【2025年版】各社プラズマ切断機買取価格（リセールバリュー）比較まとめ
更新日：2025年10月24日
プラズマ切断機のリセールバリュー比較表
2025年時点の未使用品買取相場情報に基づくと、DAIHENのDCT35Cが最もリセールバリューが低下しにくい傾向にあります。これは、DAIHENが溶接・切断機器の専門メーカーとして高い信頼性とブランド力を持ち、市場で安定した需要があるためです。プラズマ切断機は専門性の高い高価な工具であるため、メーカーの信頼性や製品の性能がリセールバリューに直結します。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格（目安） | 買取価格（未使用品） | 残価率（％） |
|---|---|---|---|---|
| DAIHEN | DCT-35C | ¥599,500 | ¥200,000 | 33.4% |
| DAIHEN | M-1500C | ¥442,194 | ¥140,000 | 31.7% |
| マイト工業 | MP-40 | ¥170,932 | ¥70,000 | 41.0% |
| マイト工業 | MP-40CF | ¥314,600 | ¥90,000 | 28.6% |
| 育良精機 | ISK-IAP202 | ¥226,864 | ¥70,000 | 30.9% |
| 育良精機 | ISK-IAP124E | ¥198,206 | ¥65,000 | 32.8% |
残価率[％] ＝100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
各プラズマ切断機のリセールバリューの傾向と特徴
DAIHEN DCT35C
リセールバリュー傾向
溶接機のトップメーカーであるDAIHENのブランド力と、高い切断能力が評価され、ﾌﾟﾗｽﾞﾏ切断機の中では安定したリセールバリューを維持します。特にインバータ制御による高効率・高精度な切断が、プロの現場で重宝されています。
特徴
定格出力35Aのインバータ制御プラズマ切断機。薄板から厚板まで幅広い材料の切断に対応し、優れたアーク安定性と高精細な切断面を実現します。軽量・コンパクトでありながら、高いパフォーマンスを発揮します。
DAIHEN M-1500C
リセールバリュー傾向
中程度。DCT35Cに比べると旧モデルですが、DAIHENのブランド力は健在であり、一定の需要があります。
特徴
M-1500Cはインバータ制御ではありませんが、DAIHEN製品としての信頼性は高く、堅牢な作りが特徴です。
マイト工業 MP-40
リセールバリュー傾向
溶接機・切断機の専門メーカーとして認知度が高く、特に小型・軽量モデルはDIYからプロまで幅広く使われるため、安定したリセールバリューを保ちます。
特徴
小型・軽量で持ち運びに便利なインバータ制御プラズマ切断機。低価格ながら、優れた切断能力とアークの安定性を持ちます。汎用性の高い型番です。
マイト工業 MP-40CF
リセールバリュー傾向
MP-40と同様に、高い性能とコストパフォーマンスが評価されます。
特徴
MP-40のフィルター付きモデルであり、エアフィルターが内蔵されているため、よりクリーンな切断が可能です。
育良精機 ISK-IAP202
リセールバリュー傾向
マイト工業と同様に、溶接・切断機器の専門メーカーとして高い評価を得ています。特にインバータ制御による高機能モデルは、プロの現場で一定の需要があります。
特徴
インバータ制御のプラズマ切断機で、薄板から中厚板まで切断可能。IGBT素子を搭載し、高効率・安定したアークを実現します。
育良精機 ISK-IAP124E
リセールバリュー傾向
ISK-IAP202よりも旧モデルであり、よりシンプルで安価なモデルであるため、リセールバリューは低くなる傾向にあります。
特徴
インバータ制御のプラズマ切断機。比較的小型・軽量で、手軽に切断作業を行いたい場合に適しています。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
プラズマ切断機は、溶接機と同様にモデルチェンジのサイクルが比較的長く、買取価格の変動は緩やかです。しかし、技術革新や市場の動向によって価格は変動します。
DAIHEN
溶接機・切断機のトップメーカーとして、新製品の発表は業界のトレンドを牽引する可能性があります。より高出力、軽量化、省エネ化といった性能向上を果たした新モデルが登場した場合、旧モデルの買取価格は下落する可能性があります。新製品の発表は特定の時期に限定されませんが、業界の展示会やイベント（例：4月や10月頃に開催される溶接・切断関連の展示会）に合わせて価格が変動することが考えられます。
DAIHEN
溶接機・切断機のトップメーカーとして、新製品の発表は業界のトレンドを牽引する可能性があります。より高出力、軽量化、省エネ化といった性能向上を果たした新モデルが登場した場合、旧モデルの買取価格は下落する可能性があります。新製品の発表は特定の時期に限定されませんが、業界の展示会やイベント（例：4月や10月頃に開催される溶接・切断関連の展示会）に合わせて価格が変動することが考えられます。
マイト工業
マイト工業は、特に小型・軽量のインバータ制御機に強みを持っています。そのため、より小型化、高性能化、あるいは価格競争力のある新モデルが登場すると、既存モデルの買取価格は下落する可能性があります。特に、家庭用電源（100V）で使用できる高出力モデルの登場は、旧モデルの価値を大きく変動させる要因となります。新製品の発表は、溶接・切断機器の専門展示会（例：4月、10月頃）や、自社のウェブサイト、カタログなどで告知されることが多く、この時期が価格変動の目安となります。
総じて:プラズマ切断機は、専門性が高い高価な工具であり、未使用品であれば比較的安定した買取価格が期待できます。特にインバータ制御のモデルは高効率・高性能であるため、需要が安定しています。高値で売却したい場合は、付属品（トーチ、アースケーブル、エアレギュレーターなど）が全て揃っており、本体に目立った損傷がないことが重要です。また、新モデルの発表前に売却を検討するのが賢明です。
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