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竹田の部屋

    ダイキンのエアコンの特徴と歴史

    更新日:2022年4月28日

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    エアコンにおけるダイキンの歴史と伝統とは

     

    メーカーとしてのダイキンの歴史

     

    ダイキンの名前を頻繁に聞くようになったのは1990年代に同社の家庭用エアコンの名前を聞いてから…という人が多いと思います。

     

    三菱や東芝、富士通など他のエアコンメーカーは総合電機メーカーとしても歴史があり、それと比べるとダイキンはエアコンでは新参…というイメージを持つ人が意外と多いのですが、実はダイキンの創業は1924年と、100年近い歴史を誇る老舗企業です。
    元々の名前が「大阪金属工業株式会社」で、現在の「ダイキン」という名前はこれを基にしたものです。
    戦前は内燃機関・精密機械・航空機部品などの生産を手掛けていたのですが空調に関わる装置なども手掛けていく中、1951年に日本初のエアコン開発に成功し、その後業務用エアコンを皮切りにシェアを拡大し、現在では家庭用エアコンで知らない人がいないほどの代表企業となっています!

     

    ダイキンにおけるエアコン発展の歴史

     

    ダイキンが初めてエアコンを開発・発表したのは1951年のことです。

     

    それまでのエアコンはセントラル方式で工事や操作なども煩雑だったのですが、発表した「ミフジレーターエアコン」は日本初の一体型で、空調に必要な装置をエアコン本体の中にすべて装備し、ボタン一つで運転できるという革新的なものでした。
    これを皮切りにパッケージ(一体)型エアコンが業務用として普及していくことになります。
    1969年にはビル用マルチエアコンを発売し、室外機一台で複数の部屋が快適に過ごせるシステムでありオフィスビルなどのエアコン普及に大いに貢献していきます。

     

    家庭用エアコンとしては1960年前後からの、いわゆるルームエアコンの普及に合わせてダイキンでも力を入れていましたが転機となったのは1999年、世界初の温度だけではなく湿度までコントロールできるエアコンを発売したことでしょう。
    この「うるるとさらら」シリーズは外気から水分を取り込んで加湿する「無給水加湿」と、「再熱除湿」を組み合わせて湿度もコントロールできるというもので、今でも代表シリーズの一つとなっています。

     

    日本だけでなくヨーロッパなどの海外展開にも力を入れていて、2006年には欧州のニーズに応えた冷房・暖房・給湯の一台三役をこなすヒートポンプ式温水冷暖房機「アルテルマ」を発売するなど、環境に配慮した同社の技術はヨーロッパでも高い知名度を得ています!

     

    ダイキン製エアコンの特徴・強みとは

     

    ダイキン製エアコンの特色

     

    ダイキンは他社と比べ、エアコンにかなり特化・注力しているメーカーなので技術力が高く、完成度がかなり高いので持ち味や強みを上げるとかなりの数になります。
    しかしその中で分かりやすい特色を上げるのであれば、大きく2つあると思います。

     

    1つは、「最近のすべての機種でストリーマ内部クリーン機能を搭載している」という点です。
    もともとダイキンのエアコン内部クリーン機能として、「100分前後の送風+10分前後の暖房運転」で内部を乾燥させるシステムがありましたが、2021年発売の機種においてはすべてでストリーマ内部クリーン機能を搭載しています。

     

    これは冷房やドライ運転を停止後、熱交換器・気流通路にストリーマを自動照射して乾燥を行うことで、エアコン内部を長く清潔に保つという機能になります。
    エアコンは内部のカビが大敵ということもあるのでこういう機能はありがたいですね!

     

    もう1つはダイキンの独自技術としての「無加水加湿機能」を搭載している機種が(特に上位に)多いという点です。
    冬場に加湿機能があると大変ありがたいのですが、加湿器などを使用するとその都度、水の補給が必要で手間がかかります。

     

    しかし1999年から発売されている「うるるとさらら」に代表されるダイキンのエアコンにおいては、外気から水分を取り込んで室内を加湿してくれる機能が付いており、除湿の機能とともに高く評価されています。
    夏の湿度が高い日本において、湿度のコントロールにもこだわりのあるダイキン製エアコンは大変相性がいいと言えるでしょう。

     

    以上が特筆すべき点ですが、ダイキンのエアコンは静音性やリモコンの使いやすさ、また耐久性などについても高く評価する声が目立ち、エアコンに注力してきたメーカーだからこその完成度の高さがうかがえます!

     

    ダイキン製エアコンの集大成、シリーズ2選

     

    ●うるさらX RBKシリーズ…
    うるさらと言えば、湿度の管理もしてくれるエアコンの定番ですよね!
    いくつかの派生シリーズが出てしますがこのRBKシリーズの独自の特色は「換気」と「冷暖房」を、同時にしてくれるという点にあります!

     

    新鮮な外気を取り入れて部屋の空気を正常に保ちつつ、同時に温度・湿度の調整をしてくれるので非常にニーズが高いエアコンと言えるでしょう。
    またAIが搭載されているので非常にきめ細かく、冷暖房の自動コントロールはもちろん、壁や床などの温度・人の在・不在などを検知して適切な運転をしてくれるという優れものです!
    パワーのラインナップも幅広く、6畳タイプから大きいものでは29畳まで対応しています。

     

    また類似シリーズである「うるさら mini」(6-10畳対応の小型タイプ)も人気で、こちらは換気も同時にしてくれるという特色とともに、スマホをリモコン代わりにして操作できるという画期的なシステムと、給水なしで部屋の湿度を維持してくれるというシリーズ共通の「無給水加湿」ももちろん備えているので、特に冬場に重宝されています。

     

    ●リソラシリーズ…
    リソラシリーズはダイキンのエアコンの中でもデザイン性が高く、本体やカバーのカラーバリエーションも豊富で、オーバーパネルによりさらに多彩なデザインも可能です。
    サイズとしても奥行きが狭めなので、かさばる感じが見た目としてもしない…という点が人気です。

     

    また機能的に重視されているのは「ごく自然に違和感なく過ごせる」ことにあると言えます。
    具体的には特に冷房時、体に気流を直接当たらないようにする「垂直気流」システムや、遠くまで風を届けるロング気流など、体に負担をかけずに温度調整をするゆとり重視のシリーズと言えるのではないでしょうか。

     

    もちろん内部の汚れ対策も充実していて、ストリーマ照射で内部の乾燥・掃除をしてくれる「ストリーマ内部クリーン機能」や、冷房運転で発生させた結露水を利用して熱交換器の汚れを洗浄してくれる「水内部クリーン」機能も搭載しています!

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