【2025年版】各社インパクトレンチ買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年6月11日

インパクトレンチのリセールバリューについて、2025年の未使用品における買取相場情報と、各工具・メーカーのリセールバリュー傾向をまとめました。2025年の買取相場は、現在の市場価格を基にした推定値となります。

インパクトレンチの残価率比較表(2025年・未使用品)

メーカー型式ECサイト販売価格(税込)買取価格(未使用品)残価率(%)
マキタTW300DRGX約 59,000 円約 35,000 円約 59.3%
マキタTW004GRDX約 62,000 円約 33,000 円約 53.2%
HiKOKIWR36DD(2XPS)約 72,000 円約 28,000円約 38.9%
HiKOKIWR18DH(2XPZ)約 60,000 円約 27,000円約 45.0%
PanasonicEZ75A8LJ2G約 60,000 円約 26,000 円約 43.3%
PanasonicEZ7552LJ2S-H約 88,000 円約 29,000円約 33.0%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格) で算出をしております。

インパクトレンチのリセールバリュー比較

インパクトレンチは、電動工具の中でもインパクトドライバと並び需要が高く、中古市場でも比較的高値で取引されています。リセールバリューに影響する主な要素は以下の通りです。電動工具全般の買取価格はこちら

ブランド力と人気モデル

マキタやHiKOKIといった人気メーカーの主力製品は、その信頼性と性能から常に高い需要があり、リセールバリューを保ちやすい傾向にあります。特にプロユースのモデルは、中古市場でも人気です。

バッテリーシステム

最新のバッテリー技術(例:マキタの40Vmax、HiKOKIのマルチボルト)を採用したモデルは、作業効率やパワーに優れるため、より高いリセールバリューが期待できます。バッテリー自体の劣化は価値に影響するため、状態の良いバッテリーが付属していることが重要です。

製品の状態と付属品

使用用途から汚れが付着しやすい部類の工具であり、そのため、未使用品や使用感が少ないもの、そしてバッテリー、充電器、専用ケース、取扱説明書などの付属品がすべて揃っているものは、高価買取に繋がりやすいです。

リセールバリュー傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)

マキタ TW300D / TW004G

TW300D
特徴:マキタは電動工具市場で高いシェアを持ち、プロからの信頼が厚いです。TW300Dは18Vモデル、TW004Gは40Vmaxモデルであり、18Vモデルはバッテリのシェア率が高いことから、一定の需要をキープしています。また、TW004Gは18Vモデルに比べ、より高いパワーと作業能力を備えています。

リセールバリュー傾向:マキタのインパクトレンチは全体的にリセールバリューが高いです。40VmaxシリーズのTW004Gは、最新のバッテリーシステムと高い性能から、特に高値で取引される傾向にあります。中古品であっても、状態・セット内容によっては10,000円台後半から30,000円台で買取される事例もあります。TW300Dも人気モデルですが、販売されてから5年が経過しているため、今後はTW004Gと比較して、買取価格が下落する可能性があります。市場での流通量が多く、プロからの需要が安定しているため、型落ちしても一定の価値を保ちやすいです。

HiKOKI WR36DD / WR18DH

WR36DD
特徴:HiKOKI(旧日立工機)もプロ向けの電動工具で高い評価を得ています。WR36DDはマルチボルト(36V)対応のハイパワーモデルです。

リセールバリュー傾向:HiKOKIのインパクトレンチもマキタに次ぐ高いリセールバリューを誇ります。マルチボルトシリーズのWR36DDは、高出力と汎用性の高さから、中古市場でも非常に人気があります。未使用品の場合、28,000円程度の買取事例があります。WR18DHはWR36DDに比べると、二次流通市場での取引件数が少なく、具体的な買取相場情報は今回確認できませんでしたが、18Vクラスのモデルとして、軽量かつ低価格な点が評価され、一定の人気を集めているモデルであり、未使用の状態では27,000程度で買取されているようです。新モデルが出ると旧モデルの価格は下がりますが、マルチボルトシリーズは比較的価値が落ちにくいとされます。

Panasonic EZ75A8 / EZ7552

EZ75A8
特徴:パナソニックは、特定のニッチなプロ市場や設備工事などで根強い人気があります。EZ75A8はデュアル(14.4V/18V)対応のモデル、EZ7552は18Vモデルです。

リセールバリュー傾向:マキタやHiKOKIに比べると市場での流通量が少ないため、リセールバリューはやや変動しやすい可能性があります。EZ7552の未使用品で29,000円という買取事例が見られますが、これは状態や付属品、買取店の需要に左右される可能性があります。EZ75A8は、14.4Vと18Vの両方に対応したデュアルモデルです。Panasonicユーザーの中には長年愛用している方も多く、14.4Vバッテリーと併用できる点が、一定の支持を集めています。そのため、リセールバリューもPanasonic製品の中では比較的安定している傾向にあります。耐久性や特定の作業における使いやすさから一定の需要はあるものの、一般的にはマキタやHiKOKIの主力モデルと比較すると、リセールバリューの安定性は若干劣る可能性があります。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

共通の傾向

新製品の発売時期

各メーカーが毎年行うモデルチェンジや新製品の発表は、既存モデルの買取価格が大きく下がる主な要因です。特に最新モデルから数年経過すると、「型落ち品」として評価が下がりやすくなります。

時間経過

電動工具は技術の進化が早いため、時間が経つほど価値が低下します。不要になった工具は、なるべく早く買取査定に出すことが高価買取のコツです。

使用頻度と状態の悪化

バッテリーの劣化、本体の汚れ、傷、サビ、故障などは買取価格を大きく下げる要因となります。日頃の手入れが重要です。

季節的要因

建築業や工事業の繁忙期である春や秋は、電動工具の需要が高まるため、買取価格が上がる傾向にあります。逆に需要が減る時期には価格も下がりやすくなります。

 

メーカーごとの傾向

マキタ

最も人気があり、中古市場でも回転が速いため、価格の落ち込みは他社に比べて緩やかです。しかし、新型バッテリーシステム(例:40Vmaxシリーズ)が登場すると、旧世代(18Vなど)のモデルは相対的に価値が下がります。

HiKOKI

マキタと同様にプロ需要が高く、マルチボルトシリーズのような革新的な製品はリセールバリューを維持しやすいです。新モデル発表による型落ちの影響は受けますが、一定の人気は保たれます。

Panasonic

マキタやHiKOKIに比べて、新モデルへの移行による型落ちの影響が顕著に出やすい可能性があります。市場での流通量が少ない分、特定のモデルの需要が薄れると価格が大きく変動することがあります。

 

総合的に見ると、リセールバリューが最も落ちにくいのは、高機能なバッテリーシステムを持つマキタやHiKOKIの最新・主力モデル(特に40Vmaxやマルチボルトシリーズ)であると言えます。パナソニックも耐久性に定評があり、現行のデュアルシリーズについては一定の需要があります。どのメーカーの工具も、付属品を揃えて清掃し、新機種発売前に査定に出すことで、高価買取が期待できます。

電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。

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