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ガスコンロの人気メーカーと代表機種ご紹介
更新日:2022年4月26日
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ガスコンロの人気メーカーと代表機種ご紹介
引っ越しの多い季節柄、そろそろガスコンロの購入を検討されている人も多いと思います。
ただ、そう頻繁に購入・買い替えをするものでもないので、いざ買うとなると「どのメーカーの、どんなものが良いのか?」と迷ってしまう人も多いはずです。
1から特長や強みをリサーチして選んでいくのも大変なエネルギーが必要で面倒ですね。
今回は、ガスコンロでとくに有名なメーカー4つについてその特色と、人気のある代表機種をご紹介していきます。
ぜひガスコンロ選びの参考にしていただければ幸いです!
ガスコンロの主力メーカー4選
知名度・シェア共に断トツのリンナイ
リンナイは、愛知県に本拠を置く1920年創業の歴史ある会社です。
現在ではガス給湯器の大手として有名ですが、もともとは石油コンロの卸売り会社として創業されました。
国内で長らく「ガスとエレクトロニクス」というキャッチフレーズを用いてきたこともあり、ガスコンロについては国内の本家本元ということもできます。
メーカーとしては技術志向が高い(細部にこだわる)ということが有名で、かつては「営業のパロマ、技術のリンナイ」とも言われてきました。
リンナイのガスコンロの特色としては、以下のようなものがあります。
〇全体として耐久性に優れている…
リンナイ製ガスコンロは、天板にドイツ・ショット社のセランガラス使用していることで有名です。
これは耐久性にも優れていますがリンナイ独自の「イージークリーン」技術も加えたことで、「汚れにくく、掃除もしやすい」という特色があります。
〇グリルに焼き網が必ずついており高機能…
リンナイ製ガスコンロの場合、必ず焼き網が標準装備されているので焼き魚などを多く料理する人には特に便利です。
またグリル使用の場合煙が気になりますが、ビルトインガスコンロである「Lisse(リッセ)シリーズ」など「スモークオフ機能」が搭載されている機種もあり、その場合グリル内専用バーナーで煙を81%、匂いを99%カットししてくれます!
またほとんどの機種で無水調理が可能なのもうれしいですね!
〇調理器具も人気です…
リンナイの場合、ガスコンロだけでなく調理に便利な器具にも人気があります。
コンロ上・グリル内ともに使用できる無水調理・グリル調理用の「ザ・ココット」や、「ココットプレート」など専用調理器具がリリースされており人気を博しています。
リンナイを代表するハイモデル「Lisse(リッセ)」…
数多くの人気シリーズを抱えるリンナイのガスコンロにあって、ビルトインタイプの「顔」ともいえるのがこのLisse(リッセ)になります。
特色としては特にグリル部分で「スモークオフ機能」が付いていることで、高機能の専用バーナーで焼き切ることで煙を81%、匂いをなんと99%カットに成功。 清潔感を持って焼き物調理ができます。
またバーナー周りの温度上昇を抑えて焦げ付きを防止し、掃除しやすくする「イージークリーン」機能や、グリル内で高度な調理が可能な「ココットプレート」など、リンナイの技術の粋を集めています!
伝統の老舗メーカー・パロマ
パロマもリンナイ同様、愛知県に本拠を置く会社で創業についても1911年に「小林瓦斯電気器具製作所」としてスタートするなど大変歴史ある会社です。
やはりガス機器をメインに成長してきた会社だけあり、ガスコンロについてもクレア・フェイシス・ブリリオ・シストなど幅広いラインナップを持ちます。
パロマのガスコンロの特色としては以下のものがあります。
〇天板にホーローとガラスを組み合わせた「ハイパーガラスコート」を使用
ホーロー素材の上に二層のガラスコーティングをすることで、安価なホーロー素材よりも強度と耐久性が増し、ガラスよりも安価なのでコスパにも優れます。 見た目・デザインも優れているので人気があります。
〇グリルに安全性を高める「フレームトラップ」仕様を採用
焼き魚などをしていると炎が引火してびっくりしてしまうことがありますよね。
しかしこの機能により万一引火した場合も排気口の仕様で炎の漏れを防ぎ、火災を防止しやすくなる安全仕様です。
これはパロマの独自技術になります。
パロマの据え置き型ガスコンロの人気機種「エブリシェフ」…
パロマもまた、ビルトインタイプ・据え置きタイプで数多くの人気シリーズを抱えています。
その中の据え置きタイプで特に人気の高いシリーズを紹介するとしたら「エブリシェフ」でしょう。
特色としてはゴトクの形状が掃除しやすく、またゴトク周りに「シールドトップ」機構を採用していることで、汁や汚れがたまりにくく掃除がしやすいです。
また安全にも配慮されていて「あんぜんモード」にて短時間での自動消火モードを選択可能なのも安心ですね。
グリル部分についても「オートメニュー」が搭載しているので焼き加減を指定した自動調理が可能となっています。
高火力などに定評があるハーマン
ハーマンは、もともとは大阪ガスグループの会社だったのですが現在(2001年以降)はガスコンロで同じく定評がある「ノーリツ」の子会社となっています。
ガスコンロについては技術力に定評があり、ノーリツ以外にもTOTOや大阪ガスへOEM製品を供給していることでも知られていますね!
ハーマンのガスコンロの特色としては、以下のようなものがあります。
〇「超高火力」など、火力調節に一日の長あり…
通常は左右どちらかで可能な「高火力」を、左右どちらでも使用可能にしたり逆に「ダブルとろ火」にすることを可能にするなど、火力調節の妙が最大の特色です。
また家庭用ガスコンロとしては最大の火力を出すことができる機種もあるので、特に火力にこだわりのある人にはお勧めのメーカーになります。
ハーマンのハイモデルである「プラス・ドゥ」…
ハーマンもビルトイン・据え置き両方のタイプにおいて、「スマートコンロ」や「メタルトップ」など人気シリーズをいろいろリリースしています。
その中にあって最もハイモデルといえる高機能シリーズがビルトインタイプの「プラス・ドゥ」であるといえるでしょう。
最大の特徴としては何といっても、家庭用として最大火力である4510kcal/hを出すことが可能という点です。
また3つのコンロの操作ツマミを天板の上に配置することで、視認性や操作性を向上させることに成功。
グリルについても上下個別に火力4段階上下切替ができるなど、ハーマンの特徴である高火力・調節能力をいかんなく発揮可能です。
ビルトインガスコンロの先駆者・ハーマンの親会社であるノーリツ
ノーリツはガスコンロの国内シェア約3割を占める第2位の大手ですが、創業については1951年と、他社と比較すれば比較的新しいメーカーです。
もともとは「能率風呂」という風呂釜の販売からスタートしたのですが現在ではガスコンロ以外にもキッチンやバスの住宅設備品・給湯器などを幅広く扱っており、メーカーとしてはそうした販売力も強みとなっていますね。
現在ガスコンロの同業メーカーである「ハーマン」も、ノーリツの子会社であることはよく知られています。
ノーリツ製ガスコンロの特徴は、以下の通りです。
〇天板・ゴトク部分の掃除がしやすいよう工夫されている…
ノーリツ製ガスコンロの天板部分には「親水アクアコート」という、一言でいうと汚れを浮き上がらせ落としやすくする仕様が採用されています。 またゴトクについても掃除により汚れが落ちやすい「ラッピングゴトク」(ゴトクとバーナーが一体化している)を採用する機種もあるなど、ともかく手入れがしやすいよう工夫が凝らされています。
〇グリルについては「匂い消し」が一番の特色…
ノーリツ製ガスコンロのグリルについては、ともかく選択の余地が多いのがありがたいですね。
焼き網搭載の有無によってグリルでできることの幅が広がるので柔軟なニーズに対応できます。
また一番の特色としては、庫内に残った匂いを「空焼き」することで断ち切ってしまう「グリルクリーンモード」で、こちらは臭いだけでなくべたつきも落とせる優れものです。
ノーリツ製ビルトインコンロの集大成「ピアット(Piatto)」…
ピアットはノーリツ製ビルトインコンロの人気モデルで、天板やグリルのタイプもニーズに応じて選べるなど、カスタマイズも可能になっています。
天板・コンロ部分の特色としてはやはり掃除のしやすさで、天板は親水アクアコート(前述)仕様でふき取りやすいガラスタイプと、アルミにテフロン可能を施してふき取りやすくした「ラックリーナ」タイプがあります。
またグリルについても様々な自動調理に対応した「マルチグリル」と、味わい重視で焼き上げる「焼き網グリル」を選ぶことができます。
グリルの大きさそのものについてもマルチグリル・ワイドグリル・ライトとタイプが選べることもあり、カスタマイズ性もかなり高いモデルといえそうです!
ガスコンロについては単に煮炊きが不自由なくできればいい…という人もいますが、年単位で毎日使っていくものなので安全性だけでなく仕様によって周囲の汚れ・臭いなども左右されてきます。
掃除しやすさか、臭いか、火力か、など人によってガスコンロ選びで重視するポイントは異なると思いますが、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです!
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