【2025年版】各社ペンドライバドリル買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年6月6日

ペンドライバドリルのリセールバリューについて、2025年の未使用品買取相場情報をもとに、下記対象の充電式ペンドライバドリルを比較検証しました。

ペンドライバドリルの残価率比較表(2025年・未使用品)

メーカー型式ECサイト販売価格(税込)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタDF012DSHX約 20,000 円約 10,000 円約 50.0%
PanasonicEZ7521LA2S約 24,000 円約 7,000円約 29.2%
HiKOKIWH7DL(2LCSK)約 19,000 円約 7,000 円約 36.8%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格) で算出をしております。

2025年未使用品の買取相場(参考情報)

マキタ DF012DSHX

未使用品で約11,000円の買取相場が見られます。マキタ製の充電式ペンドライバドリルは、マキタ製の充電式ペンドライバドリルは常に高い需要があり、高額査定につながりやすいのが特徴です。マキタ製品は中古(二次流通品)市場での需要が工具メーカーの中で随一であり、特に充電工具のカテゴリにおいては、高いリセールバリューがあります。

Panasonic EZ7521LA2S

未使用品で約7,000円の買取相場が見られます(2025年2月時点)。充電式のペンドライバドリルの中ではマキタに次いで高いリセールバリューを誇ります。

HiKOKI WH7DL(2LCSK)

未使用品で約7,000円の買取相場が見られます。パナソニック製品に並び、高いリセールバリューがあります。

 

上記の買取相場を見る限り、現時点では『マキタ製 DF012DSHX』が特に高値で取引される傾向が見られます。

各工具のリセールバリューの傾向と特徴

電動工具のリセールバリューは、ブランドの人気度、製品の耐久性、性能、そして付属品の有無や製品の状態に大きく左右されます。

マキタ DF012DSHX

DF012DSHX
特徴:7.2Vのペン型ドライバドリルで、高精度で均一な締付けが可能なオートストップ機能、バッテリー残容量停止機能、21段クラッチとドリルモードの切り替え、高速/低速2スピード切り替え、側面正逆スイッチ、手締め機能、専用スイッチ付きLEDライトを搭載しています。非常にコンパクトで軽量(0.53kg)なため、狭い場所での作業や携帯性に優れています。最大締付けトルクは8N・mです。

リセールバリュー傾向マキタは電動工具市場で非常に高い人気と信頼を誇るブランドであり、その製品は耐久性と性能の高さから中古市場でも常に高い需要があります。そのため、全体的にリセールバリューは低下しにくい傾向にあります。マキタ製品の中で特に充電式工具については、高値で取引されることが多いです。

Panasonic EZ7521LA2S

EZ7521LA2S
特徴:7.2Vの充電スティックインパクトドライバーで、パワフルな25N・mの最大締付けトルクと、高速2,300回転/分の回転数を持ちます。暗所・狭所作業を明るくサポートする2WAY LEDライト(スポット・ワイド)、手締め機能、バッテリーパック内の制御回路による過放電・高温防止機能、長寿命化を追求したスイッチが特徴です。折り曲げ時全長235mmとコンパクトです。

リセールバリュー傾向パナソニックの電動工具は、国内外の建築現場や工場で広く使用されており、その耐久性には定評があります。インパクトドライバーやハンマドリル、充電圧着工具など電気工事に関わる製品が人気で、製造年が新しいほど高額査定が期待できる傾向にあります。現在のデュアルシリーズ以前の製品は、リセールバリューが低下傾向にありますので、お使いにならない工具をお持ちの場合は、できるだけ早くご売却いただくことをお勧めします。

HiKOKI WH7DL(2LCSK)

WH7DL(2LCSK)
特徴:7.2Vのコードレスインパクトドライバーで、新開発の高容量1.5Ahリチウムイオン電池を採用しています。便利な手締め機構(スピンドルロック付)、安全性を確保し電池寿命を延ばす多重保護回路(過負荷防止・過放電防止・セルごとの電圧監視)、速度を微調整しやすいトリガ式無段変速スイッチ、握りやすいグリップ形状が特徴です。最大締付けトルクは25N・m、最大回転数は2,400回転/分です。

リセールバリュー傾向HiKOKI(旧日立工機)もマキタと同様に、プロユーザーからの信頼が厚い人気ブランドであり、中古市場での需要も高いです。特に人気モデルは高額査定が期待できます。外観や動作状態、そしてバッテリーや充電器、取扱説明書などの付属品が揃っているかどうかが査定額に大きく影響します。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

電動工具の買取価格が落ちる一般的な傾向は、主に「新機種の発売」と「製品の状態・経年劣化」に影響されます。

新機種の発売

各メーカーは、春や秋など特定の時期に新モデルを発売する傾向があります(ただし、メーカーによって異なります)。新機種が発売されると、旧モデルの市場価値は低下する傾向にあります。そのため、使用しなくなった電動工具は、新しいモデルが発表される前に売却するのが高価買取のポイントとなります。

製品の状態と経年劣化

電動工具は使用頻度や保管状況によって状態が劣化するため、時間が経つほど買取価格は下がります。傷や汚れが少ない美品であるほど、また、動作が安定しているほど高価買取が期待できます。定期的なメンテナンスや清掃もリセールバリュー維持に繋がります。

付属品の有無

バッテリー、充電器、取扱説明書、専用ケースなどの付属品がすべて揃っている場合、買取価格がアップする傾向にあります。特に純正バッテリーの有無は非常に重要です。取扱説明書や専用ケースは、製品により減額(増額)の扱いが異なります。精密機器など、輸送中の破損リスクが高い製品については、ケースの有無が大きく影響します。また市場での流通は維持しているものの、年式が古くHP等から取扱説明書の掲載が取り下げられてしまっている製品に関しては、取扱説明書の有無が大きく影響いたします。

総じて、マキタとHiKOKIは市場でのブランド力と製品の信頼性から、リセールバリューが落ちにくい傾向があります。パナソニックも耐久性に定評があり、現行のデュアルシリーズについては一定の需要があります。どのメーカーの工具も、新機種発売前のタイミングで、付属品を揃え、きれいな状態で査定に出すことが、高価買取に繋がる最も効果的な方法です。

電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。

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