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竹田の部屋

    リンナイの給湯器の特徴と歴史

    更新日:2022年4月27日

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    リンナイにおける給湯器の歴史と伝統とは

     

    ガス器具メーカーとしてのリンナイの歴史

     

    リンナイというと、ガス周りの製品でなんとなく目にしたことがある・・・という方は多いと思います。
    ガス関連を中心にした「熱エネルギー機器」について最大手の一つ、リンナイは歴史も長く、1920年に「林内商会」として創業されてから100年余の歴史を持つれっきとした老舗企業になります。

     

    1923年以降はガステーブルコンロ、ガスレンジ、ガスオーブン、ガス湯沸器などガス器具全般について生産し、全国のガス会社へ納入することで業績を伸ばしていきました。
    戦時中は航空機部品の生産などにも携わったのですが戦後は本業に回帰し、1970年ごろまでに全国に工場・支社を設立してネットワークを強化。
    1970年代以降は国内だけでなく台湾・韓国・アメリカ・ニュージーランド等に海外法人も設立して輸出にも力を入れていきます。

     

    業績においてはよく同業他社であるパロマとも比較されるのですがリンナイの強みとしては技術へのこだわりが強かったこともあり、バブル崩壊やエコロジーブームなど環境が変化していく中で徐々に優位に立ち、現在では給湯器やビルトインコンロ等のガス機器で国内シェアトップの座に輝いています。

     

    リンナイにおける給湯器発展の歴史とは

     

    日本においてガス機器は大正時代(1920年代)から本格的な発展と普及が始まるのですが、リンナイ自体もガス機器を扱う専門性の高い会社として創業されていたこともあり、当初からガス給湯器(当時はガス湯沸器と呼ばれていました)の開発・生産に携わります。

     

    その結果1923年頃には、ガステーブルコンロ、ガスレンジ、ガスストーブ、そしてガス湯沸器などガス周りの製品について製造・輸出をするまでとなりました。
    しかし戦時中は「林内航空機製作所」へと名称変更するなど、航空機部品の生産へとシフトすることになります。
    戦後再び1947年に本社工場を再建し、1950年に社名を株式会社林内製作所とした同社は本業回帰し、ガス機器の開発に力を入れていきます。

     

    大きな転機となったのは1957年にシュバンク社と技術提携し、国内初となる「赤外線ガスバーナー」を開発に成功、製造販売し始めたことです。
    この技術を応用し様々な分野で別のガス器具を開発するなどしましたが、このことは給湯器の開発とシェア獲得にも大きな影響を与えたといえます。
    1971年に社名を現在の「リンナイ株式会社」へと変更したのちも熱効率の向上や本体の軽量化など、様々な部分で1つ1つ改良を重ねて機能と安全性を高めていきました。

     

    もともと業界では「営業のパロマ 技術のリンナイ」という言葉があるほどで、リンナイの姿勢は妥協を許さない技術家肌らしさで知られていました。
    最初のうちこそ外観の不格好さや取り付けスペースの都合などでパロマに後れを取っていた給湯器ですが、パロマが赤外線ガスバーナーの開発で後れを取ってしまったことも影響し、環境が変化していく中で給湯器ジャンルではリンナイが優位に立っていきました。

     

    2007年にはリンナイ製湯沸かし器を使用した人が一酸化炭素中毒で亡くなってしまいそれをきっかけに経済産業省から注意を受けるという事件が起きます。
    しかし製造責任自体で大きく追及されることはなく顧客側の取扱いの問題という見方が大きいとされます。

     

    そしてリンナイは該当機種のみならず、自社製の全小型瞬間湯沸かし器に対する緊急無償点検を実施するなどかなりの対応をし、信頼の回復に努めました。
    現在では給湯器分野で国内シェアトップの座にありますが、こうした技術本位で誠実な姿勢が大きな理由といえるかもしれません。

     

    リンナイ製給湯器の特徴・強みとは

     

    リンナイ製給湯器の大きな特色は2つ

     

    リンナイはガス機器業界に参入してから100年近くと歴史が長いこともあり高い技術力と信頼性に支えられていて、その部分が細部の性能の良さに表れていると言えます。

     

    総合的に優れているリンナイのガス給湯器ではありますが、他社比較でリンナイ給湯器の目に見える特徴としては「同スペックでも、比較的軽量」であるという点です。

     

    たとえばエコジョーズのシリーズでは従来35kgの重量であったものと同性能のものを、30kgを切る重量で製造しています。
    正直給湯器は設置するものなので重量は直接使い勝手に影響しないのですが、それでも「同じ仕事をより小型・軽量で堅実にしてくれる」ということで技術の高さを感じますよね。

     

    また発生させた熱を逃がさずに給湯利用する「熱効率」という指標においてもリンナイは以前の80%から95%まで向上させており、高機能と高コスパの両立に成功していると言えます。
    (追い炊きの場合は熱効率もより低くなるのが一般的ですが、それでもリンナイは80%→92%まで高めています。)

     

    また耐久性の高さも口コミ評価として多いのですが、申し込み(無料)をすることで通常1年である保証期間を3年に延長できるなどメーカー側の性能・サポートに対する自信もうかがえます!

     

    リンナイ製給湯器を代表する2つのシリーズ

     

    リンナイで特に人気のある代表的なシリーズとしては以下の2つでしょう。

     

    〇「エコジョーズ」シリーズ…
    これを「シリーズ」と呼んでいいかはわかりませんが…。エコジョーズとはリンナイだけでなく、様々なメーカーが出している省エネ性の高い(少ないガスで多くのお湯を沸かせる)性能を持つ給湯器のことを指します。
    リンナイからもエコジョーズの機種が出ているのですが、他社のエコジョーズと違い比較的安価なので人気です。
    これはリンナイの場合技術として熱効率が高く、熱を漏らしてしまうというロスがとても少ないことも関係していると思います。
    またリモコンが分かりやすく、お湯のたまるスピードも高いという定評もあります。

     

    〇RUF-Eシリーズ…
    こちらはリンナイのガス給湯器で人気のあるシリーズです。
    給湯側に加えてお風呂側でも熱効率を上げる仕様となっているのでダブルでの高い熱効率が期待でき、追い炊きにおいても熱効率92%を実現しました。
    加えてRUF-E2405AWでは業界最軽量の27.5kgを実現。
    施工性やデザインも優れており、ニーズに応じたバリエーションも多いシリーズです。

     

    給湯器はガスを扱う関係上安全性が求められ、技術的にも高い精度が求められます。
    リンナイの給湯器は十分にそれに応えているということができます!

     

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