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中古電動自転車の売却方法比較 注意すべきポイント
更新日:2022年4月28日
- 本日の
スタッフ
電動自転車は、大体数年に一度買い換えている人が多いのではないでしょうか。
理由として次々と新しいモデルが登場してくるということもありますが、バッテリーやチェーンなどのデリケートな部分も徐々に劣化して行くので 数年に一度くらい買い変えていくというのが、一つの最適解と言えるかもしれません。
賢い電動自転車の「購入」方法については先日記事にもしたのですが、「売る方法」については、普通の人ならなかなか慣れておらず戸惑ってしまう人も多いようです。
電動自転車は購入する際も10万円くらいからと高いだけに、売るときの手間の違いやり方の違いで数千円の違いが出た!ということは実によくあります。
今回はこうした不要になった電動自転車について「現実的に高く売れる方法」について有力なものを3つ、比較して行きます
(処分ということであれば粗大ごみに出す方法や単なる引き取り業者等の選択肢もありますが、ここでは除きます)
目次
電動自転車を高く売る3つの方法
ジモティーなどローカル掲示板を利用する
中古電動自転車の「購入」「売却」でネット検索をかけると 毎回上位に食い込んでくるのが「ジモティー」などのローカル掲示板です。
2020年4月現在検索すると、電動アシスト自転車については全国でなんと42,000件もの紹介がされています。
そこから近くのエリアに絞り込んだとしても、かなりの件数になりそうですね!
電動自転車を売る場合の悩みとして、遠隔地に送ろうとすると配送料が馬鹿にならず、できれば「近くの人との取引で済ませたい」という傾向が強いようです。
もちろんトラブルやリスクなどもあるのですが、これらのローカル掲示板を賢く利用すると 手持ちの中古自転車を 思わぬ高値で売ることができる可能性もあります!
特に自転車買取店から遠く離れたエリアに住んでいる場合、ほかの手段だと配送料の分実際の金額が損をしてしまいます。
そういうケースではこうしたローカル掲示板が、大いにメリットを発揮するでしょう。
ヤフオク・メルカリなどネット経由で買い手と直接取引する
「ヤフーオークション」などの取引サイトでの中古自転車取引は、以前から大変盛んでした。
※ちなみに現在でもヤフオクでは電動自転車は「新品」「中古」、そして「部品」などを合わせれば4000点以上が出品されています。
これに加えて最近よく利用されているのが、「メリカリ」などのいわゆるフリマアプリです。
どちらも写真や文字などで持っている中古電動自転車の状態を紹介し、希望する取引相手が出てくるのを待つという形式です。
メリットとしては基本的に1対1の取引で、価格は相場ではなく合意のみによって決まりますので、こうした売り方でも高値で売るチャンスは大いにあります
しかし一方でデメリットとして、説明不足や行き違い、最悪の場合は詐欺などのトラブルも発生することもあります。
こうしたリスクも踏まえて向き合っていく必要がありそうです。
電動自転車の買取店に査定してもらい売却する
有力な選択肢の一つがツールオフなどの「買取店」に査定依頼し、業者買取をしてもらうということです。
この場合、機種ごとの需要や状態によって「どのくらいの価格になる」と言う基準はかなり明確なので、失敗したり騙されたりして安く買い叩かれてしまうということは、まずないと思っていいでしょう。
言い方は悪いですが偶然を狙って背伸びしなければ、ある意味最大限の評価をしてもらえる売却方法といえます。
ただひと口に買取店といっても「何でも引き取ります!」といったことを謳っている総合リサイクルショップもあれば、 電動自転車などにかなり特化した専門的な買取店もあります。
何でも屋的な買取店に依頼する場合は注意が必要で、(二束三文とまではいきませんが)最低限の査定知識で値段を付けられてしまうこともあり、結果として安くなってしまう場合も多いようです。
また中古自転車の買取店はどこにでもあるわけではありません。
もし住んでいる場所から買取店が多いようであれば、買取価格がそれなりに良くても配送料などがかかってしまい デメリットが大きい場合もあるのです。
いずれにせよ買取店を利用する場合、取扱量が多くかつ専門的な知識を持っている所に依頼することが、少しでも高く売ることにつながりやすいと思います。
事情に合ったおすすめの電動自転車の売り方
ジモティーなどローカル掲示板に向いているのはこういう人
ジモティーなどローカル掲示板は「ともかく送料と手間をかけたくない!」 という人にはお勧めの手段です。
中古電動自転車を売るのにローカル掲示板の利用をおすすめする人としては、まず人口密集地や買取店の多いエリアから遠く、ほかの方法では配送料が高くなってしまうケースが考えられます。
電動自転車の配送料はケースによりますが、安くても数千円から、通常は1万円以上 してしまう場合が多いです。その分まるまる自分の手取りが減ってしまうのはかなり痛いですよね!
またローカル掲示板に向いているもう1つのパターンと言えるのが「売りたい電動自転車がいわゆるママチャリなど、 比較的流通量が多くどこにでも欲しい人がいる」ような場合です。
ローカル掲示板の欠点として、どうしても買い手の数はその地域に絞られ、限られてしまいます。
ですからもし、スポーツタイプなどのマニアックな電動自転車を売りたい場合、ただでさえニッチなニーズを追求するのにさらに売る地域まで限られてしまってはよくありません。
買い手が極端に少ない、または全くいないといったことさえ起きてしまいます。
地域が狭くなる分だけ、逆に車種としては多くの人が欲しがるような「オーソドックスな日常乗りの電動自転車を売りたい」という人が、ローカル掲示板に向いていると言えそうです。
ヤフオク・メルカリなどネット直接取引に向いているのはこういう人
ヤフオクやメルカリなど「取引サイト」「フリマアプリ」を経由した方法は、特にマニアックな電動自転車をリスクがあっても少しでも高く売りたい!という人からは人気です。
たとえば買取店に売る場合と比較すると、どうしても買取店自体も利益を取る必要があるのでその分を見越して 買取価格が抑えられてしまうことも考えられます。
その点ネット上の個人間取引であればサイトの手数料などはかかるものの、中間で利益を抜かれることなく取引できるというメリットがありますね。
そして、こうしたヤフオク・メルカリなどに向いている人としては「どちらかというと流通量の少ない、マニアックな機種や高性能な機種を少しでも高く分かる人に直接評価してほしい!」と希望する人でしょう。
(ネット上で全国の買い手が見るので、流通量が少なくても欲しがる人が現れやすいからです)
また写真撮影や説明文の作成・取引上のこまごましたやりとりなど、「手間暇をかけるのがそれほど苦にならない」という人であれば、さらに向いていると思います。
その一方で電動自転車に限らないのですが、オークションやフリマアプリの場合品物の状態や取引方法・配送方法などをめぐってトラブルが絶えないのも事実です。
利用する場合はそうしたリスクやデメリットと隣り合わせであるということを、理解した上で行いたいものです。
買取店に売るのが向いているのはこういう人
電動自転車を売るにあたり、「トラブルを避けつつその中で可能な限り高い評価を受けたい!」という人が、主に電動自転車買取店を利用するようです。
買取店といっても上記でお伝えした通り、専門性や評価についてはピンキリです。
しかし買取店最大のメリットの一つとしては、なんといっても「複数の業者を相見積りのような形で比較しやすい!」 ということが挙げられます
A社であれば35,000円、B店であれば40,000円、といったように見積もりをとりつつ、相対的にいい選択をしやすい、ということですね!
最近だとメールはもちろん、ツールオフなどのようにLINEなどSNSを駆使したリモート査定を積極的に受け付けている買取店も数多くあります。
こうしたシステムを活用すれば実際に送ることなく複数社の見積もりを、居ながらにしてとることができます。
こうした合い見積もりにかかる手間を苦にしない人、買取店への配送料がそれほど高くならない、地理的に近隣の人などは、特に買取店を利用するのが向いている人といえそうです!
※また電動自転車を買い替えるにあたり「次の新しい候補も同時に見てしまいたい!」という人にとっても、買取店を利用するメリットは大きいと思います。
電動自転車を売る際の注意点
防犯登録は抹消してから行動を開始
電動自転車に限りませんが、自転車を所有する場合防犯登録が義務付けられています。
買取店で売る場合は注意を喚起してくれるのですが、個人で売るなどの場合よくあるトラブルとして「売り手が防犯登録を抹消せず売ってしまった!」というケースが多いようですね。
防犯登録の抹消方法としては自転車販売店、または警察署の防犯係で手続きを行うことができます。
※①自転車の本体 ②所有者の身分証 ③購入の際のお客様控え(ピンクの紙)が必要なのですが、③のお客様控えがない場合も登録内容と一致すれば抹消手続き自体は可能ですので安心してください。
ひと手間かかりますが必ず登録を抹消してから、売却アクションを始めるようにしましょう!
これを怠ると新しい持ち主が新たに防犯登録できないだけでなく最悪の場合、買い手が盗難扱いをされてしまい 大きな迷惑をこうむることになります。
トラブルを避ける為にも正確な情報を
ジモティーも含め特にネット取引で電動自転車を売る場合は、トラブルに充分な注意が必要です。
万一返品返金となってしまった場合、電動自転車は送料も高いだけに売り手は金銭的に大きな痛手を受けてしまいます。
特に最近あまり乗っていない電動自転車を売ろうという場合、細心の注意が必要です。
長期間放置された場合ボディの劣化・サビなどの可能性もありますが、特にチェーンやギア・モーターなどのアシストにかかわる部分が変化し、違和感を生じてしまっていることも経験上多いです。
また折りたたみ自転車の場合「関節に当たる部分」などに違和感や固着などが発生することが少なくありません。
面倒でも販売アクション前に一度試運転するなどして、再確認をすることをお勧めします。
その上でもし直接取引をするのであれば、気になる部分の写真撮影や電動自転車の状態などについて、できるだけ詳しく・具体的に記載するようにしましょう!
買取店を利用する場合は複数見積もりも有効
電動自転車の買取店を利用して売る場合は、査定担当者の専門性も高い為状態の行き違いなどによるトラブルは かなり減ると思っていいでしょう!
しかし買取店を利用する際重要になってくる点は「どの買取店に売るのがベストか」と言うリサーチと検討の手間を惜しまないことかもしれません。
売り先として理想的なのは「比較的専門知識が豊富で、電動自転車の状態に応じて最大限の評価をしてくれる」買取店です。
それに加えて売り手にコストが掛からないような距離だったり、負担のかからない買取方法を提供してくれる店であればなお良いですね。
(例えばエリア的に無料で出張買取に来てくれる場合、送料は事実上かからないことになります)
こうした条件にできるだけ近い買取店を、複数の問い合わせをしながら探して行く。こうした手間を惜しまずかけていけるようであれば、きっといい結果が得られることでしょう!
いかがでしたか?
電動自転車を購入する方法自体は、それほど難しい話でもありませんが、「売る」となると、自分自身の環境や自転車の機種、そして状態に応じたベストな売り方を考えることで、結果は大きく違ってくると思います。
この記事が、少しでもそうした検討の参考になれば幸いです。
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