【2025年版】各社磁気ボール盤買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年8月14日

磁気ボール盤のリセールバリュー比較表(2025年未使用品)
2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、各磁気ボール盤のリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| 日東工器 | LO‑3000A | ¥128,000 | ¥75,000 | 約58.6% |
| 日東工器 | LO‑3550A | ¥138,000 | ¥84,000 | 約60.9% |
| HiKOKI | BM36DA | ¥380,534 | ¥118,000 | 約31% |
| HiKOKI | BM40M2 | ¥181,984 | ¥74,000 | 約40.7% |
| Milwaukee | FMDP‑0C0 JP | ¥242,880 | ¥95,000 | 約39.1% |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
磁気ボール盤のリセールバリューの傾向と特徴
磁気ボール盤は、鋼材に穴を開けるための電動工具です。本体底面には強力な磁石が内蔵され、鋼材に磁気ボール盤本体を固定できるため、移動が難しい大型鋼材や、現場での穴あけ作業に使用されます。
日東工器 LO-3000A

傾向:
日東工器・HiKOKIといった主要メーカーの製品は、その信頼性と性能から高い評価を得ており、高価買取が期待できます。
特徴:
小型・軽量で持ち運びやすく、一般的な工事現場での需要が安定しているため、中古市場でも高い人気を保っていると考えられます。
日東工器 LO-3550A

傾向:
高出力・大径対応の上位機は重仮設や製缶・プラント系で安定需要があり、同社ブランド力と相まって相場の下支えが強い傾向です。コードレスほどモデル更新の影響を受けにくく、状態(磁石ベースの吸着力・主軸振れ・クーラント周り)と付属品の有無で価格差がつきやすいタイプです。
特徴:
最大穴径φ35mm、板厚50mmに対応し、LO-3000Aより強力なモデルです。プロフェッショナル用途で安定した需要があり、それが残価率に反映されていると推測されます。
HiKOKI BM36DA

傾向:
日東工器製品同様、磁気ボール盤での主要メーカーであり、高い評価を受けているメーカーです。
特徴:
コードレスタイプであり、バッテリーをセットで査定に出す場合、バッテリーの寿命や性能が買取価格に影響を与える可能性があります。バッテリー対応モデルは進化が早く、新モデルが出た場合、旧モデルの価値が大きく下がってしまう可能性も考えられます。
HiKOKI BM40M2

傾向:
40mm級の有線ハイパワー機で業務用の裾野が広い反面、中古流通量が多く相場は需給に左右されやすい傾向があります。バッテリー劣化の心配がない分、**実使用状態(ベース面、コレット・アーバの消耗、電装の健全性)**が評価のカギで、純正アクセサリ同梱や整備履歴の明示でリセールを底上げできます。
特徴:
高い穴あけ能力を持つ有線式モデルですが、汎用性の高さから市場に出回る量も多く、それが買取価格に影響している可能性があります。
Milwaukee FMDP-0C0 JP

傾向:
日本国内では他メーカーに比べ、知名度の劣る新興メーカーではありますが、海外では耐久性から高い信頼を誇っており、今後、需要が伸びていくことが期待されます。
特徴:
高耐久バッテリーを使用したハイパフォーマンスモデルであり、他の工具ともバッテリの互換があるため、使用し易く、Milwaukeeユーザーが増加すれば、買取価格も上昇する可能性があります。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
電動工具全般の買取価格は、主に新製品の発表や発売のタイミングで変動し、特に旧モデルの価値が下落する傾向があります。
新製品発表・発売の時期
多くのメーカーは、春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)に新製品やシリーズのモデルチェンジを発表・発売することが多いです。これに伴い、既存モデルの買取価格は、新モデル発売の**直前期間(例:8月〜9月頃)**に下落する傾向が見られます。これは、買取業者が新しいモデルの流通に備え、旧モデルの在庫リスクを調整するためです。
ブランドの安定性
マキタやHiKOKIといった日本国内で絶大な信頼と人気を誇るメーカーの工具は、市場での需要が安定しているため、他ブランドと比較して全体的に買取価格が維持されやすい傾向にあります。しかし、特定の工具では、マキタやHiKOKIよりも信頼・人気が上回るブランドも存在するため、その限りではありません。
市場需要とトレンド
インパクトドライバーやコードレス工具など、特定の種類の電動工具は常に高い需要があり、リセールバリューも比較的良好な傾向があります。一方で、特定の用途に特化した工具や旧式の有線工具は、需要の変動によって買取価格が下落しやすくなることがあります。
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