【2025年版】各社充電油圧パンチャー買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年8月18日

充電油圧パンチャーのリセールバリュー比較表

2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、各充電油圧パンチャーのリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。なお、2025年時点の具体的な買取実績は稀であるため、直近の未使用品買取相場情報を基に2025年の推定値を算出しています。

メーカー型式ECサイト販売価格(目安)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタPP001GZK¥300,762¥94,000約31.3%
マキタPP200DRG¥170,980¥111,000約64.9%
oguraN209WMX¥235,455¥101,000約42.9%
oguraN208WDS¥227,164¥100,000約44.0%
育良ISK-BP20LF¥236,345¥115,000約48.7%
育良ISK-MP15LF¥198,257¥55,000約27.7%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。

コードレス油圧パンチャーのリセールバリュー全般

コードレス油圧パンチャーは、その機動性と利便性から建築・設備工事現場で広く利用されており、中古市場でも多くの需要があります。リセールバリューに影響する主な要素は以下の通りです。

ブランド力

マキタ、オグラ(Ogura)、育良精機といった主要メーカーの製品は、その高い信頼性と豊富な実績から市場での評価が高く、高価買取が期待できます。特にこれらのブランドの製品は、部品供給や修理体制も充実しているため、中古品でも安心して購入できるという側面もリセールバリューに寄与します。

製品の状態

外観の傷や汚れの少なさ、そして何よりも正常に動作することが査定額に大きく影響します。油圧パンチャーの場合、油漏れの有無、パンチ刃やダイスの摩耗状態、バッテリーの劣化具合なども重要なチェックポイントとなります。特に、使用頻度が低く、丁寧に使用されていたことが伺える製品や、定期的なメンテナンスが行き届いている製品は高値がつきやすいです。逆に、使用頻度が高いものは、動作音から不調が判別しやすく、外観が綺麗であったとしても、内部に問題がある場合が多いです。不調が確認できる製品はリセールバリューが下がってしまいます。

機能性と性能

新しいモデルや、より高出力で穴あけ能力が高いモデル、または特殊な用途に対応できるモデルは、その作業効率の高さや汎用性から需要が継続し、リセールバリューも維持されやすい傾向にあります。バッテリーの互換性も重要な要素で、現行モデルと同じバッテリープラットフォームを採用している製品は、他の電動工具との連携性も高く、需要が見込めます。

各パンチャーのリセールバリューの傾向と特徴

マキタ PP001GZK

PP001GZK
傾向
マキタの充電工具全体での高い人気と信頼性が、油圧パンチャーにおいても高いリセールバリューに繋がっています。40Vmaxバッテリーシステムを採用しており、最新技術と高出力が評価されます。

特徴
40Vmaxバッテリー対応で、コードレスながらパワフルな穴あけ能力を持ちます。取り回しやすさとマキタの共通バッテリーシステムによる利便性が高く、幅広いユーザーに支持されています。

マキタ PP200DRG

PP200DRG
傾向
PP001GZKと同様に、マキタブランドの強みが活かされ、非常に高い残価率を維持しています。プロの現場での需要が安定しています。

特徴
18Vバッテリー対応で、優れた携帯性と性能のバランスが取れています。汎用的な18Vバッテリーシステムと互換性があるため、他のマキタ製工具との併用が容易な点も強みです。

オグラ N209WMX

N209WMX
傾向
油圧パンチャーの専門メーカーであるオグラの製品は、プロフェッショナルからの信頼が厚く、一定以上の残価率を維持します。マキタほどではないものの、専門性の高さが評価されます。

特徴
高い耐久性と安定した穴あけ性能が特徴のオグラの主力モデルの一つです。特定の専門業者からの強い支持があり、中古市場でも一定の需要が見込めます。

オグラ N208WDS

N208WDS
傾向
N209WMXと同様に、専門メーカーならではの品質と需要により、中程度の残価率を維持します。

特徴
N209WMXよりもコンパクトな設計で、狭い場所での作業に適しています。高い信頼性はそのままに、取り回しやすさを重視するユーザーに選ばれています。

育良 ISK-BP20LF

ISK-BP20LF
傾向
育良精機も油圧工具の専門メーカーですが、マキタやオグラと比較すると、一般市場での流通量やブランド認知度の差が残価率に影響している可能性があります。

特徴
大型で高出力なモデルであり、重厚な鋼材加工など専門的な現場での利用が想定されます。特定のニーズがあるため、需要は限定的になる可能性があります。

育良 ISK-MP15LF

ISK-MP15LF
傾向
他のモデルと比較して、残価率がやや低い傾向にあります。

特徴
コンパクトで取り回しやすいモデルですが、ニッチな専門性が高い製品であり、中古市場での需要層が限定されることが残価率に影響を与えている可能性があります。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

電動工具の買取価格は、新製品の発表や発売のタイミング、市場の需要と供給のバランスに大きく影響されます。充電式工具は、バッテリー技術の進歩や新モデルの頻繁な投入によって、AC機よりも旧モデルの価値が比較的早く下落する傾向にあります。

マキタ

充電式工具のラインナップが非常に豊富で、特に40Vmaxシリーズなどの新バッテリーシステムを導入した際には、旧来の18V/36V(40Vmax登場前)モデルの買取価格が相対的に下落する傾向が見られます。新製品発表は通年行われますが、特に**春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)**に主力モデルの更新が行われることが多く、その直前は旧モデルの売却に適したタイミングと言えます。マキタはブランド力が高いため、他社に比べて価格の維持率は良いものの、新型への需要シフトは避けられません。

オグラ(Ogura)

油圧工具の専門メーカーであり、新製品のサイクルは汎用電動工具ほど頻繁ではありません。しかし、モデルチェンジや性能向上型が発表されると、旧モデルの価値は下がる傾向にあります。新製品の投入時期は不定ですが、大きな展示会(例:テクノフロンティア展など)や業界イベントに合わせて発表されることがあります。専門性が高い工具のため、一般的な電動工具のような季節的な価格変動よりも、業界内の需要動向や新しい工法への対応状況が買取価格に影響を与えることがあります。

育良精機(Ikura Seiki)

オグラと同様に専門性の高いメーカーであり、新製品のリリースは比較的ゆっくりとしたペースです。買取価格の下落時期は、主に新モデルの発売や、競合他社(マキタ、オグラなど)からの高性能モデルの登場によって引き起こされることが多いです。これらの専門工具は、一般的なDIY需要よりもプロフェッショナルな現場での需要が中心となるため、その業界の景気動向や特定の工事案件の有無が買取価格に影響を与えることもあります。

 

充電式油圧パンチャーは高価な専門工具であり、バッテリーの状態も買取価格に大きく影響します。未使用品であっても、技術の陳腐化や新モデルの登場により、時間の経過とともに価値は減少します。できるだけ早い段階での売却が、高値買取に繋がりやすいと言えます。

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