【2025年版】各社スクリュードライバー買取価格(リセールバリュー)比較まとめ
更新日:2025年6月27日

電動工具のリセールバリューについて、2025年の未使用品における買取相場情報と、各工具・メーカーのリセールバリュー傾向をまとめました。2025年の買取相場は、現在の市場価格を基にした推定値となります。
スクリュードライバーの残価率比較表(2025年・未使用品)
| メーカー | 型式 | ECサイト販売価格(目安) | 買取価格(未使用品) | 残価率(%) |
|---|---|---|---|---|
| マキタ | FS600DZ | ¥35,970(税込) | ¥12,000 | 33.4% |
| マキタ | FS455D | ¥35,970(税込) | ¥11,000 | 30.6% |
| HiKOKI | W36DYA(NN) | ¥44,330(税込) | ¥12,000 | 27.1% |
| HiKOKI | W12DA | ¥41,580(税込) | ¥12,000 | 28.9% |
残価率[%] =100×(当社買取価格 / ECサイト販売価格) で算出をしております。
スクリュードライバーのリセールバリュー比較
スクリュードライバーは、インパクトドライバーと比較すると専門性が高く、一般ユーザーよりもプロの職人からの需要が中心となります。その為、販売・買取額の変動が少ないという傾向があります。リセールバリューが低下しにくいのは、以下の特徴を持つ製品です。
プロからの信頼と特定用途の需要
内装業やボード張りなど、特定の作業で頻繁に使用されるモデルは、プロからの安定した需要があり、リセールバリューを保ちやすいです。
最新のバッテリーシステム
マキタの40VmaxやHiKOKIのマルチボルトのような最新バッテリーシステムを搭載したモデルは、作業効率やパワーに優れるため、高価買取に繋がりやすいです。
製品の状態と付属品
未使用品や使用感が少ないもの、そしてバッテリー、充電器、専用ケース、取扱説明書などの付属品がすべて揃っているものは、高価買取に繋がりやすいです。
各工具のリセールバリューの傾向と特徴(2025年 未使用品買取相場を含む)
マキタ FS600D / FS455D

特徴:マキタのスクリュードライバーは、軽量で取り回しやすく、ボードの締め付け作業などで高い評価を得ています。FS600Dは18Vモデル、FS455Dは14.4Vモデルで、どちらも静音性とねじ締め速度に優れており、手持ちのバッテリの種類によって選択ができる点が魅力です。
リセールバリュー傾向:マキタのスクリュードライバーは、プロからの需要が安定しているため、全体的にリセールバリューは良好です。
FS600Dは、18Vモデルとして現行の主力製品であり、未使用品であれば20,000円〜30,000円程度の買取相場が期待できます。
FS455Dは14.4Vモデルであり、FS600Dに比べて買取相場はやや下がる傾向にあります。未使用品であれば15,000円〜25,000円程度と推定されます。
静音性や独自のねじ締め機構など、特定の作業に特化した機能が評価され、需要が続くため、型落ちしても一定の価値を保ちやすいです。
HiKOKI W36DYA / W12DA

特徴:HiKOKIのスクリュードライバーは、パワフルなねじ締めと耐久性が特徴です。W36DYAはマルチボルト(36V)対応のハイパワーモデルで、W12DAは10.8Vの軽量コンパクトモデルです。
リセールバリュー傾向:HiKOKIのスクリュードライバーもプロからの評価が高く、特にマルチボルトシリーズは人気です。
W36DYAはマルチボルトシリーズのハイエンドモデルであり、高出力と汎用性の高さから、中古市場でも高い人気があります。未使用品の場合、12,000程度の買取相場が期待できます。
W12DAは10.8Vのライトユーザー向けモデルですが、狭い場所での作業や軽作業で需要があります。上向き作業ではバッテリと本体の総重量が軽いことが重要視されるため、未使用品であれば12,000円程度の高額で買取されています。
各メーカー共通の買取価格が落ちる時期の傾向
共通の傾向
新製品の発売時期:各メーカーが毎年行うモデルチェンジや新製品の発表は、既存モデルの買取価格が大きく下がる主な要因です。特に最新モデルから数年経過すると、「型落ち品」として評価が下がりやすくなります。
時間経過:電動工具は技術の進化が早いため、時間が経つほど価値が低下します。不要になった工具は、なるべく早く買取査定に出すことが高価買取のコツです。
使用頻度と状態の悪化:バッテリーの劣化、本体の汚れ、傷、サビ、故障などは買取価格を大きく下げる要因となります。日頃の手入れが重要です。
市場の需要変化:建築工法の変化や新技術の登場により、特定の工具への需要が減少すると、買取価格にも影響が出ることがあります。
メーカーごとの傾向
マキタ:最も人気があり、中古市場でも回転が速いため、価格の落ち込みは他社に比べて緩やかです。しかし、新型バッテリーシステム(例:40Vmaxシリーズ)が登場すると、旧世代(18Vや14.4Vなど)のモデルは相対的に価値が下がります。
HiKOKI:マキタと同様にプロ需要が高く、マルチボルトシリーズのような革新的な製品はリセールバリューを維持しやすいです。新モデル発表による型落ちの影響は受けますが、一定の人気は保たれます。
総合的に見ると、スクリュードライバーにおいてリセールバリューの低下が最も少ないのは、マキタとHiKOKIの最新バッテリーシステムを搭載した主力モデル(マキタのFS600DやHiKOKIのW36DYAなど)であると言えます。これらはプロからの需要が高く、性能面でも市場のニーズを満たしているため、新品・中古品問わず安定した買取価格が期待できます。
電動工具の買取価格や査定方法について詳しく知りたい方は、ツールオフの電動工具高価買取ページで最新情報をご確認ください。
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