【2025年版】各社防じんマルノコ買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年8月24日

防じんマルノコのリセールバリュー比較表
2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、主要メーカーの防じんマルノコのリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。なお、2025年時点の具体的な買取実績は稀であるため、直近の未使用品買取相場情報を基に2025年の推定値を算出しています。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | KS511D | ¥28,829 | ¥17,500 | 61 % |
| マキタ | KS513D | ¥31,372 | ¥19,200 | 61 % |
| HiKOKI | C3605DYB | ¥32,391 | ¥17,000 | 52 % |
| HiKOKI | C3605DYC | ¥28,700 | ¥16,000 | 56 % |
| MAX | PJ‑CS61CDP | ¥59,400 | ¥35,600 | 60 % |
| MAX | PJ‑CS53CDP | 価格未確認 | — | — |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
どの工具がリセールバリューが低下しにくいか
マキタ KS511D / KS513D
マキタ KS511D / KS513Dは残価率61%で安定。プロ需要の高さと一定の中古流通が背景にあります。
HiKOKI C3605DYB / C3605DYC
HiKOKI C3605DYB / C3605DYCはそれぞれ52%と56%。特にC3605DYCは最新型で高機能モデルのため、高いリセールバリューを維持しています。
MAX PJ‑CS61CDP(バッテリ・充電器セット)
MAX PJ‑CS61CDPも60%と健闘。ただし、BJ‑CS53CDPは未確認のため今後の調査が必要です。
各工具のリセールバリューの傾向と特徴
マキタ KS511D

傾向
マキタの18Vバッテリーシステムは非常に普及しており、その汎用性と信頼性がリセールバリューの安定に貢献しています。特に防じん機能は専門職での需要が高く、比較的安定した買取価格が期待できます。
特徴
18Vバッテリー対応の充電式防じんマルノコ。優れた集じん性能を持ち、クリーンな作業環境を実現します。コードレスの取り回しやすさと相まって、ボードや建材の切断に広く使用されます。
マキタ KS513D

傾向
KS511Dと同様にマキタの強固なブランド力と18Vバッテリーシステムの恩恵を受け、安定した残価率を維持します。KS511Dよりも上位モデルであり、買取価格も高めに設定される傾向があります。
特徴
18Vバッテリー対応の充電式防じんマルノコで、KS511Dと比較して深切り対応やパワーの面で優れる場合があります。高機能モデルとしてプロからの評価が高く、需要が安定しています。
HiKOKI C3605DYB

傾向
HiKOKIの36Vマルチボルトバッテリーシステムはパワフルで人気がありますが、防じんマルノコにおいてはマキタにややリセールバリューで劣る傾向が見られます。
特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の充電式防じんマルノコ。パワフルな切断能力と優れた集じん性能を両立しています。マルチボルトバッテリーの高い汎用性も強みです。
HiKOKI C3605DYC

傾向
C3605DYBと同様に、マルチボルトバッテリーシステムによる高い性能は評価されるものの、マキタとの残価率の差があります。型番のBとCはカラーバリエーションや一部仕様の違いを示しています。
特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の充電式防じんマルノコで、基本的な性能はC3605DYBと同等です。プロの現場で広く使用されており、堅実な性能を提供します。
MAX PJ-CS61CDP

傾向
MAXは釘打ち機などで高いシェアを誇りますが、防じんマルノコ市場ではマキタやHiKOKIほどのプレゼンスがなく、リセールバリューは低くなる傾向にあります。
特徴
MAX独自のバッテリーシステムを採用した充電式防じんマルノコ。集じん性能に優れ、クリーンな作業が可能です。特定のMAX製品ユーザーからの需要はありますが、市場全体での汎用性は限定的です。
MAX PJ-CS53CDP

傾向
PJ-CS61CDPと同様に、MAXブランドの防じんマルノコとしてはリセールバリューが低めです。
特徴
PJ-CS61CDPよりも小型の充電式防じんマルノコ。取り回しやすさが特徴ですが、やはりマキタやHiKOKIといった大手メーカーと比較すると、中古市場での需要が限定的であることが残価率に影響しています。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
防じんマルノコを含む充電式電動工具の買取価格は、バッテリー技術の進化と新モデルの投入サイクルに大きく影響されます。
マキタ
充電式工具市場のリーダーであり、新製品の開発・投入が非常に活発です。特に、18Vシリーズから40Vmaxシリーズのような新世代バッテリーシステムへの移行期には、旧バッテリーシステムのモデルの買取価格が大きく下落する傾向が見られます。新製品発表は通年行われますが、主要モデルの更新は**春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)**に行われることが多く、その直前が旧モデルの売却に適したタイミングと言えます。
HiKOKI
マキタに次ぐ人気を誇るHiKOKIも、36Vマルチボルトバッテリーシステムを基軸とした新製品の投入を積極的に行っています。バッテリー自体の性能向上や互換性のある工具の拡充に伴い、旧型バッテリーや旧モデルの工具は買取価格が下落します。マキタと同様に、新製品発表のタイミング、特に8月〜9月頃は買取価格が下落しやすい傾向があります。
MAX
MAXはエア工具(釘打ち機など)で高いシェアを持ちますが、充電式電動工具、特にマルノコ分野ではマキタやHiKOKIほどの市場規模はありません。そのため、新製品の投入や競合他社の動向による影響を受けやすく、大手2社に比べて買取価格の下落幅が大きくなることがあります。特定の時期に集中的に価格が落ちるというよりは、新モデルの発表や市場トレンドの変化に応じて、緩やかに価値が変動すると考えられます。
防じんマルノコは専門性の高い工具であり、その集じん性能が特に重視されます。未使用品であれば高い買取価格が期待できますが、充電式であるためバッテリーの技術進歩がリセールバリューに大きく影響します。高値で売却したい場合は、できるだけ新製品が登場する前に売却を検討するのが賢明です。また、集じん機構が正常に機能すること、付属品(ホースやダストバッグなど)が完備されていることも査定に大きく影響します。
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