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柱脚のおはなし。
更新日:2022年11月25日
- 本日の
スタッフ
こんにちは(^^)/
八王子店店長竹田ですm(_ _)m
本日のお話は、
八王子店の前の
電光掲示板の
足元の
ナットについて。
(…ネタがないのです…(;つД`))
よく見ると、ナットが2個締めてあります(´・ω・`)
サービスで2個締めたのでしょうか(´・ω・`)?
建築物の柱の足元(柱脚)は建物の倒壊にも関わる重要な部位です。
鉄骨の柱脚には3種類あり、露出柱脚、根巻き柱脚、埋め込み柱脚があります。
こちらは露出柱脚ですね。
露出柱脚は建築基準法で基本的にダブルナット(ナット2個で締める)と決まっていますので、先程の写真のナットは正解です。
電柱や高速道路の電光掲示板など、上に長い建築物は風の影響を受けやすく、その影響は上に長ければ長いほど大きくなります。
風の当たる面積が増えるのはもちろん、モーメントが強くなるからです。
電光掲示板の柱脚は更に電光掲示板の重さも加わりますので、更に大きなモーメントが掛かります。
この大きなモーメントを支えるために、露出柱脚のナットはダブルナットとする事が義務付けられています。
ナットを締めるアンカーも土台の鉄筋コンクリートに十分に定着させるのはもちろん、土台も地面に十分に定着させる事が必要です。
ちなみにこのモーメントを支える為に、電柱を埋込み柱脚で立てる際は、深さは「全長15m以下の電柱は、根入れ深さは全長の1/6以上を確保しなければならない」ので、大きなものを地面に固定させるには、地面の中にかなり埋め込む必要があるのが分かると思います。
たまには建物の足元を見て楽しんでみてはいかがでしょうかm(_ _)m?
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