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エアコンの人気メーカーと代表機種ご紹介
更新日:2022年4月26日
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スタッフ
季節に関わらず屋内で快適に過ごすため、エアコンは今や欠かせない住宅設備品(家電)の一つとなりました。
最近の特色としては冷房、暖房など基本的な「温度調節機能」だけでなく、湿度や除菌その他多彩な機能が付いていて、ユーザーの多様化するニーズに応えようとしていろいろな個性を発揮しています。
他の住宅設備品にも言えることですが「どれも似たようなものでしょ?」と、昔のように家無くなってきましたし、接地する環境や目的によって合理的に考え、しっかりセレクトしていくことが重要です。
今回は、情報量の多いエアコン業界で選んでいく際、どのような特徴を抑えれば効率よく考えられるか…ということにそってお伝えしていきます。
目次
エアコンの人気メーカーとその特色5選
ダイキン(DAIKIN)
ここで後述する他の4社と違い、ダイキンというと「総合メーカー」というよりは「エアコンメーカー」というイメージが強いのではないでしょうか。
エアコンを武器に同社の知名度が本格的に上がってきたのは最近のことです。
当初はコスパの良さが最大の売りでしたが、最近では水のいらない「無給水加湿」や、空気清浄機能である「ストリーマー」などきめ細かい機能が付いているのが売りになっています。
そんなダイキンの、最近のお勧めシリーズとしては大きく2つ挙げることができます。
●うるさらX RBKシリーズ…
最大の特色は「換気」と「冷暖房」を、同時にしてくれるという点にあります!
新鮮な外気を取り入れて部屋の空気を正常に保ちつつ、同時に温度調整をしてくれるので非常にニーズが高いエアコンと言えるでしょう。
またAIが搭載されているので非常にきめ細かく、冷暖房の自動コントロールはもちろん、壁や床などの温度・人の在・不在などを検知して適切な運転をしてくれるという優れものです!
パワーのラインナップも幅広く、6畳タイプから大きいものでは29畳まで対応しています。
また類似シリーズである「うるさら mini」(6-10畳対応の小型タイプ)も人気で、こちらは換気も同時にしてくれるという特色とともに、スマホをリモコン代わりにして操作できるという画期的なシステムと、給水なしで部屋の湿度を維持してくれるという「無給水加湿」もあり、特に冬などに重宝されています。
●リソラシリーズ…
リソラシリーズはダイキンのエアコンの中でもデザイン性が高く奥行きも狭めなので、かさばる感じが見た目としてもしない…という点が人気です。
また機能的に重視されているのは「ごく自然に違和感なく過ごせる」ことにあると言えます。
具体的には特に冷房時、体に気流を直接当たらないようにする「垂直気流」システムや、遠くまで風を届けるロング気流など、体に負担をかけずに温度調整をするゆとり重視のシリーズと言えるのではないでしょうか。
パナソニック(Panasonic)
パナソニックは電機の総合メーカーですが、エアコンでも3本の指に入るほど有名です。
その特色を一つ言うのであれば「空気清浄機能にこだわりがある」という点だと思います。
具体的についている仕様としては、
〇空気清浄機能…ほこりなどを吸い取ってきれいにするほか、機種によりフィルター掃除ロボットが屋外排出するなど。
〇ナノイーX…イオンを空中に放出して空中殺菌させる機能
〇内部クリーン機能…エアコン内部にイオンを充満させて菌やカビを防ぐ機能
などがあります。
代表するシリーズとしては「Eolia(エオリア)シリーズ」がよく知られています。
新旧色々出ていますが、最新の2021年モデルではカビなどを殺菌してくれる「ナノイーX」機能がますます強化され、空気中・また機内ともに従来では対応できない汚れやカビなどにも対応できるようになってきました。
また冷房時に天井経由の送風で身体に直接当てないようにする仕様も人気があり、上位モデルでは冬場の「霜取り中」でも暖房が停止しないなど、痒い所に手が届く仕様が追加されています。
三菱(Mitsubishi Electroc)
三菱電機も総合電機メーカーとして知られていますが、エアコンでも老舗と言えますね。
同社エアコンの特色を他社比較で分析していくと「センサー機能に優れ、きめ細かく対応してくれる」ことにあると言えるのではないでしょうか。
同社のセンサーである「ムーブアイ」は最も優れたエアコンセンサーと言われていて、壁や体などの細かい表面温度を0.1度単位まで検出することが可能で、これを運転に生かしているという訳です。
これを生かした代表的な同社のシリーズが「霧ヶ峰シリーズ」です。
〇空間に合わせた気流調整ができるZシリーズ
〇空気を無駄なく再利用し、電気代も抑えられるRシリーズ
〇床温度を検知して運転を切り替えられるハイブリッド運転のGEシリーズ
など、他にも細かい派生型を持った同シリーズはきめ細かい運転をしてくれることで人気です。
東芝(Toshiba)
東芝も電機業界の老舗ですが、エアコン業界でも存在感があります。
東芝のエアコンの特徴は大きく「空気清浄機能」と、「無感風冷房」の2つにあると言えるかもしれません。
特に花粉の季節にはうれしい「プラズマ空清」機能は大気中の花粉やほこりなど、細かいものまで効率よくキャッチすることができます。(機種によっては空気の汚れの状態も検知してランプで教えてくれます)
また捉えた汚れ・ゴミについては東芝独自の「楽ダストボックス」機能で掃除機を使って簡単に掃除できるというものもあり、負担も軽いですね!
東芝の代表モデルと言えば、何といっても「大清快シリーズ」でしょう。
これらは共通して上記の「プラズマ空清」機能が備わっていて、それをベースに機種によって、
〇体に負担をかけない無感風冷房、
〇睡眠時に細かい調整をしてくれる快眠タイマー
〇掃除機だけで手入れができる楽ダストボックス
機能などがついています。
日立(HITACHI)
日立もエアコンでは存在感がありますが、その特色は電機メーカーらしく「エアコン内部の自動メンテナンスにこだわりがある」
ということに尽きると思います。
有名な機能としては熱交換器を凍らせてから霜を溶かす作用を利用して汚れを流す「凍結洗浄」や、内部のカビ発生を抑止する「ヒートアタック」機能も機種によって搭載しています。
また内部やフィルター部分の素材に、汚れにくいステンレス製を採用しているものが多く、内部の通気部分を清潔に保ちやすく掃除もしやすい…という特色もあります。
そんな日立の代表機種としては何といっても「白くまくんシリーズ」が有名ですね。
共通点としては上記のような機能いずれかを機種により搭載し、内部の自動洗浄・メンテナンス性に優れていることでしょう。目に見えないエアコン内部の汚れまで気になってしまう方、掃除などの負担を軽くしたい方にはお勧めです。
他にもエアコンは多彩なメーカーがあります
エアコンは、住宅設備品の中では特に参入メーカーが多い分野と言えます。
またその中でも極端に勝ち組、負け組といった存在感の差は大きくなく、上記5つのメーカー以外でも以下のような知名度の高いメーカーがあります。
●富士通ゼネラル…学習・成長するAIを搭載したエアコン(ノクリアシリーズ)
●シャープ…プラズマクラスターでの空中殺菌による空気清浄機能が特色
●アイリスオーヤマ…コスパがよく音声で操作可能など、個性的な機種を販売している
エアコンについては参入メーカーも多く、また近年搭載される機能もきめ細かくなってきているので、考えを整理せずに選ぼうとすると混乱してしまうという人もいるようです。
このページではかなり大雑把でしたがメーカーごとの特色・強みを挙げてきたので、目的を整理しつつ冷静に選んでいきたいものです。
エアコンを選ぶ時の考え方
パワーとコスパのバランスが、まず基本
どのメーカーのエアコンでも、「●畳対応」というように目安となる部屋の広さが記載されています。
もちろん、広い部屋に対応しているほどパワーもあるのですが、それに応じて価格ももちろん上がります。
複数のメーカーを比較する場合「同じ●畳対応のものであれば値段(+機能)でどちらがコスパが良いか」という考え方を持つと、効率よく候補を絞り込んでいけるのではないでしょうか。
どんな機能を重視して機種を選ぶのか
最近のエアコンについている機能は、かなり細かく多様化し過ぎている感もあります。
1つ1つの具体的な機能だけ見ていると、ある程度知識があるか目的を整理しない限り混乱してしまう人も多いようです。
どんな目的を重視するかと考えると、私は4つに分類できると思います。
●状況に合わせた細かい対応を重視
センサーを生かした運転切り替えやコスパ向上のシステムを搭載しているもの…※三菱電機の霧ヶ峰シリーズ、ダイキンのうるさらXシリーズ、富士通ゼネラルのAI搭載機種など
●空気清浄機能を重視
フィルターなどの空気清浄機能が高いものや、イオンなどを放出して空中殺菌・除菌を行ってくれるもの
…※換気も同時にできるダイキンの機種も人気ですが、他にナノイーXを搭載したパナソニックのエオリアシリーズ、プラズマ空清を搭載した東芝の大清快シリーズ、プラズマクラスターを搭載したシャープの機種など
●加湿・除湿など湿度調整を重視
除湿・加湿機能が付いているエアコンがあればそれぞれ夏場・冬場に重宝します。
※最近では多くの機種に搭載されていますがそれに加え、無給水で湿度が保てるタイプのうるさらシリーズ(ダイキン)などであればさらに利便性が高いと言えます。
●メンテナンス性(手入れのしやすさや内部の状態維持)を重視
たまったごみを自動で外へ排出してくれるタイプなど、複数のメーカーで「メンテナンスの負担がかからない」機種がリリースされています。
※「楽ダストボックス」機能を備えた東芝の大清快シリーズのほか、パナソニックや日立その他のメーカーでは自動掃除機能や、自動排出機能を備えた機種も数多いのでお勧めです。
この4つのうち、どれを一番重視するか考え、それに沿った機能を搭載したメーカー・機種に絞っていくのが大切です。
エアコンは年々、細かい機能が出てきているので「迷いやすい」分野と言えるのですが、上記4つのように大まかな方向性を決めてから「大まかなメーカー」「具体的な機能」「具体的な機種」というように、おまけ機能なども意識しながら選定を進めていくのがベストと私は思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
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