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竹田の部屋

    粉砕機チッパーの人気メーカーと機種まとめ

    投稿日:2021年12月2日

    本日の
    スタッフ
    岡野

     

    粉砕機チッパーはサイズなどにより単にチッパー、粉砕機、木材チッパー、ガーデンシュレッダー、チッパーシュレッダーなどと呼ばれることがありますが、剪定した枝や間伐材などを粉砕する機械です。
    減容と言って、単にかさばる木材の「かさ」を減らす目的で粉砕することもありますが、切削チップを使用したバイオマス発電や、木材ペレットへの再利用、またおが粉にして家畜用に使用する用途なども出てきており、ニーズも高まってきている農機と言えます。
    家庭の庭木用から1日5トン以上処理できるタイプの大型まであるのですが、各メーカーが出している商品や特色についてまとめていきます。

     

    粉砕機・チッパーが選ばれるポイントとは

     

    小型の「園芸用」であれば粉砕方式で選ぶ

     

    小型のものは「園芸用粉砕機」「ガーデンシュレッダー」などとも言われ、選定などで出る園芸ゴミ(木の枝など)をチップ状に粉砕してくれます。
    基本的にはごみの減量が目的ですが粉砕チップの再利用も可能です。
    園芸用粉砕機の場合は粉砕方法として「ギア式」と「回転式(ディスク式)」の2つに大別されるので、メリットデメリットを見てどちらかをまず決めます。
     
    ○ギア式…
    回転するギアの力で粉砕していく方法で、特徴としてはそれほど音が出ないこと、また自動的に巻き込み粉砕を進めるので枝を手で押し込んでいく手間が省けるという点です。ただそれほどパワフルではないので「細かく粉砕」するためには繰り返し操作する必要があり、その手間はかかります。
     
    ○回転式(ディスク式)
    高速回転する刃で粉砕していくのでパワフルで、迅速に作業が進められます。
    ただ騒音が出やすいこととディスク部分(刃)は消耗品として交換が必要になっていきます。
     
    どの程度の作業能率を求められるのか、騒音の影響はどうかなどを配慮して選んでいきたいですね。

     

    中・大型は木材の太さと、粉砕後の用途が重要

     

    一方大型になってくると雑木林などの選定・伐採時に出る本格的な太い枝などを粉砕していくことになります。
    こちらは単に「粉砕機」「木材チッパー」などで呼ばれることが多いです。
    これを選んでいくうえでのポイントは、第一に「どのくらいの太さの木まで粉砕できるか」という点です。
    一般に直径5cm~50cm程度まで対応しているものが多いのですが、太い木材でも粉砕できるタイプはもちろん、コストも上がっていきます。
     
    もう一つは粉砕後の用途に応じたカット方式です
    ○破砕チップ…マルチング材や、畑の肥料として再利用可能です。砕いて作るためハンマークラッシャーと言われる方式で作られていきます。
    ○切削チップ…バイオマス発電に利用できます。粒が大きく刃物で切削して生産されるので、それに合った粉砕方式のチッパーが必要になります。
    ○おが粉…おがくずよりさらに小さい粒になります。こちらは畜産用の敷物として活用されたりします。
    「出来上がるものは何でもいいので、ともかくゴミの量を減らしたい」という場合もありますが、そういうケースではハンマークラッシャー方式のものが多く使われるようです。
     
    このほかにも定置式という固定タイプか、動かすのであれば手押し式か自走式か、またトラックなどに搭載するタイプかなど移動方法によっていろいろな機種があります。

     

    粉砕機チッパーの人気メーカーと代表機種

     

    山善

     

    山善は身近な家庭用機器メーカーとして有名ですが、初心者や力の無い人でも扱いやすいタイプの家庭用粉砕機(ガーデンシュレッダー)も複数販売しています。
    緑のボディがトレードマークで、それほどかさばらないタイプのものがそろっていますが、園芸用で人気のある物としてはYRM-35Aでしょうか。
    特徴としては何といっても静音なことで、35mmまでの太めの枝もどんどん作業してくれます。
    キャスター式なので移動もかなり楽で、小回りの利くタイプの製品です。

     

    リョービ(京セラインダストリアルツールズ)

     

    釣り具や電動工具メーカーとして知名度が近いのがリョービブランド。
    母体が京セラになってからもブランド力は健在で、ガーデンシュレッダーと言われる家庭用・園芸用のチッパーでは強いメーカーです。
     
    特にGS-2020 669000Aは一番の人気商品と言っても過言ではなく、直径30mmまでを強力粉砕するギア式の機構を備え、マルチング材として再利用できる破砕チップを生産します。
    付属品として保護メガネや押し込み棒も付いているのもありがたいですね。

     

    キンボシ

     

    幅広く園芸用品を取り扱っているメーカー「キンボシ株式会社」も、粉砕機チッパーでは有力な選択肢です。
    色々なタイプが出ていますがガソリン駆動のハイパワータイプも存在感があります。
     
    同社の人気製品としてはグリーンミルQuietシリーズがあり、特にMLG-1520は人気です。
    こちらは電気式なのですが静音性もいいので住宅地などの作業にも向いていて、ギア式で生木であれば最大35mmまで対応できます。
    モーター焼損防止機構や復帰スイッチなどの安全機構も充実しており、延長コード10mを本体コードと一体化することでコード接続部分の消耗も軽減しています。

     

    ハイガー(HAIGE)

     

    黄色いボディが目印のハイガーは、特に除雪機や草刈り機・チェーンソーやブロワーなどアウトドア関係についてコスパのいいリーズナブルな機種をそろえているメーカーです。
    安さの理由の一つとして中国製の製品を多く扱っているということがあり不安がられることもあるのですが、その分アフターフォローアフターフォローやパーツ販売、修理できる拠点拡充などにも熱心なメーカーさんです。
    公式オンラインショップでは専用消耗品などの販売も充実しているのもうれしいですね。
     
    粉砕機としては今まで紹介してきたものよりかなり強力なのがHG-65HP-GGS ガーデンシュレッダーです。
    エンジン式(7.0馬力)でチッパーナイフ型の切断ということで、圧倒的な速さで粉砕を進めていくことができます。
    大きさも105mmまで対応しており、普通の枝以外に木材や竹なども粉砕可能という優れものです。
    (枝の重みなどで半自動粉砕を進めていくことができます)
    排出口がラッパのように大きくそこから飛び出してくるのですが、向きや角度が調整可能なのでトラックの荷台に放出するなど、いろいろ工夫可能です。

     

    ミナト電機工業

     

    農機やガーデニング用品などを数多く出しているミナトも、静音型ガーデンシュレッダーを販売しています。
    看板製品のMGS-1510Siは電気式(コンセント)1500Wで、10mのロングコードがあるので広範囲で使用できること、また逆回転機能があり詰まりをスムーズに解消できること、また太めの枝木と小枝で投入口を分けることによりスムーズな粉砕ができること、ギア回転式でオーソドックスな35mm程度までの枝に対応できることなどから家庭用として痒い所に手が届く商品と言えそうです。

     

    粉砕機・チッパーについては他にも高儀・ヤードフォース・ベルソス・セフティー・インターファームプロダクツなど数多くのブランドが参入しています。
    数としてはやはり家庭用・園芸用のタイプが多く、目的としては再利用よりゴミの容積を減らしていくのに便利…というものがボリュームゾーンなのですが、メーカーごとに大型のものまで本当にバリエーションが富んでいます。
    ここで紹介できないものも数多くありましたのでメーカーページなどで調べてみることもお勧めです!

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