投稿日:2019/07/10

マキタのインパクトドライバー 特徴

マキタのインパクトドライバー 特徴

目次
  1. 1.ブラシレスモーター
  2. 2.楽らく4モード(TD171DRGX)
  3. 3.互換性のあるバッテリー

ブラシレスモーター

マキタのインパクトドライバーの特長は高出力のブラシレスモーターを搭載していることです。
ブラシレスモーターはカーボンブラシを使用していない事です。

カーボンブラシを使用しない事のメリットは
・カーボンブラシの消耗で交換が不要
・小さく軽量なこと
などです。
カーボンブラシの交換が不要なことでブラシモーターに比べてメンテナンスの手間が省ける事と電磁ノイズを減少する事が出来ます。
電磁ノイズはカーボンブラシと整流子の間で電気火花が発生し大量に発生する事があります。
カーボンブラシと接触する整流子が不要な為、小さく軽量化が出来ます。
また、ブラシレスモーターはブラシモーターに比べてエネルギー効率が良い事や防塵・防滴が良い事が挙げられます。
デメリットは制御回路が必要なことと価格が高い事です。

楽らく4モード(TD171DRGX)

楽らく4モードは1.木材2.ボルト3.テクス用「薄板」4.テクス用「厚板」をボタンをワンタッチで切り替える事が出来ます。
今までは作業内容ごとにトリガーの引き加減で調整を行いながらの作業でしたが、モードを合わせる事で自動でトルクを調整します。
1.木材モード
木材モードは最初はゆっくりと閉め始めて自動変速で最高速で締めます。
最初から最高速ではない理由はネジが倒れる事の防止やカムアウトでうまく打ち込めない事の防止になります。

2.ボルトモード
ボルトモードは正転時の場合は瞬時に最高速になり、逆転時はナットが緩むと停止します。
ボルトの締め作業はすぐに締める事ができ、緩める際もオートストップになります。

3.テクス用「薄板」モード
ビスの貫入後に打撃を自動で感知し、停止します。
通常モードなどで行うと締め過ぎる事や頭をなめてしまう可能性があります。

4.テクス用「厚板」モード
ネジの頭とび・カムアウトを防止するモードになります。
速度が高速から中速に変化します。

また、4つのモードの内1つを登録する事で、登録した1つのモードをワンタッチで切り替える事が出来ます。
以上4つのモードをTD171DRGXは備えています。

互換性のあるバッテリー

マキタのインパクトドライバーで18Vのバッテリーを使用していることが多いです。
マキタの18Vのバッテリーは互換性の高さは他のメーカに比べても数多くの工具とあります。

例えばHIKOKIのバッテリーは36Vのマルチバッテリーは互換性のある18Vの製品には使用できますが、互換性の無い18Vの製品や18Vのバッテリーは36Vの製品に使用する事は出来ません。
HIKOKIのマルチボルトの記事はこちら
マキタは36Vのバッテリーは販売されておらず18Vのバッテリーを2個使用する事で対応しています。

デメリットはHIKOKIの36Vのバッテリーに比べて2個使用するので大きくなっていることです。
マキタの18Vのバッテリーは1.5Ahから6.0Ahの大容量まであります。