【2025年版】各社ボードカッター買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年10月30日

ボードカッターのリセールバリュー比較表
2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、主要メーカーのボードカッターのリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。なお、2025年時点の具体的な買取実績は稀であるため、直近の未使用品買取相場情報を基に2025年の推定値を算出しています。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | SD180D | ¥23,850 | ¥12,000 | 50 % |
| マキタ | SD100D | ¥19,531 | ¥9,000 | 46 % |
| HiKOKI | CK18DA(NN) | ¥24,048 | ¥14,000 | 58 % |
| HiKOKI | CK12DA(NN) | ¥29,940 | ¥10,000 | 33% |
| Panasonic | EZ45A3 | ¥30,778 | ¥7,000 | 23% |
| Panasonic | EZ4543 | ¥29,528 | – | — |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
どのボードカッターがリセールバリューが低下しにくいか
マキタ SD180D
未使用新品の買取想定価格は¥12,000、公表価格より50%の高水準。ブランド力と需要の高さから価値維持しやすい。
マキタ SD100D
本体のみ価格でも¥19,531→¥9,000で46%。スタンダードモデルでもリセール時に高評価が期待できる。
HiKOKI CK18DA(NN)
残価率 58%を維持している。最新モデルで機能性やセット構成によりリセールバリューが強い。
HiKOKI CK12DA(10.8V)
HiKOKIの10.8Vモデルの需要が低いため残価率 33%となっている。
ボードカッターごとのリセールバリューの傾向と特徴
マキタ SD180D
傾向:マキタの18Vバッテリーシステムは非常に普及しており、その汎用性と信頼性がリセールバリューの安定に貢献しています。石膏ボードなどの専門的な切断作業での需要が高く、比較的安定した買取価格が期待できます。
特徴:18Vバッテリー対応の充電式ボードカッター。石膏ボードやベニヤのくり抜き切断に特化しており、粉じんを抑える集じん機能も備えています。コードレスで取り回しやすく、多くの内装業者に選ばれています。
マキタ SD100D
傾向:マキタの10.8Vバッテリーシステムも軽作業向けに広く普及しており、SD180Dに次ぐ安定した残価率を維持します。
特徴:10.8Vスライド式バッテリー対応の充電式ボードカッター。小型軽量で取り回しやすく、手軽にボードのくり抜き作業を行いたい場合に適しています。
HiKOKI CK18DA
傾向:HiKOKIの18Vバッテリーシステムもパワフルで人気があり、安定したリセールバリューを保ちます。
特徴:18Vバッテリー対応の充電式ボードカッター。マキタ製品と同様に石膏ボードなどのくり抜き切断に特化しており、パワフルなモーターと優れた作業性が特徴です。
HiKOKI CK12DA
傾向:CK18DAよりも残価率はやや低いものの、HiKOKIの12Vバッテリーシステムも軽作業向けに普及しており、一定の買取価格を維持しています。
特徴:12Vバッテリー対応の充電式ボードカッター。軽量コンパクトで、細かな作業や連続作業での負担を軽減します。
Panasonic EZ45A3
傾向:パナソニックは電動工具市場で一定の存在感がありますが、ボードカッターにおいてはマキタやHiKOKIほどの市場シェアやブランド認知度がなく、リセールバリューは相対的に低くなる傾向があります。
特徴:18V/14.4V両電圧対応の充電式ボードカッター。独自のバッテリーシステムを採用しており、他のパナソニック製工具との連携は可能ですが、他社製品との互換性はありません。
Panasonic EZ4543
傾向:EZ45A3と同様に、パナソニック製品としてはリセールバリューが低い傾向にあります。旧モデルであることも影響しています。
特徴:14.4Vバッテリー対応の充電式ボードカッター。EZ45A3に比べて古いモデルであり、最新機種と比較すると性能面で見劣りするため、買取価格も低くなりがちです。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
ボードカッターを含む充電式電動工具の買取価格は、主にバッテリー技術の進化と新モデルの投入サイクルに影響されます。
マキタ
マキタは充電式工具市場のリーダーであり、新製品の開発・投入が非常に活発です。特に、18Vシリーズから40Vmaxシリーズのような新世代バッテリーシステムへの移行期には、旧バッテリーシステムのモデルの買取価格が大きく下落する傾向が見られます。
新製品発表は通年行われますが、主要モデルの更新は**春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)**に行われることが多く、その直前が旧モデルの売却に適したタイミングと言えます。
HiKOKI
マキタに次ぐ人気を誇るHiKOKIも、36Vマルチボルトバッテリーシステムを基軸とした新製品の投入を積極的に行っています。バッテリー自体の性能向上や互換性のある工具の拡充に伴い、旧型バッテリーや旧モデルの工具は買取価格が下落します。
マキタと同様に、新製品発表のタイミング、特に8月〜9月頃は買取価格が下落しやすい傾向があります。
Panasonic
パナソニックはプロ向け電動工具も展開していますが、ボードカッター市場におけるシェアはマキタやHiKOKIほど高くありません。そのため、新製品の登場や競合他社の動向による影響を受けやすく、大手2社に比べて買取価格の下落幅が大きくなることがあります。
独自のバッテリーシステムを採用しているため、バッテリーシリーズの更新があった場合、旧バッテリーに対応する工具は特に価値が下がる傾向にあります。
総じて:ボードカッターは石膏ボードなどを効率的に切断するための専門工具であり、内装業者などで需要があります。未使用品であれば比較的高い買取価格が期待できますが、充電式モデルはバッテリー性能の進化が著しいため、高値で売却したい場合は、できるだけ新製品が登場する前に売却を検討するのが賢明です。また、バッテリーと充電器がセットで、正常に動作する状態で売却することが、より高い買取価格に繋がります。替え刃や集じんカップなどの付属品が揃っていることも査定にプラスに働きます。
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