【2025年版】各社スライドマルノコ・卓上マルノコ買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年8月22日

スライドマルノコ・卓上マルノコのリセールバリュー比較表
2025年の未使用品における買取相場情報をもとに、主要メーカーのスライドマルノコ・卓上マルノコのリセールバリュー(残価率)を比較しました。残価率は、ECサイトでの販売価格に対する買取価格の比率として算出しています。なお、2025年時点の具体的な買取実績は稀であるため、直近の未使用品買取相場情報を基に2025年の推定値を算出しています。
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | LS008G | ¥90,090 | ¥58,000 | 約64.4% |
| マキタ | LS600D | ¥54,424 | ¥34,000 | 約62.5% |
| HiKOKI | C3607DRA(K) | ¥99,884 | ¥59,000 | 約59.1% |
| HiKOKI | C3606DRA(K) | ¥79,044 | ¥49,000 | 約62.0% |
| kyocera | ATSS192 | ¥34,982 | ¥20,000 | 約57.2% |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。
スライドマルノコのリセールバリューについて
スライドマルノコは、その多機能性と高い切断精度からプロの職人だけでなくDIY愛好家にも人気が高く、未使用・中古市場問わず安定した需要があります。リセールバリューに影響する主な要素は以下の通りです。
ブランド力
マキタやHiKOKI(旧日立工機)といった業界大手メーカーのスライドマルノコは、その耐久性と信頼性、バッテリの拡張性等によって常に高い評価を得ています。特に高機能な上位モデルは、中古市場でも高値で取引される傾向にあります。
製品の状態
外観の傷の少なさに加えて、スライド機構のスムーズさ、レーザーマーカーの有無と動作の可否、そして動作音の状態が査定に大きく影響します。定期的なメンテナンスがされており、動作が正常で付属品が揃っているものは、高価買取が期待できます。
機能性と性能
大径材の切断が可能なモデルや、両傾斜、レーザーマーカー、LEDライトなどの付加機能、そして高い集じん能力を持つモデルは、その作業効率と利便性から需要が高く、リセールバリューも維持されやすい傾向にあります。特に最新のブラシレスモーター搭載モデルなどは、その性能の高さから中古市場でも重用されています。
各工具のリセールバリューの傾向と特徴
マキタ LS008G

傾向
マキタの40Vmaxシリーズの最新モデルであり、高い性能とブランド力によって非常に良好なリセールバリューを維持しています。プロの現場での需要が非常に高いです。
特徴
40Vmaxバッテリー対応の充電式スライドマルノコで、コードレスながらAC機に匹敵するパワフルな切断能力を持ちます。取り回しやすさと高精度な切断が求められる作業に適しており、最新のバッテリーシステムとの互換性も強みです。
マキタ LS600D

傾向
18Vバッテリーシステムのマキタ製品として、広く普及しており安定した需要があるため、堅実なリセールバリューを維持しています。
特徴
18Vバッテリー対応の小型・軽量な充電式スライドマルノコ。持ち運びやすく、内装工事などでの細かな切断作業に最適です。マキタの豊富な18Vバッテリーとの互換性も魅力です。
HiKOKI C3607DRA(K)

傾向
マキタに次ぐHiKOKIのマルチボルトシリーズは、その高い性能と耐久性からプロからの支持が厚く、安定したリセールバリューを示します。
特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の充電式スライドマルノコで、ハイパワーと高精度を両立しています。傾斜角度微調整機構が魅力で、正確な傾斜切断が可能です。
HiKOKI C3606DRA(K)

傾向
C3607DRA(K)と同様に、マルチボルトバッテリーシステムによる高い性能が評価され、良好な残価率を維持しています。
特徴
36Vマルチボルトバッテリー対応の小型・軽量な充電式スライドマルノコ。C3607DRA(K)よりもコンパクトで取り回しやすく、現場での機動性が求められる場合に適しています。6寸までの幅が切断可能な点もプロからの支持を得ている理由です。
Kyocera ATSS192

傾向
マキタやHiKOKIと比較すると、日本のプロ市場におけるシェアやブランド認知度の差から、リセールバリューは相対的に低くなる傾向があります。
特徴
コンパクトで取り回しやすい卓上マルノコですが、主要メーカーの同クラス製品と比較すると、中古市場での需要が限定的である可能性があり、それが残価率に影響していると考えられます。
各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向
スライドマルノコや卓上マルノコは高額なプロ向け工具であり、買取価格は一般的な電動工具よりも安定しやすい傾向にありますが、充電式モデルはバッテリー技術の進化や新モデルの登場による影響を受けやすいです。
マキタ
市場での圧倒的なシェアと信頼性により、買取価格は比較的安定しています。しかし、40Vmaxシリーズのような新世代バッテリーシステムの登場や、より高機能なモデル(例:無線連動機能の進化など)が発表されると、旧モデルの買取価格は下落する傾向にあります。マキタの新製品発表は通年行われますが、特に主力モデルの更新は**春先(3月〜4月頃)や秋口(9月〜10月頃)**に行われることが多く、その直前が旧モデルの売却に適したタイミングと言えます。
HiKOKI
マキタに次ぐ人気メーカーであり、36Vマルチボルトバッテリーシステムの普及が進んでいます。性能面での評価も高く、比較的高い買取価格を維持しますが、マキタの動向やHiKOKI自社の新モデル投入(特に軽量化や高精度化)によって価格が変動します。マキタと同様に、新製品発表のタイミング、特に8月〜9月頃は買取価格が下落しやすい傾向があります。
京セラ(Kyocera)
大手2社と比較すると、プロ市場でのシェアは限られており、買取価格は相対的に低めになる傾向があります。新製品の投入頻度も大手2社ほど高くないため、特定の時期に集中して価格が落ちるというよりは、市場全体のトレンドや競合他社の影響を緩やかに受ける形になります。リョービ時代からのブランドイメージや特定の機能に強みを持つ製品は一定の需要がありますが、より広い層へのアピール力という点では劣るため、買取価格が伸び悩むことがあります。
スライドマルノコは、その精度や耐久性が重視されるため、未使用品であることの価値は高いです。しかし、充電式モデルの場合は、バッテリーの技術革新が早いため、新型バッテリーや高出力モデルが登場する前に売却を検討することが、より高い買取価格を得るための重要なポイントとなります。また、付属品(特にバイス、集塵アダプターなど)が完備されているかどうかも、査定に大きく影響します。
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