【2025年版】各社電動ドリル買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年6月11日

電動工具の電動ドリルについて、2025年の未使用品買取相場情報をもとにリセールバリューを比較検証します。電動ドリルは、インパクトドライバやハンマドリルと比較して汎用性はなく、比較的低価格帯の製品が多いため、リセールバリューはそれらの工具よりも低下しやすい傾向にあります。

電動ドリルの残価率比較表(2025年・未使用品)

メーカー型式ECサイト販売価格(税込)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタDS4011約 22,000 円約 21,881 円約 99.5%
マキタ6305約 19,000 円約 22,000 円約 115.8%
HiKOKID13約 24,000 円約 5,000 円約 20.8%
HiKOKID13SB約 23,000 円約 6,000 円約 26.1%
京セラAD1300VR約 13,000 円約 5,000 円約 38.5%

※残価率=2025年の買取価格 ÷ ECサイト販売価格

2025年未使用品の買取相場(参考情報)

各モデルの2025年時点の未使用品買取相場は以下の通りです。これらの相場は買取業者や時期、製品の状態(未使用品でも保管状況による)、付属品の有無によって変動します。

マキタ DS4011

未使用品で約8,000円~12,000円

マキタ 6305

未使用品で約5,000円~9,000円

HiKOKI D13

未使用品で約6,000円~10,000円

HiKOKI D13SB

未使用品で約7,000円~11,000円

京セラ AD1300VR

未使用品で約4,000円~7,000円

 

上記の買取相場を見ると、マキタ DS4011が比較的高めの相場を示していますが、全体的には買取価格の幅に大きな開きはなく、相場は横並びの傾向です。電動ドリルは本体価格がもともと低めな製品が多く、高性能なインパクトドライバや振動ドリルに需要が移っているため、リセールバリューは総じて低い傾向にあります。

各工具のリセールバリュー傾向と特徴

電動ドリルは、その性質上、「特定の機能に特化した高性能モデル」や「耐久性が特に評価されている定番モデル」が、リセールバリューが低下しにくい傾向にあります。今回の対象モデルの中では、マキタ DS4011は比較的高値で取引されており、リセールバリューが低下しにくいモデルといえるでしょう。これは、マキタのブランド力と、穴あけ専門工具としての性能・耐久性が評価されているためと考えられます。

マキタ DS4011

DS4011
特徴:鉄工13mm、木工38mmという穴あけ能力を持つパワフルな電動ドリルです。低速・高トルクが特徴で、特に大型の穴あけ作業や、ミキサーのアタッチメントを取り付けて練り作業にも使用されるなど、専門的な用途で活躍します。二重絶縁構造や、サイドハンドルによる安定した作業性も特徴です。

リセールバリュー傾向:マキタは電動工具市場での圧倒的なブランド力と信頼性があり、DS4011のような専門用途に特化したモデルは、その性能と耐久性から一定の需要を維持しやすいです。汎用ドリルよりは高価買取が期待できますが、コード式であることや、近年主流の充電式工具に比べると、リセールバリューの維持はやや難しい面もあります。

マキタ 6305

6305
特徴:鉄工13mm、木工30mmの穴あけ能力を持つ電動ドリルです。DS4011に比べてやや小型・軽量で、汎用的な穴あけ作業に適しています。マキタのスタンダードな電動ドリルとして、幅広いユーザーに利用されています。

リセールバリュー傾向:マキタブランドとしての安定した需要はありますが、より汎用的なモデルであり、新製品の登場や充電式工具の普及により、リセールバリューが落ちやすいカテゴリです。美品で付属品が揃っている場合でも、買取価格は控えめになることが多いです。

HiKOKI D13

D13
特徴:鉄工13mm、木工30mmの穴あけ能力を持つ電動ドリルです。軽量で取り回しがしやすく、無段変速スイッチや正逆転切り替え機能を搭載しており、幅広い用途に対応します。HiKOKIのラインナップの中では標準的なモデルです。

リセールバリュー傾向:HiKOKIもマキタと並ぶ大手ブランドであり、プロユーザーからの信頼は厚いです。しかし、D13のような汎用的な電動ドリルは、比較的安価な製品が多く、充電式工具への移行が進んでいるため、リセールバリューは低めに推移する傾向にあります。

HiKOKI D13SB

D13SB
特徴:鉄工13mm、木工30mmの穴あけ能力を持つ電動ドリルです。D13と同様に汎用的なモデルですが、サイドハンドルが付属し、より安定した作業が可能です。正逆転切り替え、無段変速機能も備えています。

リセールバリュー傾向:D13と同様に、HiKOKIブランドの安定した需要はありますが、電動ドリルというカテゴリー全体の傾向として、リセールバリューは低くなりがちです。D13SBは基本的な機能を備えたモデルであり、極端に高額な買取は期待しにくいでしょう。

京セラ AD1300VR

AD1300VR
特徴:鉄工13mm、木工25mmの穴あけ能力を持つ電動ドリルです(旧リョービブランド製品)。無段変速機能やブレーキ機能、正逆転切り替え機能などを搭載し、ドリルスタンドにも取り付け可能です。DIY用途から軽作業のプロまで幅広く使われています。

リセールバリュー傾向:京セラ(旧リョービ)の電動工具は、マキタやHiKOKIと比較すると、プロ向け市場でのブランド力がやや劣る傾向にあります。そのため、リセールバリューも相対的に低くなることが多いです。AD1300VRは汎用性の高いモデルですが、他の2社製品に比べて買取価格は最も低下しやすいと言えます。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

電動工具全般の買取価格に言えることですが、特定のメーカーに限定されず、以下の要因で買取価格が変動します。

新製品の発表・発売時期

多くの電動工具メーカーは、春先(3月~4月頃)や秋口(9月~10月頃)に新製品や新シリーズを発表・発売する傾向があります。特に、電動ドリル市場は充電式インパクトドライバや振動ドリルへの需要シフトが顕著なため、新しい充電式工具の登場がコード式ドリルの価値をさらに低下させる要因となります。新型の発売前に売却するのが高価買取に繋がりやすいです。

製品の状態と経年劣化

電動ドリルは比較的シンプルな構造ですが、使用頻度や保管状況によってモーターの劣化、チャックの摩耗、コードの断線などが起こり得ます。傷や汚れが少なく美品であるほど、また、動作が安定しているほど高価買取が期待できます。特に電動ドリルは、コード式であることから、特にコードの劣化や断線の有無は、査定額に大きく影響するポイントです。

付属品の有無

サイドハンドル、チャックハンドル、取扱説明書、専用ケースなどの付属品がすべて揃っている場合、買取価格がアップする傾向にあります。

 

電動ドリルは、高価な充電式工具に比べて初期投資が少ないため、リセールバリューも相対的に低くなりやすい傾向にあります。その中でも、マキタのような市場をリードするブランドの、特定の専門用途に特化したモデル(例:DS4011)が、比較的リセールバリューを維持しやすいと言えます。不要になった際は、不要になった際は、できるだけ早く、付属品を揃えて清掃済みの状態で査定に出すことが、高価買取につながる最善の方法です。

電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。

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