【2025年版】各社ねじ切り機買取価格(リセールバリュー)比較まとめ

更新日:2025年10月21日

ねじ切り機のリセールバリュー比較表

ねじ切り機は、水道工事、ガス工事、空調工事などの配管工事に特化した専門性の高い工具です。一般的な電動工具と異なり、特定のプロフェッショナルなユーザー層に需要が集中するため、ブランドの信頼性、耐久性、そして性能がリセールバリューを大きく左右します。

メーカー型式ECサイト販売価格(目安)買取価格(未使用品)残価率(%)
REXF50A3¥373,662¥120,000約32.1 %
ASADABE25E¥159,200約¥55,000約34.5 %
MCCPMNA025¥165,193約 ¥50,000約30.3%

残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格あるいはメーカー希望小売価格) で算出をしております。

リセールバリューが低下しにくいねじ切り機

REX社のパイプマシンに代表されるねじ切り機は、主に水道管やガス管などの鋼管に、管と管を接続するためのおねじを加工する工具です。配管工事において、手作業では困難な正確かつ効率的なねじ山加工を可能にします。
種類と用途

小型・携帯型

持ち運びが容易で、現場での小規模な作業に適しています。

大型・据置型

工場や作業場での大量生産、大型配管のねじ切りに適しています。

 

ねじ切り機の中でも、リセールバリューが低下しにくいのは以下の特徴を持つ製品です。

専門メーカーの主力製品

REXやASADAといった、ねじ切り機を主力とするメーカーの主要モデルは、プロからの信頼が絶大であり、中古市場でも高い評価を維持します。

高い耐久性とメンテナンス性

構造が頑丈で、定期的なメンテナンスや部品交換を行うことで長期にわたって使用できる工具は、中古品としても安心して購入されるため、高値を維持しやすいです。

標準的なサイズと性能

汎用性が高く、多くの現場で使われるサイズのねじ切り機は、常に一定の需要があるため、リセールバリューが安定しています。大型のねじ切り機の場合、現在はほとんど使用されない規格のものもあり、そういったサイズは中古市場での販売が難しい場合もあります。

製品の状態と付属品

未使用品はもちろん、ダイス、オイル、専用ケース、スタンドなどの付属品が全て揃っているものは、高価買取に繋がりやすいです。

各のリセールバリューの傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)

REX(レッキス)

特徴
REXはねじ切り機・配管工具のトップブランドであり、業界内で圧倒的なシェアと信頼性を誇ります。耐久性が高く、メンテナンス性にも優れているため、プロからの評価が非常に高いです。代表的なモデルにはF50AシリーズやF80Aシリーズなどがあります。
リセールバリュー傾向
ねじ切り機の中で最もリセールバリューが高いブランドです。プロからの安定した需要があるため、買取価格は他のブランドに比べて高水準で安定しています。2025年の未使用品の場合、代表的なモデルであるF50AIIIやF80AIIIは、現在の市場価格から推定して、100,000円〜150,000円程度の買取相場が期待できます。モデルチェンジによる影響は受けますが、REXブランドの強固な信頼性により、旧モデルも一定の価値を保ちやすいです。

ASADA(アサダ)

特徴
ASADAもREXと並ぶ配管工具のトップメーカーであり、高品質な製品でプロからの信頼が厚いです。特に、小型で軽量なモデルや独自の技術を搭載した製品に強みがあります。
リセールバリュー傾向
REXと並んで非常に高いリセールバリューを誇るブランドです。競合であるREXと比べても、モデルによっては同等かそれ以上の買取価格になることもあります。2025年の未使用品の場合、代表的なモデルであるBE25EやBE800は、現在の市場価格から推定して、50,000円〜150,000円程度の買取相場が期待できます。小型・軽量なモデルは、取り回しの良さから需要が高く、リセールバリューも安定しています。

MCC(松阪鉄工所)

特徴
MCCも配管工具の専門メーカーとして知られ、プロから高い評価を得ています。REXやASADAと比較されることが多く、コストパフォーマンスに優れるモデルも多いです。
リセールバリュー傾向
REXやASADAに次ぐリセールバリューを持つブランドです。製品の品質は非常に高いものの、ブランド力では上記2社にわずかに劣るため、買取価格もやや落ち着く傾向にあります。2025年の未使用品の場合、代表的なモデルであるPMNA025やPMNC120は、現在の市場価格から推定して、50,000円〜100,000円程度の買取相場が期待できます。プロ向けの信頼性は高く、大幅に価値が下がることは少ないですが、競合の動向によっては買取価格が変動する可能性があります。

各メーカーの買取価格が落ちる時期の傾向

共通の傾向

新製品の発売時期

ねじ切り機は頻繁にモデルチェンジが行われる工具ではありませんが、後継機や新型モデルが発売されると、旧モデルの買取価格は下がります。特に、より軽量化されたり、新しい機能が追加されたりした場合、旧モデルの価値は大きく下がります。

時間経過

製品は使用していなくても、時間が経つにつれてメーカー保証が切れたり、流通しているモデルが古くなったりするため、価値は低下します。不要になった工具は、なるべく早く買取査定に出すことが高価買取のコツです。

使用頻度と状態の悪化

本体やダイスの摩耗、オイル漏れ、サビ、故障などは買取価格を大きく下げる要因となります。定期的なメンテナンスと清掃が非常に重要です。

 

メーカーごとの傾向

REX / ASADA

これらトップブランドは、新製品の発売による旧モデルの価格下落は避けられませんが、その下落率は他社に比べて緩やかです。これは、プロからの絶大な信頼と、中古市場でも品質が評価されるためです。

MCC

競合のREXやASADAが新製品を投入すると、中古市場の需要がそちらに流れ、買取価格が影響を受けることがあります。しかし、MCCの製品自体は安定した品質を持つため、極端な価格下落は少ないでしょう。

総合的に見ると、ねじ切り機においてリセールバリューの低下が最も少ないのは、REXとASADAの主力モデルであると言えます。これらのメーカーは、専門性が高い工具市場で確固たる地位を築いており、そのブランド力と製品の信頼性が安定した買取価格を支えています。

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