事から「人類に最も大きな環境被
害を与えた発明家の一人」と言われています。
ここで勘違いしてほしくないのは、ミジリーは世界に効率のよい技術を発見し提供しただけであって、効率がよいことをいいことに、悪いと思いながらも使ってしまう人間の心の弱さの結果なのです。
ミジリーばかりを責めるのは違うね(*-ω-)
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