【2025年版】各社電気カンナ買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年11月5日

電気カンナのリセールバリュー比較表

メーカー型式ECサイト販売価格(目安)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタKP001GZ31,455円18,000円約57.2%
マキタKP181DZ30,007円13,000円約43.3%
HiKOKIP18DSL(NN)17,173円12,000円約69.9%
HiKOKIP14DSL(NN)22,574円8,500円約37.6%
Earth ManPLA-110A7,227円2,500円約34.6%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。

電気カンナのリセールバリューの傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)

電気カンナは、木工作業において精度が求められる工具であり、プロ仕様の高性能モデルほど中古市場でも高い需要があります。リセールバリューの傾向は、メーカーのブランド力と動力源(特にバッテリーシステム)に大きく左右されます。

どの工具がリセールバリューが低下しにくいのか
リセールバリューが最も低下しにくいのは、以下の特徴を持つ工具です。

プロ市場で最も信頼とシェアの高いメーカーの最新システムモデル

マキタ KP001GZ(40Vmax)がこれに該当します。最新のハイパワーバッテリーシステムを採用しているため、性能が高く、将来の互換性も確保されやすいため、リセールバリューの残存率が最も高いと予想されます。

プロ向けの主力バッテリープラットフォームモデル

マキタ KP181DZ(18V)、HiKOKI P18DSL(NN)(18V)がこれに該当します。最も普及している18Vシステムは、互換性のあるバッテリーを求めるユーザーが多く、安定したリセールバリューを維持します。

プロ向けのコードレス機

AC機(コード式)やDIY向けメーカーの工具は、プロ向け最新コードレス機に比べて性能や利便性で劣るため、リセールバリューの低下率は高くなる傾向にあります。

マキタ KP001GZ


傾向
最も高いリセールバリューが期待できる。最新ハイパワーシステムの未使用品であるため、プロからの需要が非常に高い。
特徴
マキタの最新ハイパワーシステム40Vmaxシリーズ。高性能と作業の効率化を実現するプロ向けの最上位モデル。40Vmaxバッテリーシステムの普及に伴い、今後も安定した需要が見込める。

マキタ KP181DZ


傾向
安定した高いリセールバリューを維持。18Vは市場に最も普及しているため、買取需要が非常に豊富。
特徴
マキタの主力バッテリーシステム18Vシリーズ。・プロ・DIYユーザー問わず市場流通量が非常に多く、互換性の高さが強み。・「DZ」は本体のみを意味するため、バッテリー・充電器付きセットよりも若干下がるが、本体需要は高い。

HiKOKI P18DSL(NN)


傾向
安定したリセールバリューを維持。マキタに次ぐトップメーカーの18Vシステムであり、プロからの信頼も厚い。
特徴
HiKOKI(旧日立工機)の主力バッテリーシステム18Vシリーズ。マキタと同様に品質・耐久性に優れ、HiKOKIユーザーからの互換需要がある。同社のマルチボルトバッテリが使用可能なため、36V対応のカンナが発売されない限りは、一定の需要をキープする可能性が高い。

HiKOKI P14DSL(NN)


傾向
18Vモデルよりはリセールバリューが低い傾向にある。14.4Vシステムは18Vへの移行が進んでいるため、需要が徐々に低下する可能性がある。
特徴
旧世代のバッテリーシステム(14.4V)。軽量コンパクトな利点はあるが、パワー不足やシステム自体の縮小傾向から、市場価値は18V・40Vmaxに比べて劣る。

Earth Man PLA-110A


傾向
最もリセールバリューが低下しやすい。DIY・ホームセンター向けブランドのため、プロの現場での需要が低い。
特徴
髙儀(タカギ)のDIY・ホームセンター向けブランド。価格が安く、プロ仕様と比較して性能や耐久性が劣るため、中古市場では大幅に価値が下がる。充電式の利便性がないAC機であり、プロ向け充電式モデルが主流の現在、特にリセールバリューが低い。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

電動工具全般に言えることですが、買取価格は特定のメーカーに限定されず、主に以下の要因と時期で変動し、特に新製品の発表・発売時期に旧モデルの価格が下落する傾向があります。

新製品の発表・発売

春先(3月~4月頃)や秋口(9月~10月頃)に主力モデルの更新が行われることが多く、その直後に旧モデルの価格が下落する。
マキタ・HiKOKIは、この時期に主力製品(特にインパクトドライバーなど)の新モデルを発表することが多く、同時に他の工具も連動してモデルチェンジすることがある。

バッテリーシステムの進化

新しい高性能バッテリー(例:マキタの40Vmaxの更なる進化、HiKOKIのマルチボルトの改良)が登場するたびに、旧バッテリーシステムのモデル(例:マキタ18V、HiKOKI 14.4V)の価値が相対的に下落する。
充電式工具の場合、本体が新しくてもバッテリーシステムが旧世代になると、価格が大きく下がる要因となる。

モデルチェンジ頻度

主力モデル(インパクトなど)はモデルチェンジが頻繁で価格が落ちやすいが、電気カンナのような専門工具は比較的モデルチェンジの頻度が低く、買取価格の変動は穏やかな傾向がある。
モデルチェンジの告知がされると、その時点から旧モデルの買取価格は低下し始める。

メーカー特性

Earth ManなどのDIY・ホームセンター向けブランドは、常に価格競争にさらされており、新製品が出るかどうかにかかわらず、プロ向けメーカーよりも年数が経過することによる価格の下落幅が大きい。
プロ向けブランド(マキタ、HiKOKI)は、ブランドの信頼性から価格の残存率が高い。

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