【2025年版】各社ペンインパクトドライバー買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年7月7日

電動工具のリセールバリューについて、2025年の未使用品における買取相場情報と、各工具・メーカーのリセールバリュー傾向をまとめました。2025年の買取相場は、現在の市場価格を基にした推定値となります。
ペンインパクトドライバーの残価率比較表(2025年・未使用品)
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | TD022DSHX | 約 ¥17,000 | ¥10,000 | 58.9% |
| マキタ | TD021DSHSP | 約 ¥11,200 | ¥6,000 | 53.6% |
| HiKOKI | WH7DL(2LCSK) | 約 ¥16,500 | 約 ¥7,000 | 42.4% |
| HiKOKI | FWH7DL(LCSK) | 約 ¥12,700 | 約 ¥6,000 | 47.2% |
| Panasonic | EZ7521LA2S | 約 ¥17,800 | 約 ¥7,000 | 39.3% |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
ペンインパクトドライバーのリセールバリュー比較
ペンインパクトドライバーは、そのコンパクトさと手軽さから、DIY用途はもちろん、電気工事や設備工事、家具の組み立てなど、狭い場所での作業や繊細な作業を行うプロからも根強い人気があります。そのため、リセールバリューは利便性、携帯性、そしてブランド力に大きく左右されます。
リセールバリューが低下しにくいのは、以下の特徴を持つ製品です。
コンパクトさと使い勝手の良さ
ペンインパクトの最大の利点である携帯性や、狭い場所での作業に対応できる設計が、常に高い需要を生み出します。
軽量性とパワフルさのバランス
小型でありながら十分な回転数・トルクを発揮できるモデルは、プロ・アマ問わず人気が高いです。
ブランド力と人気モデル
マキタやHiKOKIといった、小型工具の分野でも定評のあるメーカーのモデルは、安定したリセールバリューが期待できます。逆に、ユーザー数が少ないメーカーはリセールバリューが低下しがちです。
製品の状態と付属品
未使用品や使用感が少ないもの、そしてバッテリー、充電器、専用ケース、取扱説明書などの付属品がすべて揃っているものは、高価買取に繋がりやすいです。
各工具のリセールバリューの傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)
マキタ TD022D / TD021D

特徴:マキタのペンインパクトドライバーは、その高い人気と豊富なカラーバリエーションで知られています。軽量コンパクトながら十分な締め付け能力を持ち、左右両側面スイッチで正逆転切替が可能なため、直感的に操作可能な点も魅力です。TD022DはTD021Dの後継機ですが、型落ち品として安価に流通しているTD021Dもいまだに市場人気があります。
リセールバリュー傾向:マキタのペンインパクトは非常に人気が高く、中古市場でも常に需要があります。TD022DSHXは現行モデルであり、未使用品であれば10,000円程度の買取相場が期待できます(バッテリー・充電器・ケースセットの場合)。カラーによっての価格差はほとんどありません。TD021DSHSPは旧モデルとなりますが(現行品とはセット内容が異なる)、依然として人気があるため、未使用品であれば6,000円程度の買取相場が期待できます。マキタはブランド力と供給量が多く、消耗品(バッテリーなど)も手に入りやすいため、型落ちしても一定の価値を保ちやすいです。
HiKOKI WH7DL / FWH7DL

特徴:HiKOKIのペンインパクトドライバーは、クラス最大級の締付けトルクを誇り、電池多重保護回路を内臓しているため、パワフルさと耐久性が特徴です。FWH7DLはホームセンター等で販売されているDIYモデルですが、カラー以外の基本性能は違いがありません。しかし、セット内容が異なるため、自身の求める付属品内容でご選択頂けます。
リセールバリュー傾向:HiKOKIのペンインパクトもプロからの評価が高く、特に耐久性を求めるユーザーに人気です。WH7DL(2LCSK) は、未使用品であれば7,000円程度の買取相場。FWH7DL(LCSK)未使用品であれば6,000円程度の買取相場が期待できます。(※共にバッテリー・充電器・ケースセットの場合)
Panasonic EZ7521

特徴:パナソニックのペンインパクトドライバーは、優れたバランスと使いやすさ、そしてスマートなデザインが特徴です。スポット・ワイドの2種LEDライトや過放電防止点滅機能など、細やかな機能が充実しています。
リセールバリュー傾向:パナソニックのペンインパクトは、特に電気工事士など、繊細な作業を行うプロから支持されています。EZ7521は現行の主力モデルであり、未使用品であれば7,000円程度の買取相場が期待できます(バッテリー・充電器・ケースセットの場合)。特定のプロフェッショナルなユーザー層からの需要が安定しているため、相場が変動しにくい傾向にあります。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
共通の傾向
新製品の発売時期
各メーカーが毎年行うモデルチェンジや新製品の発表は、既存モデルの買取価格が大きく下がる主な要因です。特に最新モデルから数年経過すると、「型落ち品」として評価が下がりやすくなります。
時間経過
電動工具は技術の進化が早いため、時間が経つほど価値が低下します。不要になった工具は、なるべく早く買取査定に出すことが高価買取のコツです。
使用頻度と状態の悪化
バッテリーの劣化、本体の汚れ、傷、サビ、故障などは買取価格を大きく下げる要因となります。日頃の手入れが重要です。
バッテリーシステムの変更
例えば、マキタの40Vmaxのような高電圧バッテリーシステムがペンインパクトにも波及した場合、既存の7.2Vモデルの価値に影響を与える可能性があります。
メーカーごとの傾向
マキタ
最も人気があり、中古市場でも回転が速いため、価格の落ち込みは他社に比べて緩やかです。特にペンインパクトのような汎用性の高いモデルは、モデルチェンジの影響を受けにくい傾向があります。
HiKOKI
マキタと同様にプロ需要が高く、一定の人気は保たれます。新モデル発表による型落ちの影響は受けますが、耐久性やパワーを求める層からの需要は継続します。
Panasonic
パナソニックは、特定のニッチなプロ市場(電気工事など)で強い支持を得ています。そのため、そのプロ層の需要が続く限り、比較的安定したリセールバリューを保ちやすいです。ただし、マキタやHiKOKIに比べて流通量が少ないため、市場の動向によっては価格が変動する可能性もあります。
総合的に見ると、ペンインパクトにおいてリセールバリューの低下が最も少ないのは、マキタのTD022Dであると言えます。これらのモデルは、コンパクトさと使いやすさ、そしてそれぞれのメーカーのブランド力によって、プロ・アマ問わず安定した需要を誇るため、比較的高い買取価格を維持しやすいでしょう。
電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。
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