【2025年版】各社充電式マルノコ買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年8月20日

充電式マルノコのリセールバリュー比較

2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、各充電式マルノコのリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。

メーカー型式ECサイト販売価格(目安)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタHS631DZS¥31,809¥22,000約69.2 %
マキタHS008G¥30,770¥16,000約52.0 %
HiKOKIC3606DB(NN)¥33,000¥16,000約48.5 %
HiKOKIC3605DB(SK)(NN)¥30,732¥15,000約48.8 %
BOSCHGKS18V‑57‑2¥27,085(Amazon)¥10,000約36.9%
BOSCHGKS 10.8 V-LI¥15,259¥5,500約36.0%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。

充電式マルノコのリセールバリューについて

近年、充電式の工具は、その取り回しの良さや電源確保の容易さから非常に人気が高く、中古市場でのリセールバリューにもそれが反映されています。

充電式モデルの需要

AC式に比べ、コードレスの利便性は作業効率を格段に向上させるため、中古市場でも需要を押し上げています。

バッテリーシステムとの互換性

マキタやHiKOKIは、同一電圧のバッテリーを様々な工具で使い回せるシステムを展開しており、これが充電式マルノコ本体の需要をさらに高めます。特に、高容量バッテリーや最新のスマートバッテリー対応モデルは、より高いリセールバリューが期待できます。

ブラシレスモーターの有無

高出力・高効率・長寿命かつ小型なブラシレスモーター搭載モデルは、中古市場でも高く評価され、リセールバリューの維持に貢献します。

充電器・バッテリーの有無と状態

バッテリーは消耗品であり、その劣化具合が買取価格に大きく影響します。新品に近い状態のバッテリーや最新の高容量バッテリーが付属していれば、査定額が上乗せされます。

付属品の有無

平行定規、六角棒スパナなどの初期付属品が揃っているかどうかも査定に影響し、専用ケース付きの製品は評価が高まります。

 

マキタやHiKOKI製の充電式マルノコは、そのブランド力、需要の高さ、バッテリーシステムの互換性などから、電動工具の中でも特に高いリセールバリューを期待できます。良好な状態で、高容量バッテリーやブラシレスモーター搭載といった最新技術が盛り込まれたモデルは、高額査定が期待できるでしょう。

各工具ごとのリセールバリューの傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)

マキタ HS631DZS

HS631DZS
傾向
マキタの18Vバッテリーシリーズは、市場に最も広く普及しており、安定した需要があります。このモデルはバランスの取れた性能で、中古市場でも人気が高く、比較的高いリセールバリューを維持します。

特徴
18Vバッテリー対応の165mm充電式マルノコで、コードレスの利便性と十分なパワーを兼ね備えています。マキタの豊富な18Vバッテリーシステムとの互換性も魅力です。

マキタ HS008G

HS008G
傾向
40Vmaxシリーズの登場により、マキタの最新技術が投入されたモデルとして、高いリセールバリューが期待されます。パワフルな作業を求めるプロからの需要が高いです。

特徴
マキタの次世代バッテリーシステムである40Vmax対応の165mm充電式マルノコ。高出力・高負荷作業に強く、過酷な現場での使用に適しています。より高性能なモデルのため、高価買取に繋がりやすいです。

HiKOKI C3606DB

C3606DB
傾向
マキタには一歩譲るものの、HiKOKIの36Vマルチボルトバッテリーシステムは人気があり、安定したリセールバリューを保ちます。

特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の165mm充電式マルノコ。AC機に匹敵するパワーが特徴で、コードレスの機動性とパワフルさを両立しています。プロからの支持も厚いです。

HiKOKI C3605DB(SK)

C3605DB(SK)
傾向
C3606DBと同様に、マルチボルトバッテリーシステムと125mmという取り回しの良いサイズが評価され、安定した残価率を維持します。

特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の125mm充電式マルノコ。小型ながらもパワフルで、細かな作業や仕上げに適しています。限定色も存在し、その場合は価値が変動します。

BOSCH GKS18V-57-2

GKS18V-57-2
傾向
ボッシュは世界的なブランドですが、日本のプロ市場ではマキタやHiKOKIほどのシェアがなく、リセールバリューは相対的に低くなる傾向があります。

特徴
18Vバッテリー対応の165mm充電式マルノコ。堅実な性能を持ちますが、バッテリーシステムの種類が多岐にわたるため、共通バッテリーの普及度がリセールに影響を与えることがあります。

BOSCH GKS 10.8 V-LI

GKS 10.8 V-LI
傾向
10.8VクラスはDIY用途や軽作業向けが主であり、プロ仕様の高額なモデルに比べて買取価格が低くなる傾向が顕著です。

特徴
10.8Vバッテリー対応の小型・軽量な充電式マルノコ。取り回しやすさが特徴ですが、プロ市場での需要が限定的であるため、リセールバリューも低くなりがちです。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

充電式工具のリセールバリューは、AC機よりもバッテリー技術の進化や新モデルの頻繁な投入に大きく影響され、旧モデルの価値が比較的早く下落する傾向があります。

マキタ

圧倒的な市場シェアと幅広い製品ラインナップを持つマキタは、充電式工具のモデルチェンジを頻繁に行います。特に、18Vから40Vmaxのような新しいバッテリーシステムへの移行期には、旧バッテリーシステムのモデルの買取価格が大きく下落する傾向が見られます。新製品発表は通年行われますが、主力モデルの更新は**春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)**に行われることが多く、その直前は旧モデルの売却に適したタイミングと言えます。

HiKOKI

マキタと同様に、36Vマルチボルトバッテリーシステムを主軸に新製品を積極的に投入しています。特にバッテリー自体の性能向上や互換性のある工具の拡充に伴い、旧型バッテリーや旧モデルの工具は買取価格が下落します。マキタと同様に、新製品の発表・発売の時期、特に8月〜9月頃は買取価格が下落しやすい傾向があります。

BOSCH

ボッシュもグローバルなブランドとして新技術を投入していますが、日本のプロ市場におけるシェアはマキタやHiKOKIほど高くありません。そのため、新製品が出た際の下落幅が相対的に大きくなることがあります。バッテリーシステムも18Vや10.8Vなど複数展開しており、新しいバッテリー技術が登場すると、それまでのモデルのリセールバリューは影響を受けやすくなります。特定の時期に集中して価格が落ちるというよりも、新製品の投入や市場トレンドに応じて随時変動すると考えられます。

 

充電式マルノコはバッテリーの性能が非常に重要であるため、新しいバッテリーシステムやより高容量のバッテリーが登場すると、旧型の工具の価値は大きく減少します。高値で売却したい場合は、できるだけ新製品が登場する前に売却を検討するのが賢明です。また、バッテリーと充電器がセットで、正常に動作する状態で売却することが、より高い買取価格に繋がります。

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