【2025年版】各社ボール盤買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年6月27日

ボール盤の残価率比較表
電動工具のリセールバリューについて、2025年の未使用品における買取相場情報と、各工具・メーカーのリセールバリュー傾向をまとめました。2025年の買取相場は、現在の市場-価格を基にした推定値となります。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | TB131 | 約 ¥38,000 | ¥20,506 ~ ¥8,000 | 21% ~ 54% |
| 京セラ | TB-2131 | 約 ¥54,000 | ¥20,400(新品落札平均) | 約70% |
| SK11 | SDP-300V | 約 ¥22,200(新品即決相場) | 約 ¥11,630(オークション平均) | 約52% |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
ボール盤のリセールバリュー比較
ボール盤は、正確な穴あけ作業に特化した据え置き型の電動工具です。DIY用途から専門的な工場、木工・金工の現場まで幅広く利用されます。リセールバリューは、主に「精度」「安定性」「耐久性」「メーカーの信頼性」、そして「設置スペースと性能のバランス」によって左右される傾向があります。リセールバリューが低下しにくいのは、以下の特徴を持つ製品です。
高い剛性と精度
据え置き型工具として最も重要な要素であり、これらの性能が優れているモデルは、長期的に高い需要が見込めます。
信頼性のあるメーカー
長年の実績があり、製品の品質やアフターサービスが充実しているメーカーの製品は、中古市場でも安心して選ばれるため、高値を維持しやすいです。
汎用性の高いサイズと性能
あまりにも大型すぎず、かといって小型すぎない、一般的な作業に幅広く対応できるサイズのボール盤は、需要が高くリセールバリューも安定しやすいです。
製品の状態と付属品
未使用品であることはもちろん、バイス、ドリルチャック、取扱説明書などの付属品が全て揃っており、キズやサビが少ないものは、高価買取に繋がりやすいです。
各工具のリセールバリューの傾向と特徴
マキタ TB131

特徴:マキタは電動工具市場のトップブランドであり、TB131はマキタが販売する数少ない据え置き型ボール盤です。シンプルな操作性と、マキタブランドならではの信頼性が特徴です。
リセールバリュー傾向:マキタ製品は全般的に高いリセールバリューを誇りますが、ボール盤に関しては、インパクトドライバーなどの主力製品ほど圧倒的ではありません。しかし、「マキタ製品」であるという安心感から、一定の安定した需要が見込めます。
TB131は、DIYから軽作業のプロまで幅広い層に受け入れられる汎用的なモデルです。2025年の未使用品の場合、現在の市場価格から推定して、18,000円〜20,000円程度の買取相場が期待できます。
市場での流通量は他の専門メーカーに比べると少ないかもしれませんが、マキタの信頼性により、大きく価値が落ちることは少ないでしょう。
京セラ TB-2131

特徴:京セラ(旧リョービ)は、DIYからプロ用まで幅広い電動工具を手掛けており、TB-2131は同社のボール盤ラインナップの中でも代表的なモデルの一つです。使いやすさとコストパフォーマンスのバランスが取れており、安定した性能を提供します。
リセールバリュー傾向:京セラの電動工具は、コストパフォーマンスの良さと品質のバランスから、特にDIY層や副業で工具を使用する層に人気があります。
TB-2131は、一般的な木工・金工での穴あけ作業に十分な性能を持ち、多くのユーザーに支持されています。2025年の未使用品の場合、現在の市場価格から推定して、18,000円〜20,000円程度の買取相場が期待できます。
市場での流通量も多く、需要も安定しているため、リセールバリューは比較的安定しやすいですが、新モデルの登場や他社との競争によって変動する可能性はあります。
SK11 SDP-300V

特徴:SK11は、藤原産業が展開するDIY・プロ向け工具ブランドで、特にコストパフォーマンスに優れた製品を多く提供しています。SDP-300Vは、家庭でのDIYや軽作業に適した小型・軽量のボール盤で、導入しやすい価格帯が魅力です。
リセールバリュー傾向:SK11製品は、手頃な価格帯が魅力である反面、リセールバリューはマキタや京セラといった老舗メーカーに比べて低い傾向にあります。これは、主にDIY初心者や価格を重視する層がターゲットであるためです。
SDP-300Vは、家庭での簡単な穴あけ作業には適していますが、プロが求めるような高い精度や耐久性は期待されません。2025年の未使用品の場合でも、現在の市場価格から推定して、5,000円〜6,000円程度の買取相場となる可能性が高いです。
市場での新品価格が元々低いため、中古市場での価格も大幅な高値は期待しにくいでしょう。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
共通の傾向
新製品の発売時期
ボール盤はインパクトドライバーなどに比べてモデルチェンジのサイクルが長い傾向にありますが、新型モデルや後継機が発売されると、旧モデルの買取価格は下がります。特に、より高精度や新機能が搭載されたモデルが登場すると、影響は大きいです。
時間経過
据え置き型工具も、経年劣化(サビ、異音、精度低下など)のリスクがあるため、時間が経つほど価値が低下します。不要になった工具は、なるべく早く買取査定に出すことが高価買取のコツです。
使用頻度と状態の悪化
本体やテーブルのキズ、サビ、ドリルチャックの摩耗、芯ブレなどが激しいと買取価格を大きく下げる要因となります。定期的なメンテナンスと清掃が重要です。
市場の需要変化
工業製品の需要やDIYブームの有無など、市場全体の動向も買取価格に影響を与えることがあります。
メーカーごとの傾向
マキタ
マキタのボール盤は他社に比べて製品数が少ないため、そのモデル自体の陳腐化は比較的緩やかです。中古市場での流通量が少ないため、高値での安定買取は期待できますが、極端な高騰は少ないでしょう。
京セラ
新製品の登場や、主要販売チャネル(ホームセンターなど)でのセール時期に新品価格が下がることで、中古品もそれに連動して価格が下がりやすい傾向があります。
SK11
元々の価格帯が低いため、新製品の登場や競合他社の低価格モデルの発売が、さらに買取価格を押し下げる要因となります。中古市場での需要も価格重視の層に限られるため、一度価格が落ちると回復しにくい傾向があります。
総合的に見ると、ボール盤においてリセールバリューの低下が最も少ないのは、マキタのTB131、次いで京セラのTB-2131であると言えます。これらのモデルは、ブランド力、信頼性、そしてDIYから軽作業プロまで対応できる汎用性のバランスが取れており、安定した需要が見込めるためです。SK11のSDP-300Vは、元々の価格帯が低いため、リセールバリューの面では不利になります。
電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。
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